局地型ガンダムとは、メカニカル考証企画『MSD』に登場するガンダムシリーズのMSである。
概要
MSD第3弾として発表された機体。
地球連邦軍では初となるMSD系バリエーション。以前からシルエットが公開されていたが、2016年4月21日に設定文と画像、連邦軍のMS開発系譜図と共に正式に明かされた。
なお本機はパラレル性を含む『THE ORIGIN』の世界観に属する。
オリジン版のRX-78系はRX-78-01という風にバージョン情報の頭に0が付くため、RX-78系の派生機ではあるが、局地型ガンダムの型式番号もオリジン版に倣いRX-78-01[N]になっている。
正史の宇宙世紀・MSVのミッシングリンクとしてはあったらいいなーくらいの認識で受け止めておきたい。
設定
RX-78-01 ガンダム1号機の余剰パーツを地上に降ろし、RX-78-02ガンダムへの改良と並行して行われた、MSの耐環境性試験のために開発された機体。
脚部や腕部の関節に目立つシーリングは洋上試験、つまり水中での稼働試験の為に装備された物で、バックパックもハイドロジェットに換装している。
この機体による耐環境試験のデータはRX-78-02ガンダムの開発に大いに役立てられた他、後のアクア・ジム、並びに水中型ガンダムの開発にも大きく影響したとされる。
また、この機体の余剰パーツをベースとして陸戦型ガンダムが開発されたとのこと。
外見的にはRX-78-02から赤色を抜いたような白と紺色を基調としたカラーリングと、上から二重に装甲されたような形状の胸部、特に脚部に目立つ各関節部を覆う蛇腹状のシーリングが特徴的。
また、ガンダム1号機から継承したと思われるゴーグル型バイザーを採用しているが、その下はRX-78-02と同じ黄色いツインアイである。
RX-78-01[L]というバリエーションも公式サイトの開発系統図に記載されていたのだが、2016年7月現在、この型式番号は系統図から消えている。
黒い局地型ガンダム
MSD公式漫画作品「ククルス・ドアンの島」に登場。全身がダークグレーに塗装されている。
U.C.0079年10月にジオン地上部隊のヴァシリー小隊を襲撃し、多数のザクⅡを撃破した。この時、バックパックにはロールアウト時の局地型ガンダムと同じくショルダーキャノンを装備していた。
黒い局地型ガンダムは連載開始時点では謎が多く、通常機との関連性やスペックも不明である。
関連動画
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関連項目
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