山陰海岸ジオライナーとは、以前運行されていた臨時快速である。2023年8月時点で、事実上廃止となっている。
概要
山陰本線鳥取駅~豊岡駅間で運転されている臨時快速で、2011年4月より土休日に運転されている。
2010年10月に山陰海岸ジオパークが世界ジオパークネットワークに加盟した事を受けて計画された列車であり、名称は募集の結果2011年2月に決定した。列車は山陰海岸ジオパークに沿う形での運転となっている。
途中停車駅は岩美駅・浜坂駅・餘部駅・香住駅・竹野駅・城崎温泉駅であり、定期快速列車が停車する福部駅・大岩駅・東浜駅・諸寄駅・柴山駅・佐津駅には停車しない。
使用される車両は米子支社後藤総合車両所所属のキハ126系とキハ47系。キハ126系に関しては導入時に鳥取県・島根県の資金協力を受けている車両でありこれまでは運用上兵庫県に入る事は無かったが、今回初めて豊岡駅まで乗り入れる形となった。
本来は2011年4~6月の期間限定の予定だったが、好評であった為2011年7月以降も運転されている(運行計画はおよそ3ヶ月毎の臨時列車運行計画のプレスリリースで発表される)。また、現在はキハ126系は山陰海岸ジオパークのラッピングが鳥取県協力のもと施されている。
なお、キハ126系とキハ47系の運用は分けられており、米子支社のプレスリリースなどで確認する事が出来る。
ジオライナーが好評な為、鳥取県が提案する形で北近畿タンゴ鉄道線・山陰本線を経由する臨時特急列車「ジオパーク号」(鳥取駅~福知山駅)の運行が計画されている。
なお、2020年3月のダイヤ改正で停車駅に東浜駅が追加となったが、コロナ禍のため2021年2月以降は運休となった。その後も運行再開アナウンスはなく、運休告知のページすら削除され事実上の廃止となった。
2024年4月以降は代替として「あめつち」が鳥取駅~城崎温泉駅間で運行される。なお、途中停車駅は岩美駅・浜坂駅の2駅に削減され、餘部駅は待ち合わせ停車のみとなる。
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