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岩田慎司（いわた しんじ、1987年1月27日-）とは、岐阜県出身の元プロ野球選手（投手）である。
概要
| OB | |
|---|---|
| 岩田慎司 | |
| 基本情報 | |
| 国籍 | 日本 |
| 出身地 | 岐阜県岐阜市 |
| 生年月日 | 1987年1月27日 |
| 身長 体重 |
181cm 80kg |
| 選手情報 | |
| 投球･打撃 | 右投左打 |
| 守備位置 | 投手 |
| プロ入り | 2008年ドラフト5位 |
| 引退 | 2016年 |
| 経歴 | |
| 選手歴 コーチ歴 | |
| プロ野球選手テンプレート | |
東邦高校から明治大学に進み、4年春からエースとなって春のリーグ優勝、全日本大学野球選手権ベスト4へ牽引した。2008年のドラフト5位で中日ドラゴンズに指名され入団。
中日時代
2010年にウエスタンリーグ最多勝と最優秀防御率を獲得し、一軍初登板。初先発となった7月19日に横浜戦で8回途中無失点と好投しプロ初勝利を挙げた。オフにベネズエラのウィンターリーグに参加し、エンジェルベルト・ソトを連れて帰る。
2011年は開幕一軍入りし谷間の先発で投げたが、5試合で0勝4敗に終わり、専ら二軍暮らしだった。
2012年は開幕一軍は逃すが、川上憲伸の戦線離脱で先発ローテーション入り。援護が少なく（援護率2.59）、7月は3試合で防御率0.47にも関わらず1勝もつかないなど勝ち星はあまり伸びなかったが、20試合に登板して5勝5敗、防御率2.74と自己最高の成績を残した。
2013年は一軍では5試合で1勝2敗、防御率5.61と全く結果を残せず、また二軍暮らしが長くなった。
2014年は10試合に登板し、防御率は前年よりは良くなったが、5点台だった。
2016年は終始二軍暮らしとなり、9月23日に現役引退を表明。翌24日の阪神タイガース戦が引退試合となり、7回2アウト、打者はランディ・メッセンジャーの場面で登板。2球目のスライダーでショートゴロに打ち取った。
なお岩田の代名詞でもある無回転フォークは投げなかったが、本人曰く「追い込んでから投げるつもりだったが、追い込む前に打たれてしまった」と苦笑いで語った。
引退後
中日の球団職員となる。2018年は二軍投手コーチを務めた。2019年からはスコアラーを務める。
プレースタイル
2012年6月11日の北海道日本ハムファイターズ戦で投げた無回転フォークが魔球として話題になり、「マツコ＆有吉の怒り新党」でも多田野数人のイーファス・ピッチとともに取り上げられた（関連動画参照）。山内壮馬いわく「マジカルフォーク」。
成績
年度別投手成績
| 年度 | 球団 | 登板 | 先発 | 完投 | 完封 | 勝利 | 敗戦 | セーブ | ホールド | 勝率 | 投球回 | 与四球 | 奪三振 | 失点 | 自責点 | 防御率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2010年 | 中日 | 5 | 3 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | .500 | 20.2 | 11 | 19 | 6 | 6 | 2.61 |
| 2011年 | 5 | 5 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | 0 | .000 | 25.1 | 10 | 16 | 16 | 14 | 4.97 | |
| 2012年 | 20 | 19 | 0 | 0 | 5 | 5 | 0 | 0 | .500 | 108.1 | 26 | 84 | 36 | 33 | 2.74 | |
| 2013年 | 5 | 5 | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | .333 | 25.2 | 3 | 14 | 17 | 16 | 5.61 | |
| 2014年 | 10 | 3 | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | 1 | .667 | 23.2 | 5 | 22 | 14 | 14 | 5.32 | |
| 2015年 | 3 | 3 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | .000 | 16.0 | 8 | 7 | 8 | 8 | 4.50 | |
| 2016年 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 | 0.1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0.00 | |
| NPB：7年 | 49 | 38 | 0 | 0 | 9 | 15 | 0 | 1 | .375 | 220.0 | 63 | 162 | 97 | 91 | 3.72 | |
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関連項目
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