以下に著名な人物、記事のある人物を挙げる。
人名
漢字として
幾
- Unicode
- U+5E7E
- JIS X 0213
- 1-20-86
- 部首
- 幺部
- 画数
- 12画
- 意味
- いくつか、こいねがう、少し、微か、近い、すんで、危うい、兆候、必ず、調べる、飾る、尽きる、という意味がある。現在では幾日や幾千万など、いくつかという意味で使われることがほとんどである。
- 字形
- 会意。
- 〔説文解字〕には「微なり。殆(あやふ)きなり。𢆶に從ひ戍に從ふ。戍は兵守なり。𢆶にして兵守する者は危なり」とする。𢆶から幽かであり、それと戍から危殆の意味を持つとする。
- 白川静は、𢆶は絲の初文と解釈していて、幾は糸飾りの付いた戈で、これをもって譏察(細かくとがめ調べること)したと推測し、そこから兆しやあやうい、という意味が生まれたとする。
- 音訓
- 音読みはキ、訓読みは、きざし、かすか、ほとんど、あやうい、こいねがう、いく。
- 規格・区分
- 常用漢字である。JIS X 0213第一水準。
- 声符
- 幾を声符とする漢字には、僟、嘰、機、𦠄、璣、畿、磯、禨、穖、𧗓、蟣、䟇、譏、𩴪、饑、𧰙、などがある。
- 語彙
- 幾何・幾諫・幾希・幾及・幾決・幾殆・幾微・幾望・幾余
- 参考
- 幾の草体は平仮名のきのもととなった。
異体字
関連項目
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