幻想のサテライトとは、サークル「豚乙女」の東方アレンジ楽曲である。
概要
アルバム
収録 | 『幻想ホモ・ルーデンス』1曲目 |
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初出 | 2010年5月5日/M3 |
原曲 | 天空のグリニッジ(大空魔術) |
アレンジ | コンプ |
歌詞 | ランコの姉 |
ボーカル | ランコ |
元々テンポが速めの原曲の良さを活かした正統派アレンジに力強いボーカルを乗せた楽曲。
天空のグリニッジのアレンジ楽曲の中では比較的人気が高いようで、ニコニコ動画での再生数も多い。
この項目は、編集者の語彙力が少ないため内容が薄いです。 |
音楽ゲーム
原曲が比較的マイナーでありながら人気が高いためか、東方Project楽曲が収録されている音楽ゲームでも遊べるようになっている。
しかしBPM230という音楽ゲームでも速い部類に入るテンポと譜面製作者の悪意が、譜面難易度を底上げしており、ほとんどの音楽ゲームでは最も難しい譜面のレベルが(事実上の)最高レベル-1[1]になっているが…
SOUND VOLTEX
BPM | 230 | ||
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NOVICE | ADVANCED | EXHAUST | |
難易度 | 5 | 11 | 14 |
譜面制作者 | MAD CHILD | ||
イラスト | ランコの姉(豚乙女) |
2012年9月21日「SDVXに東方参戦!第弐弾登場」で配信された。最初から全譜面選曲可能。
初代SOUND VOLTEXの最初期にも同サークルのオリジナル曲『dilemma』が収録されたが、いわゆる「豚乙女らしい豚乙女曲」の収録はこれが初めてとなった。
ちなみにジャケットイラストは前述したアルバムのものではなく、同人誌即売会「境界から視えた外界-廻-」の表紙絵が元になっている。
同時に配信された他の3曲がEXHAUST譜面でもLv11・Lv13(斜め魔貫光殺砲)・Lv13(ミズタニトラップの発祥曲)と比較的レベルが低い一方でこの曲はLv14とかなり高く、当該配信でのボス曲ポジションであった。
アナログデバイス・ロングのCHAIN計算が通常通り行われる高速曲[2]であり、どの難易度でもうっかりアナログデバイスを回し間違う/ロングを押し損ねるだけで一気にERRORが出てしまう。
EXHAUST譜面は配信当時の全譜面中第3位、Lv14ではダントツの1718CHAIN[3]というかなりの物量譜面であり、EFFECTIVE RATEの増加速度がかなり低いため、許容ERRORがかなり少ない。
BTチップこそ8分か歌合せの同時押しが多いが、そのほとんどがアナログデバイスと複合しており、3レーンに渡るチップ譜面の片手処理や出張、FXロングを両方押しながらアナログデバイスを回す譜面等が襲いかかる。
現在でも適正レベルのプレイヤーにとってはLv14の中では比較的難しい方の地力譜面であり、初見殺しの要素も多いため、譜面の予習や高速曲に付いていける地力付けを行ってから挑みたい。
ADVANCED譜面もEXHAUST譜面から出張を伴う配置や同時押し、アナログデバイス放置を無くしたような構成になっており、 忙しい配置が多い。
maimai
「maimaiの東方アレンジ最強曲ってどれ?(どうせイオなんとかかビーなんとかだろう)」
「幻想のサテライト」
「怖いわー人間怖いわー」
(2015年3月現在)
ジャンル | 東方project | ||||
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プレイ動画の録画 | 可能 | ||||
BPM | 230 | ||||
難易度 | EASY | BASIC | ADVANCED | EXPERT | MASTER |
2 | 4 | 7 | 9→10 | 12 | |
リング数 | 75 | 157 | 368 | 481 | 850 |
スライド数 | 4 | 5 | 7 | 23 | 169 |
2014年7月17日、同サークルのアレンジ曲「待チ人ハ来ズ。[4]」やBMS曲「Jack-the-Ripper◆」とともに配信された。
SOUND VOLTEXの同曲とはジャケットイラスト(幻想ホモ・ルーデンスのジャケット)と曲構成が異なる。
また、後述する関連動画のPVがムービーに用いられている。PVを見ながらプレイ出来るのはmaimaiだけ!
前述したように2015年3月現在、MASTER譜面はクリア難易度・スコア難易度共に名だたる有名曲を差し置いての東方Project楽曲最強曲[5]であり、全曲を母数にしても10本の指に入ると言われている。
静かになるブレイク地帯と最後を除く曲全体でスライドが混じる非常に複雑な配置が頻出する譜面であり、あまりのスライドの多さに環状線や大三角形が見える始末である。
BPMの速さやスライドに絡むTAP+EACHも脅威であり、同程度のクリア難易度である正統派体力譜面のJack-the-Ripper◆と比べると初見殺しとスライドに特化したいわゆる癖譜面になっている。
GROOVE COASTER
BPM | 230 | ||
---|---|---|---|
DIFFICULTY(AC) | SIMPLE | NORMAL | HARD |
3 | 6 | 9 |
2014年10月15日、AC版で配信が開始された。ジャケットイラストはmaimaiと同じアルバムジャケット。
BPM180以上が高速曲と言われるこのゲームにおいてBPM230はそれだけで脅威となる。
特にHARD譜面は体力を必要とする上にサビの☆型・◇型コースのSLIDEが最高難易度であるLv10にも匹敵する程複雑な初見殺しであるため、Lv9の中でも強い譜面となっている。
太鼓の達人
譜面制作者 | エトウ | |||
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BPM | 230 | |||
表譜面 | かんたん | ふつう | むずかしい | おに |
難易度 | ★x4 | ★x6 | ★x7 | ★x9 |
コンボ数 | 111 | 211 | 378 | 611 |
2014年11月24日の秋季例大祭での先行収録後、2015年3月11日にようやく一般配信が開始された。
太鼓の達人に収録されている東方アレンジ曲では最も速い曲である。(配信時点)
むずかしいには16分音符が一回も登場せず、おにでも16分音符は5連打までだが、テンポが速い上に三連符が多用されていることから、リズムが取り辛い譜面となっている。
また、サビのゴーゴータイム前のBメロは減速するため、連打後の音符が見えづらくなっている。
おには黄色連打が14回もやってくる連打曲であり、そのうち7回は0.25秒足らずの短いものとなっている。高スコアを狙う場合、短い連打は取り方を工夫すべきだろう。
関連動画
関連商品
関連項目
脚注
- *SOUND VOLTEXの最高レベルは16だが当楽曲が配信された当時の最高レベルは15であり、また2015年4月現在KACオリジナル楽曲コンテストの採用曲以外にLv16の譜面を持つ曲は無い(東方アレンジ楽曲は当然Lv15が最高レベルである)ため、ここではLv15を事実上の最高レベルとして扱う。
- *BPM260を超えると1小節で8CHAIN、それ未満の場合1小節で16CHAINとして計算される。当時BPM230以上であった曲はこれを含めて3曲しか無い。
- *しかしこの次のアップデートでかの有名なアレンジ・譜面PHQUASEのrainbow flyer -gratitude remix-(1887CHAIN)が追加されたため、Lv14最多CHAIN譜面であった期間はたった2週間だけだった。
- *しかしこちらもMASTER譜面がLv11とかなりの高難度。
- *同時期のSOUND VOLTEXでも東方Project楽曲の最強曲はいわゆる『超が付く程の有名曲』ではない(werewolf howls.)が、こちらはオリジナル楽曲と同等の扱いを受けるアレンジ曲コンテストの曲であるため、「版権曲よりオリジナル曲の方が強い」という音楽ゲームにありがちなことを踏襲しているだけとも考えられる。そして初出が音楽ゲームではないこの曲が「ボスボスしい曲」や「超が付く程の有名曲」を差し置いてここまでの難易度になるのは異例の事である。
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