帝釈天とは、須弥山の頂上にある忉利天(三十三天)の善見城に住む仏教の守護神である。
概要
バラモン教・ヒンズー教・ゾロアスター教などの神、インドラが転じたもの。
四天王を配下として、人間だった頃の友人知人で一緒に神になった32人を大臣として忉利天に住まわせている(三十三天の別名はここに由来する)。
釈迦が悟りを開くきっかけを作り梵天と並ぶ二大護法善神と称される一方、元々神様だった阿修羅が人間道の下にあたる修羅道に落っこちたのは、だいたいこいつのせいだったりする(端的に言うと、帝釈天が阿修羅の娘をレイープした)。その辺りの経緯を題材にした小説もあったりする→宇宙皇子 天上編(藤川桂介)
ちなみに釈迦 提桓因陀羅、釋提桓因とも呼ばれ、朝鮮神話の天帝である桓因の由来ともされる。
日本では葛飾柴又の帝釈天が有名。主に「男はつらいよ」の寅さんとかで。
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関連項目
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