単語記事: 少年法

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少年法とは、日本法律の一つである。

概要

少年というが少女も対である。簡単に言えば少年少女刑事事件に関する刑事訴訟法。少年少女の更生の可性を考えて成人とは異なる刑、処置を課す法である。具体的には少年院送致、実名報道を避ける努義務(強制ではない)、刑の減刑(18歳未満の者は死刑にならない)などがある。

議論 

ぶっちゃけ精神障害者の免責と並んで評判の悪い法律である。止すべきというも多い。理由は被者の感情、また死刑にならないことで少年少女悪事件を起こす、(ようするに犯罪の低年齢化)そうでなくても保護処分など軽い処分のせいで図に乗るという意見が多い。実名報道死刑は科すべきであるというわけである。

その一方で少年少女の責任の問題から維持すべきという意見もある。これはどういうことかというと、「少年大人と同じ罰を与える=大人と同じ責任があると判断する」ことを意味するから、例えば少年自動車運転免許選挙権を与えても良いことになるし、性風俗に走っても自己責任として片付けられ、守られなくなってしまう恐れがあるからである。「少年に対し大人と同様の刑罰を負う義務だけを与え権利を与えないことは人上あってはならないことである」という観点から、少年法を支持する者も居る。また、少年法があるから補導や裁での審判・保護観察が出来るのであり、少年法止されると却って非行少年が野放し状態になってしまう。ゆえに「少年法があるから非行少年が図に乗って犯罪を犯すというは誤りである」という意見もある。
いずれにしても、犯罪を犯した場合は大人と同じ刑罰を課し、その一方で権利に関しては「子供だから」という理由で制限を課すことは大人少年に対してダブルスタンダードを強いることを意味するものであり、憲法が保障する法の下の等に反する可性が高い。
また少年に対し事件や事故の責任を大人と同じ重さで負わせるということは、同時に親の監督責任を全否定することを意味するものであり(子供も大人と同じ責任=子供も1人の人間=親や周りの大人に責任はない、という理屈になる)、少年・子供にとって過酷な(=大人に都合の良い)社会が形成されてしまい、子供の未来に閉塞感を与えてしまうことが懸念されることなどから、少年大人と同じ罪の責任を被せることは好ましくないと言わざるを得ない。

実名報道の禁止に関しては少年法61条が根拠とされているが、それ以前に同法第1条の条文を読み解くと、少年といえど悪犯は非行の範疇外であると捉えることもできる。ゆえに61条の規定や人権にする弁護士らを恐れて萎縮し、あらゆる少年犯罪の実名報道自粛するマスコミ自体を非難するも挙がっている。

死亡者が1人の殺人罪や交通死亡事故などの重過失致死罪のように、大人であっても死刑にならないか、死刑となる可性が極めて低い犯罪に対し有期刑が下された場合も少年法のせいにするがよく挙がる。確かに少年の場合刑が大人よりも1段階軽くなるのが相場と言われているが、死刑々の話となるとそもそもが筋違いな大人でも死刑にならない=刑法による刑罰の重さの問題)になってしまうのであり、少年法とは別の問題として捉える必要がある(→死刑存廃問題の項も参照)。

ちなみに「18歳未満少年死刑を適用することが出来ない理由は少年法があるからである」というのは誤解であり、これを禁じているのは「児童の権利に関する条約」という際法の方である。この条約では第1条で18歳未満の者を「児童」と規定し、第37条で児童の死刑及び終身刑を禁じているほか、第3940条においても少年犯罪者に対し相応の配慮がされるよう事細かく書かれている。

この条約に批准している国家196193である。もしこの条約を破棄したり、例えば少年に対する死刑の執行を可にするため第37条aを留保するなど、条約の理念に反する形で留保をしたりすれば、社会における日本の立場がどうなってしまうかは想像に難くないであろう。…ただ、批准していない3カのうちの1つにアメリカ合衆国が含まれているのだが(一応署名はしている)。

仮に少年法を撤したところで、(18歳以上の者についてはともかくとして)犯行当時18歳未満であった者に死刑刑・適用することは際法違反の観点から到底不可能であることは現実として受け入れておかねばならない。

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読み:ショウネンホウ
初版作成日: 16/02/10 00:10 ◆ 最終更新日: 16/09/04 16:46
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少年法について語るスレ

253 : ななしのよっしん :2016/09/21(水) 12:13:22 ID: psiN/Pk+4J
>>252
日本は加者の人権が被者より丁重に扱われて不だ!」と口をえて彼等は訴えるが、
者感情によって量刑が上下する事こそ正ではないという視点はない。

>均から突出した思想を持ってる人には物足りなさを感じる、それは当然のこと。
>そう思いたきゃ騒ぐがいいさ、どうせそんな訴え通りゃしねえよ、とは思いますね。

するつもりもないが自分が何か独善的な行動を起こしても「かが理解してくれる」とでも高を括る…
はっきり言って甘ったれているのは他ならぬ自分であることに気づいてないんです。
ええ歳した大人が大勢そうだと思うと心底呆れかえりますね、はい。
自分達の正義感が普遍的なものだと決めつけた時に多くの悲劇が人類史で行われてきた歴史も知らない。
254 : ななしのよっしん :2016/09/24(土) 07:18:35 ID: OXxzLcYSNr
大昔に某大物芸人人をスクープした週刊誌の編集部へ殴りこんだ時にその暴力を支持する市民が多かったし
忠臣蔵なんてただの集団闇討ち事件が未だに評価されてる位だから
255 : ななしのよっしん :2016/09/24(土) 16:58:23 ID: 90YWpCc8HJ
あと、「極度の貧困や耐えがたい仕打ちに対する反逆など、止むに止まれず犯罪を犯した少年に対してのみ少年法を適用し、他人の命を何とも思わない極悪非で更生の余地がい悪ガキには少年法の適用対外にせよ」というに関して思うことだけど、
この理屈は先日長谷川豊が人工透析患者に噛み付いた理屈と全く同じなんだよね
(やむを得ない透析患者だけ保険適用し、不摂生が祟って腎不全になった透析患者の医療費は全額自己負担にしろ、自己負担で払えないなら殺せ、とか言って物議を醸したヤツ)。

両者に共通する問題点は、救うべき人と救う価値のない人とを客観的な視点から正に線引きして分ける術がないこと。線引きが出来ない以上、全ての該当者を等に扱う以外に方法はない。
更生が可少年不可能少年を見分けられるという幻想を抱いている愚か者の多いこと。
見分けがつかないから、更生可少年を取りこぼさないために更生の見込みがほぼさそうば少年もひっくるめて救うことの方が、前者はもちろん後者に対しても更生の可性を潰さないという意味で十分理に適っている。
256 : ななしのよっしん :2016/09/24(土) 17:05:16 ID: 90YWpCc8HJ
>>254
一発殴って終わりのつもりが、子たちが暴れて大暴動になってしまった。
集団心理の怖さを知らなかったんだな。

暴力は支持しないが、写真週刊誌に対して
「そこまで追いつめて取材する必要もねえだろ」とも同時に思ったな。
そういう意味では、昨今の不倫報道を見る限り週刊誌側は全く懲りてないなと感じる。
あの不倫報道もそこまで追いかける必要もなければ、暴く必要もない。
そのうちメディア側に何か起きても知らないよ、とは思ってる。
257 : ななしのよっしん :2016/09/24(土) 17:19:59 ID: /t5ty/xvXC
逆に言うと更生が可不可能かが分からないなら両方切り捨てるって案もあるんだよなぁ
あと人間様が判断できないならコンピューターで判断すればいいじゃん
サイコパスみたいな感じで基本やっていって同様に例外がでたら異端として問答用で処分すればいい
258 : ななしのよっしん :2016/09/24(土) 22:46:40 ID: psiN/Pk+4J
>>255
>両者に共通する問題点は、救うべき人と救う価値のない人とを客観的な視点から正に線引きして分ける術がないこと。線引きが出来ない以上、全ての該当者を等に扱う以外に方法はない。更生が可少年不可能少年を見分けられるという幻想を抱いている愚か者の多いこと。
>見分けがつかないから、更生可少年を取りこぼさないために更生の見込みがほぼさそうば少年もひっくるめて救うことの方が、前者はもちろん後者に対しても更生の可性を潰さないという意味で十分理に適っている。

少年法に例外を設けよとする明正大な線引きができるとして止まない輩は
決してその具体的な方法について言及しませんね、他ならぬ自分らがしている事柄にも拘らず。
結局は益性よりも個人の感情を優先する非論理性が露呈しているんですな。
259 : ななしのよっしん :2016/09/25(日) 01:17:21 ID: 90YWpCc8HJ
>>257
でもそれをすると憲法違反になると思うし、国家の面から見ても衰退を促進する方向に動くから望ましくない。
結果的になるべく全員救う方向へ努するのがベターって答えになるんだよな。
260 : ななしのよっしん :2016/09/25(日) 21:00:49 ID: psiN/Pk+4J
>>257
ちなみに犯罪者になり得るか否かを判断するPSYCHO-PASSシビュラシステム
他者に不必要な共感をせずに俯瞰して判断する思考を持った免罪体質者と呼ばれる
特異体質の所謂異常者ないしは本来の意味合いであるサイコパスが並列処理に使われている事で
潜在的な犯罪者を識別するという代物ですよ。
即ち、「イカれたクソガキ共をぶっ○せ」と息巻く当人達が忌み嫌う存在である悪犯の思考様式が
そっくりそのまま善悪の判別に用いられて人間を裁き支配する体制に使われている訳です。
そして、その体制に住まう人々はその事を誰も知らない
261 : ななしのよっしん :2016/09/25(日) 21:02:48 ID: psiN/Pk+4J
しかし、そう考えると少年法論者は更生や罪・減刑の可性を考慮しない
ある種の理性論を唱えているという意味合いでは限りなくディストピアの支配階級層や
自身では正義と良識を弁える善人を自認している様でよりも体制に迎合して
思考停止に陥った大衆と綺麗に符合する、自分達の通念に疑念や批判を内在し得ない

正にナチスソ連を作ったアーレントの言った「庸な悪」そのものだ。
262 : ななしのよっしん :2016/09/25(日) 23:01:26 ID: 90YWpCc8HJ
これを言うと少年法に留まらず、大人も含めた全体の話になっちゃうけど…

要するに、被者の救済は2番に大事なことだと思う。
1番大事なことは、「国家の手によって、『冤罪』という本来被を被るはずのない
新たな被者を出してはならない」ということ。
1番大事なことを妨げない限り、2番に大事なことのフォローをする、それ自体は当然のことだと思う。
確かに、何の落ち度もない者が不幸にして被に遭ってしまうことは残念なことだ。
しかし、もし何の落ち度もない者が濡れ衣を着せられ、
国家の手によって処刑されてしまうことはもっと可哀想なことではないのか?

者に冷たく加者に甘いというは、上に書いた観点が抜け落ちてる。
だからこのはダメなんだ。
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