川保麻弥(かわほ まや)とは、日本の女子プロ野球チーム埼玉アストライアの監督である。
2010年から2013年まで女子プロ野球選手として活動し、2010年に初代MVPを獲得した。
概要
埼玉アストライア 監督 #50 | |
---|---|
川保麻弥 | |
基本情報 | |
出身地 | 埼玉県上尾市 |
生年月日 | 1984年4月6日 |
身長 体重 |
170cm ??kg |
選手情報 | |
投球・打撃 | 右投右打 |
守備位置 | 捕手、一塁手、三塁手 |
プロ入り | 2009捕手1巡目 |
タイトル・表彰 | |
タイトル | 最多打点2回 |
表彰 | MVP1回 |
経歴 | |
選手歴
コーチ・監督歴
|
|
プロ野球選手テンプレート |
川保麻弥は、2009年に捕手1巡目で兵庫スイングスマイリーズへ入団し女子プロ野球で活躍した選手である。捕手歴は小学校5年生からと長い。
埼玉栄高校では女子硬式野球部に所属し、1年時に高校生で唯一全日本代表に選ばれる。2年時、3年時にそれぞれ全国制覇した。
日本体育大学進学後、2006年11月に自ら野球チーム新波(しんば)を設立。
ジャイアンツ杯争奪関東女子硬式野球リーグ戦(通称ヴィーナスリーグ)でベストナイン3回、首位打者1回、シーズン4本塁打、通算6本塁打の記録を残す。大学卒業後、2007年より中学校の体育教師として勤めた。
2009年、翌年女子プロ野球が開始することに伴い開催された第1回合同トライアウトに合格。12月に捕手1巡目で兵庫スイングスマイリーズへ入団が決まり、教職を辞してプロ野球選手となった。
2010年、2チーム体制で発足した日本女子プロ野球において、スマイリーズの初代主将としてチームを牽引し、見事初優勝を果たす。リーグ最多打点を叩き出し、盗塁阻止率もリーグトップと、攻守で活躍し初代MVPを獲得した。
2013年に新設されたイースト・アストライアへ移籍しコーチ兼任選手となる。チームの優勝に貢献したが、シーズン後にリーグから指導者育成への助力を請われた。もう1年現役を続ける考えだったが、今後は選手とは違う立場で女子野球を盛り上げたいとの意向を固め引退した。
2014年、前監督の片平晋作から引き継ぐ形でアストライアの二代目監督に就任。采配初年度の戦績はティアラカップ姫路大会で優勝し、他3大会は本拠地の埼玉浦和大会2位、仙台大会3位、京都大会4位で、大会ごとに順位が異なるという珍記録を残す。また、リーグ戦ではヴィクトリアシリーズ東地区を制したものの、女王決定戦で京都フローラに2連敗し敗退した。
成績
年度 | 所属 | 試合 | 打席 | 打数 | 得点 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 犠打 | 犠飛 | 四球 | 死球 | 三振 | 併殺打 | 打率 | 出塁率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2010年 | 兵庫 | 40 | 179 | 158 | 15 | 47 | 0 | 36 | 4 | 1 | 7 | 12 | 1 | 15 | 6 | .297 | .337 |
2011年 | 46 | 164 | 142 | 18 | 43 | 0 | 27 | 2 | 1 | 3 | 16 | 2 | 11 | 4 | .303 | .374 | |
2012年 | 33 | 109 | 97 | 11 | 27 | 0 | 16 | 1 | 2 | 0 | 7 | 3 | 12 | 3 | .278 | .346 | |
2013年 | イースト | 44 | 123 | 108 | 11 | 29 | 0 | 21 | 0 | 3 | 4 | 5 | 3 | 9 | 5 | .269 | .308 |
JWBL:4年 | 163 | 575 | 505 | 55 | 146 | 0 | 103 | 7 | 7 | 14 | 40 | 9 | 47 | 18 | .289 | .343 |
関連動画
スマイリーズ時代
関連商品
関連項目
- 0
- 0pt