1件
- プロ野球選手一覧 > 尾花髙夫
尾花髙夫（おばな たかお、1957年8月7日-）とは、和歌山県出身の元プロ野球選手（投手）である。現在は東京ヤクルトスワローズの二軍投手チーフコーチを務める。
概要
| 東京ヤクルトスワローズ #77 二軍投手チーフコーチ |
|
|---|---|
| 尾花髙夫 | |
| 基本情報 | |
| 国籍 | 日本 |
| 出身地 | 和歌山県伊都郡九度山町 |
| 生年月日 | 1957年8月7日 |
| 身長 体重 |
184cm 90kg |
| 選手情報 | |
| 投球･打撃 | 右投右打 |
| 守備位置 | 投手 |
| プロ入り | 1977年ドラフト7位 |
| 経歴 | |
| 選手歴 監督・コーチ歴 | |
| プロ野球選手テンプレート | |
PL学園から新日本製鐵堺を経て、1977年のドラフト4位でヤクルトスワローズに入団。
ヤクルトが初優勝を達成したルーキーイヤーの1978年はほとんど中継ぎで登板した。その後は先発として起用され、1980年代に飛躍する。
しかし、防御率や勝ち星に恵まれないなど、災難なシーズンが多く、1984年に14勝、1988年に防御率2.87を記録した以外は二桁勝っても二桁負けるシーズンが多かった。1991年までの14年間、弱小ヤクルトを支え、現役を引退した。
引退後
1995年に広岡達朗に請われ、ロッテの一軍投手コーチに就任。1997年～1998年は野村克也のもとで、野村再生工場の中の一軍投手コーチに就任した。1995年にロッテは2位、1997年にはヤクルトが優勝・日本一を果たしている。
1999年より、7シーズンもの間、王貞治に信頼され、福岡ダイエー→福岡ソフトバンクの投手コーチとして投手を育て上げ、若田部健一、篠原貴行らを成長させ、1999年、2000年のダイエー連覇に貢献した。
2003年に斉藤和巳、ルーキーの和田毅らを成長させ、2度目の日本一を達成している。その後も杉内俊哉、新垣渚など、多くの投手を育て上げ、球界一の投手コーチとなった。
2006年より巨人の投手コーチに就任。2005年シーズンズタズタだった巨人の防御率を改善し、内海哲也、山口哲也らを育て上げ、リーグ3連覇、2009年の日本一に貢献した。高橋尚成も復活し、東野峻を先発ローテーションに加えた。
2010年より、大矢明彦に代わり、横浜ベイスターズで初めて監督として指揮を執ることになる。名投手コーチとしての実績から投手陣の再建を期待されたが、チームは当たり前の様に2年続けて最下位を独走。チームの身売りも重なり、契約を1年残して2011年オフに解任された。
2013年、二軍投手総合コーチとして巨人に復帰。2016年からは一軍投手コーチに就任するも、2017年シーズン途中で一軍ブルペン担当に配置転換。2018年は編成本部アドバイザーへ異動となった。
2019年、ノースアジア大総合研究センター主任研究員・明桜高校硬式野球部総監督に就任。
2021年からは東京ヤクルトスワローズの二軍投手チーフコーチを務める。
投手コーチに就任すると毎回チーム防御率を1点改善させるという、球界を代表する凄腕投手コーチである（監督だった横浜では改善できなかったが）。その一方、使えると見込んだリリーフ投手を酷使で使い潰す傾向がある。
成績
通算投手成績
| 通算:14年 | 登板 | 先発 | 完投 | 完封 | 勝利 | 敗戦 | セーブ | ホールド | 勝率 | 投球回 | 与四球 | 奪三振 | 失点 | 自責点 | 防御率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| NPB | 425 | 291 | 91 | 12 | 112 | 135 | 29 | 0 | .453 | 2203.0 | 528 | 1225 | 1061 | 935 | 3.82 |
通算監督成績
| 通算:2年 | 試合 | 勝利 | 敗戦 | 引分 | 勝率 |
|---|---|---|---|---|---|
| NPB | 288 | 95 | 181 | 12 | Aクラス0回、Bｸﾗｽ2回 |
関連動画
関連商品
関連コミュニティ
関連項目
- 2
- 0pt
