岩手県沿岸北部地震とは、平成20年(2008年)7月24日(木)午前0時26分に
岩手県沿岸北部で発生したマグニチュード6.8の非常に強い地震である。
気象庁はこの地震に特定の呼び名を付けておらず「岩手北部地震」と呼ぶマスコミもある。
概要
・本震
平成20年(2008年)7月24日0時26分発生
震源:岩手県沿岸北部(岩手県宮古市・岩泉町・川井村の境界付近)
深さ:108km
マグニチュード:6.8
最大震度:6弱(岩手県野田村、青森県八戸市、五戸町)
最大震度:6強(岩手県洋野町)
津波:なし
※「地震計に不備があった」との理由で、岩手県洋野町の震度6強は同年10月29日取り消しとなった。
震度1以上の余震は1回であった(同日11時28分頃。マグニチュード4.8、最大震度3)
深い場所で発生した地震では、余震活動が低調であることが多いとされる。
岩手県では、同年6月14日に「岩手・宮城内陸地震」が発生しており、
わずか40日後に再び震度6クラスの激しい地震に見舞われたことになる。
ただし、岩手県沿岸北部地震は太平洋プレート内、岩手・宮城内陸地震は地殻内で起きた地震であり
地震としての関連性は薄いとされる。
※地名は地震発生当時のもの
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関連項目
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