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山本泰寛(やまもと やすひろ、1993年10月10日-)とは、東京都出身のプロ野球選手(内野手)である。現在は中日ドラゴンズに所属。
概要
中日ドラゴンズ #60 | |
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山本泰寛 | |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 東京都荒川区 |
生年月日 | 1993年10月10日 |
身長 体重 |
176cm 76kg |
選手情報 | |
投球・打撃 | 右投右打 |
守備位置 | 内野手 |
プロ入り | 2015年ドラフト5位 |
経歴 | |
プロ野球選手テンプレート |
元々は投手だったが、高校時代に遊撃手に転向している。大学では2年春からレギュラーを掴み、4年時には副主将も務める。
2015年ドラフト5位で読売ジャイアンツから指名を受けた。背番号は56。
巨人時代
2016年はシーズン後半から一軍での出番が増え始め、ドラフト下位指名の新人ながら仁志敏久以来10年にわたり固定できない巨人の正二塁手候補として名乗り上げる。
2017年はドラフト1位で入団した吉川尚輝らと二塁手のレギュラー争いを演じるかと思われたが、春季キャンプ中に右太もも裏付近を負傷し、大きく出遅れる。同時に吉川も上半身のコンディション不良により二軍暮らしが続き、結局二塁のポジションはケーシー・マギーに落ち着いた。
それでもシーズン最終戦、秋吉亮からプロ初となる満塁本塁打を放ち、来期の活躍を期待させた。プロ初本塁打が満塁本塁打になったのは球団では2008年の坂本勇人以来である。
2018年は開幕一軍を掴んだが、2カード目の先発投手と入れ替わりで二軍降格となった。その後正遊撃手の坂本勇人とその代役を務めていた吉川尚輝の故障離脱によって8月に再昇格し、二塁手や遊撃手で38試合に出場した。
2019年は主に二塁手として出場。自己最多の92試合に出場し、打率.232、2本塁打、10打点だった。福岡ソフトバンクホークスとの日本シリーズでは第2戦と第4戦で失点につながるエラーを喫した。
2020年シーズン中(9月14日)にMBSアナウンサーの辻沙穗里との結婚を報告。実際は2019年12月に結婚していたが、シーズン終了後に報告される予定だったが、第1子妊娠によって発表が前倒しとなった。しかしシーズンでは一軍の内野の争いに割って入れずに二軍暮らしが続き、一軍出場なしに終わった。
阪神時代
2020年オフ、金銭トレードで阪神タイガースへ移籍した。背番号00。ちなみに巨人-阪神間の選手のトレードは2004年1月にカツノリが阪神から巨人へ金銭トレードで移籍して以来16年ぶりで、史上5度目である。
2021年は開幕を一軍で迎え、左投手先発時のスタメン、遊撃手と三塁手の守備固めとして起用されていたが、5月26日に虫垂炎で一時離脱。69試合の出場に留まった。
プロ初のサヨナラヒットも放った。
2022年は開幕を一軍で迎え、プロ初の4安打を古巣相手に放ったほか、内野のバックアップ要員として活躍した。
2023年は一軍出場なしに終わり、10月3日に戦力外通告を受けた。
中日時代
2023年11月26日に中日ドラゴンズと契約した。背番号は60。
プレースタイル・人物
身長176cmとプロとしては決して恵まれた体格ではないが、高い身体能力を活かした守備力はアマチュア時代から定評がある。元々投手だったこともあり、遠投115mの強肩の持ち併せる。打撃面では右打ちやバントといった小技を得意とするほか、パンチ力もある。大矢明彦ほか複数の解説者から野球センスの良さを高く評価されている。
イケメンの慶應ボーイという、入団時の監督だった高橋由伸に通じる部分もある。
成績
- (2023年終了時点)
年度別打撃成績
年度 | 球団 | 試合 | 打席 | 打数 | 得点 | 安打 | 二塁打 | 三塁打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 犠打 | 犠飛 | 四球 | 死球 | 三振 | 併殺打 | 打率 | 出塁率 |
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2016年 | 巨人 | 27 | 86 | 78 | 8 | 20 | 5 | 1 | 0 | 2 | 0 | 6 | 0 | 2 | 0 | 20 | 2 | .256 | .275 |
2017年 | 29 | 83 | 66 | 8 | 12 | 2 | 0 | 1 | 7 | 1 | 7 | 0 | 9 | 1 | 18 | 1 | .182 | .289 | |
2018年 | 38 | 120 | 102 | 15 | 26 | 4 | 1 | 0 | 3 | 2 | 3 | 0 | 13 | 2 | 19 | 2 | .255 | .350 | |
2019年 | 92 | 212 | 177 | 31 | 41 | 7 | 3 | 2 | 10 | 2 | 6 | 0 | 22 | 7 | 51 | 3 | .232 | .340 | |
2021年 | 阪神 | 69 | 51 | 43 | 8 | 8 | 3 | 0 | 0 | 3 | 2 | 0 | 1 | 6 | 1 | 10 | 0 | .186 | .294 |
2022年 | 86 | 203 | 181 | 19 | 45 | 4 | 0 | 2 | 15 | 3 | 10 | 1 | 10 | 1 | 42 | 1 | .249 | .290 | |
NPB:6年 | 341 | 755 | 647 | 89 | 152 | 25 | 5 | 5 | 40 | 10 | 32 | 2 | 62 | 12 | 160 | 9 | .235 | .313 |
年度別守備成績
年度 | 球団 | 守備位置 | 試合 | 刺殺 | 補殺 | 失策 | 併殺 | 守備率 |
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2016年 | 巨人 | 二塁手 | 22 | 30 | 53 | 2 | 6 | .976 |
2017年 | 二塁手 | 22 | 30 | 58 | 1 | 6 | .989 | |
三塁手 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1.000 | ||
2018年 | 二塁手 | 12 | 29 | 32 | 2 | 9 | .968 | |
遊撃手 | 20 | 34 | 67 | 5 | 10 | .953 | ||
2019年 | 二塁手 | 48 | 103 | 132 | 5 | 31 | .979 | |
三塁手 | 28 | 11 | 21 | 0 | 0 | 1.000 | ||
遊撃手 | 16 | 8 | 18 | 0 | 1 | 1.000 | ||
2021年 | 阪神 | 一塁手 | 12 | 14 | 0 | 0 | 0 | 1.000 |
二塁手 | 19 | 6 | 14 | 0 | 3 | 1.000 | ||
三塁手 | 25 | 4 | 7 | 1 | 0 | .917 | ||
遊撃手 | 17 | 12 | 19 | 2 | 3 | .939 | ||
2022年 | 一塁手 | 16 | 40 | 4 | 0 | 2 | 1.000 | |
二塁手 | 59 | 83 | 131 | 5 | 24 | .977 | ||
三塁手 | 15 | 1 | 3 | 0 | 0 | 1.000 | ||
遊撃手 | 5 | 2 | 5 | 2 | 0 | .778 | ||
通算 | 一塁手 | 28 | 54 | 4 | 0 | 2 | 1.000 | |
二塁手 | 182 | 281 | 420 | 15 | 79 | .979 | ||
三塁手 | 69 | 16 | 32 | 1 | 0 | .980 | ||
遊撃手 | 58 | 56 | 109 | 9 | 14 | .948 |
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関連項目
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