概要
天神族の乗る方舟ヤマトに乗り込み、逃げ場のない船内で無尽蔵に妖怪を生みだして天神族を滅ぼした張本人。そしてナカツクニに降りて災厄を振り撒いた、あらゆる妖怪を統べる闇の君主。 大妖怪、と言うより強大な妖力そのもののような存在。巨大な黒い球体の表面に赤色の直線的な模様が刻まれており、それまでに登場した妖怪たちとは一線を画す無機質・機械的な姿で、暗黒の月、若しくは暗黒の太陽といったイメージの容姿をしている。
戦闘時は、カラクリのように様々な形態に変形しながらアマテラスに襲いかかって来る。 内部には胎児のように見える物を包む珠があり、これが常闇ノ皇の本体ではないかと思われる。
ナカツクニで跋扈している妖怪の殆どを生みだした存在とされ、大妖怪ヤマタノオロチも常闇ノ皇の流れの一部に過ぎない。西安京のゲンナイによると、ナカツクニのカラクリの祖は全て常闇ノ皇に行き着くと言う。
また、妖魔王キュウビは常闇ノ皇の事を「我ラ 妖魔ノ 絶対的君主」、「コノ世ニ 二ツト在リ得ヌ 古今独歩ノ
闇ノ象徴」等と呼び、崇拝している。
実に5種類もの形態を有し(詳細は後述)、終わりが無いように見えるラスボス戦はプレイヤーに絶望感を与える。
ちなみに、彼のテーマ曲も「常闇ノ皇」という。今までのボス戦の曲は「○○(ボス妖怪の名前)退治」と言った具合だが、唯一この曲だけは例外。1ループが非常に長く、パイプオルガンや篠笛で奏でられる荘厳な曲調は絶望そのもの。
まさに闇の國の君主に相応しい、文字通りの神曲である。
「タツノコ VS. CAPCOM CROSS GENERATION OF HEROES」でも、大神と同様最終ボスとして登場する。
BGMには、多くのプレイヤーを感涙させた「太陽は昇る」がそのまま使われている。
空亡
常闇ノ皇はデザインされた当初「空亡」という名前であったことが「大神絵草子 絆 -大神設定画集-
」の中で明らかにされている。 それに続く形で 「真珠庵の妖怪絵巻で最後に登場して、全ての妖怪を踏み潰すという、まさに最強の妖怪。さらに空亡は干支で0番という番号があり、デザインも○をテーマにした、大神最強にふさわしい敵だと思ったのです」 とも記されている。
しかしながら、真珠庵の百鬼夜行絵巻には妖怪の名が添え書きされているわけではなく、絵巻の最後に現れる赤い半円は、闇夜を振り払い妖怪を祓う日の出であるとも、あるいは尊勝陀羅尼の火であるとも言われているが、詳細はわからない。
空亡という名は、真珠庵の妖怪絵巻を元にした荒俣宏の「陰陽妖怪絵札」を参考にしている可能性が高い。この中で空亡は「空からころがり落ちてくる火の玉のような太陽は、まさに闇を破る万能の力といえる。太陽は、夜の闇を切り裂いて夜明けをもたらすとき、空亡という「一日の暦の切れ目」をついて、夜の中に割りこんでいく。この空亡の隙間は、どんな妖怪にも塞ぐことができない。」とされ、日の出として書かれているが、他の妖怪と同列に紹介されているため、空亡という名の妖怪であると誤解されることは十分に考えられる。
伝説の戦い
戦闘では、戦闘開始前のイベントによって常闇ノ皇はアマテラスの筆しらべの力を全て吸収してしまう。
そのため、アマテラスは常闇ノ皇にダメージを与え筆しらべの力を1つずつ取り戻しながら戦う事になる。
第1形態
黒い球体の姿。この形態に腕を生やしてハンマーでステージを叩き壊したり、チェーンソーで切り付けながらステージ上を暴れまわったりする。
ちなみにハンマーで破壊された床は落下するとダメージとなるが、筆しらべ「画龍」を使えば元通りに修復可能。
また、筆しらべ「桜花」を取り返せば、常闇ノ皇の球体状の身体を花開かせ、内部の本体をさらけ出させる事ができる。
後述する形態にも同じ事が言えるが、常闇ノ皇が使う飛び道具(ミサイル、魔弾、光弾など)は一閃で反射が可能なものも含まれている。
「タツノコ VS. CAPCOM CROSS GENERATION OF HEROES」でもこの形態が最終戦のトップバッターとして登場。上記で説明した攻撃パターンに加え、ガード不能のハイパーコンボ技も使用してくる。特に、ミサイルを複数飛ばす攻撃(技名:黄泉軍)は全ての形態が使用する。
倒すと後述のパワードスーツ状の第4形態へ変身。本作ではこちらが常闇ノ皇の第2形態となっている。
第2形態
最初の形態が倒されると、次は緑色の球体へと変身する。時折、自身を炎で覆いながら浮遊しアマテラスめがけて突進してくる事もある。ちなみにこの形態時は筆しらべ「一閃」を放っても輪切り状態となって回避してしまう。
ここで取り返せる筆しらべ「水郷」を取り返す事で、炎を纏った状態を無効化する事ができる。
ここで同じく取り返せる筆しらべ「月光」は一見戦闘とは無縁に思えるが、発動するとスサノオが文字通り助太刀に現れ、巨大な剣で常闇ノ皇をリンゴを割るように真っ二つに両断、攻撃のチャンスを提供してくれる。
第3形態
球体に続いては、なんと青色の巨大なスロットマシーンへと変身する。アマテラスとは一定距離を常にキープしながら、出た絵柄によって火炎弾や吹雪、魔弾など様々な攻撃を仕掛けてくる。
スロットは自動停止を待つ以外にも筆しらべ「一閃」で止める事ができるものの、筆しらべ「霧隠」を取り返すまでは状況によっては運ゲーと化す事も。またスロットは2つ、若しくは3つ全てを同時に停止する事もできるが、メリットは特に無いかもしれない。筆しらべ「霧隠」を取り返してからが本格的な反撃となるだろう。
なお第3形態との戦闘時のみ、霧隠を発動するとヒミコが登場し、回復アイテムを補給してくれる。
第4形態
球体のボディに鞭状の腕と、機械の足が生えたパワードスーツのような姿となる。
鞭状の腕による攻撃は射程距離が長く、また不定期にビーム砲を広範囲へ放射したりミサイルも発射してくるので油断がならない。また、腕は鞭以外にも剣状へ変形させる事で、広範囲に炎を飛ばしてくる攻撃を使用する。
ここまで来ると攻撃が激化してくるので、筆しらべ「壁足」を取り返したら壁の上のアイテムを補充しておこう。まあ使わずとも倒す事は充分可能であるが。
ちなみに第4形態との戦闘中、敵の気絶時に筆しらべ「吹雪」を発動すると最後の助っ人がやってくる事も・・・?
この第4形態を倒す事で戦闘は一応決着、したように見えたが本気を見せた常闇ノ皇によってアマテラスは致命傷を負ってしまい、さらに後述する最終形態へと変身した事で絶体絶命の危機が到来してしまうのだが・・・
「タツノコ VS. CAPCOM CROSS GENERATION OF HEROES」ではこの形態が、先述の通り第2形態として登場する。攻撃パターンはこちらも基本的には上記と同様で、鞭による攻撃は画面端まで届くほど長いリーチを誇る。
この形態を撃破すると、後述の最終形態が登場。
最終形態
項の冒頭にて説明した第1形態の姿に、巨大な手を形成した姿となって、瀕死のアマテラスにトドメを刺そうと襲い掛かる。しかし、ナカツクニの住人達の祈りの力で全盛期の力を取り返し完全復活を果たしたアマテラスは、常闇ノ皇に最後の戦いを挑む。
手がメインの形態だけに、本体も球体部分から掌の中央に収納されている。マスターハンドとは似ているが違う。
最終形態だけに攻撃パターンも多種多彩で、また攻撃力もこれまでの形態と比べると一律上がっている。
具体的には先述のミサイルやビーム砲放射に加え、手を拳に変形して殴りかかってきたり、掌から光弾を連続で投げつけてきたりというもので、またステージ全体を闇で覆っている間は天空から隕石を大量に降らせてくるばかりか、アマテラスの一切の攻撃が通用しなくなってしまう。
だがしかし、世界を何度闇で覆われようとも都度、太陽は昇るのである。
「タツノコ VS. CAPCOM CROSS GENERATION OF HEROES」でも同様に最終形態(第3形態)としてこの姿が登場。先述の2形態と比べ攻撃の発生も早くなっており、攻撃力も上昇している。
また戦闘時のBGMも、大神と同様に「太陽は昇る」へと変わる。
関連動画
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関連項目
外部リンク
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リビジョン番号: 1289443
読み:トコヤミノスメラギ
初版作成日: 11/02/16 19:20 ◆ 最終更新日: 11/09/13 21:21
編集内容についての説明/コメント: 掲示板の指摘を受け、文章を修正。
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