幻想少女大戦夢とは、サークル「さんぼん堂」による東方二次創作ゲームである。
概要
幻想少女大戦シリーズの4作目であり東方projectのキャラクターたちが戦うシミュレーションゲームである。4部作の最終作であり前作は「幻想少女大戦紅」「幻想少女大戦妖」「幻想少女大戦永」。
2015年第12回博麗神社例大祭のスペース「A-6b」にて体験版が頒布され、同年5月末にWeb体験版が公開。2017年5月
ストーリー
―幻想郷―
それは東の国の辺境の地に古くから存在している。
人間と妖怪が住み、その歴史を脈々と紡ぐ、小さな隠れ里。
外とは隔離されたその楽園でも、平和を脅かす事件は起きる。
それに立ち向かうのは、博麗神社の巫女、博麗霊夢と
普通の魔法使い、霧雨魔理沙が率いる人妖の集団である。種族の垣根を越えて強力し、様々な異変を解決に導いたのである。
しかし、戦いを終えた彼女達の前に現れたのは、不吉な闖入者であった。
卑劣な行動によって地上は灼かれ、人妖の心には苦い思いが残った。
姿を消した敵の行方は知れぬまま、季節は変わろうとしていた。
タイトルには「夢」とついてはいるものの、本家東方projectに関係するような意味(つまるところ旧作の「夢時空」など)での関連性を示すものではない。
幻想少女大戦シリーズの最終作であり、これまで未回収に終わった東方花映塚・東方地霊殿(前作「永」で本筋は終えているが一部問題が解決していない)・東方星蓮船などのエピソードが中心に展開されていく。
体験版で公開されているストーリー部分でも怒涛の展開となっており最終作らしい盛り上がりを見せている。
主要登場キャラクター
非常に多くのキャラクターが登場しているためここでは省略する。主人公をはじめ「東方紅魔郷」「東方妖々夢」「東方永夜抄」「東方風神録」「東方地霊殿」「東方星蓮船」などのキャラクターはほぼ全員が登場、あるいは参戦している。また、書籍や対戦格闘ゲームのキャラクターも登場しているだけでなく、オリジナルの敵キャラクターも体験版の時点で一部登場済みである。
「永」からの引き継ぎ
前作「幻想少女大戦永」のセーブデータを引き継いでプレイすることができる。
※ただし周回プレイしたセーブデータは周回プレイ時に注意されたように引き継ぐことができない。
総ターン数、ユニットのレベル、獲得した点、ユニット強化、特殊技能、PP、WP、嫁レベルは不正な入力でない範囲で引き継がれる。引き継ぎでしか入手できない装備アイテムもある。
また、前作のセーブデータが無くとも最初からプレイすることが出来る。
「夢」独自のシステム
FPM(フルパワーモード)
ざっくり言うとペアユニットが使える必殺の攻撃方法。本家スパロボでのマキシマムブレイクと言えば認識としては近いか。ペアユニットの前衛・後衛のパワーが150以上になるとメッセージと共に解放され、各ユニットがステージに1回だけFPMで攻撃できる。通常の支援攻撃と違って後衛は射程の制限なく好きな攻撃を行える。この時通常の支援攻撃と違ってダメージ補正もかからない、まさに自分だけのフィニッシュブロー感を楽しむことができる。
嫁システム
基本的には「永」と同様WPを割り振っての強化段階の引き上げだが、今作から嫁レベルが最大10段階まで引き上げ可能になり最大まで強化した際には特別なボーナスが付与される。このボーナスは「行動回数増加」「毎ターンエネルギー・弾数50%回復」など非常に強力なものが揃っておりサポートタイプの低コストキャラでさえ単騎無双が容易になる。但し、総WPの関係上1人しか取得できず、複数キャラにWPを分散させていると取得できなくなるので注意。浮気は良くない
プラクティス
本家スパロボで言うサブオーダーに該当。前回の戦闘で出撃しなかったユニットをインターミッションの合間に成長させることが可能。妖怪退治(経験値)とパターン練習(PP)の2種類が存在し、1度のインターミッションで最大12人まで育成可能。
その他
その他細かい修正点として、以下の要素が挙げられる。
- 戦闘前画面で自分またはペアに効果が適用されるような、一部の精神コマンドが使えるようになった。
- 精神コマンドのSEを総入れ替え
- 状態異常も2つまで付けられるようになった
- 編成画面で控えユニットのソートを実装
- 汎用スキル(特殊技能)の習得数を1つ増加
- その他間違い探しレベルの細かい修正や変更
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関連項目
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