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広島修道大学（ひろしましゅうどうだいがく）とは、広島県広島市安佐南区大塚東1-1-1に本部を置く私立大学である。
通称は「修道」「修大」。
概要
その歴史は18世紀前半に広島藩で設立された藩校「講学所」に遡る。講学所は幕末に「修道館」と改名、明治維新後に廃校となるが、その後、旧藩主により私立学校として再興される。
戦後、昭和27年（1952年）に夜間短大の修道短期大学が開校、その後、昼間部ができ、さらに1960年に広島商科大学に改組される。当初は商学部のみの単科大学だったが、昭和48年（1973年）に人文学部設置に伴い、広島修道大学に改名、さらに翌年、現在地にあたる広島市沼田町大塚に移転、昭和51年（1976年）に法学部、平成9年（1997年）に経済科学部、平成14年（2002年）に人間環境学部が設立され、文系総合大学として今に至る。
大学の組織
大学院の組織として、商学研究科、人文科学研究科、法学研究科、経済科学研究科、法務研究科の5研究科がある。
法務研究科は中四国の私立大で唯一の法科大学院で、司法試験合格者も毎年コンスタント数人ほど出ている。
ちなみに、旧司法試験時代は20年間に1人しか輩出していなかった。
キャンパス
- 東大塚キャンパス
修大唯一のキャンパス。いまでこそ、アストラムライン開通などでそこそこ便利になったが、移転直後は移転開始直後の広島大学と肩を並べられるほどの凄まじいド田舎で通学に苦労したそうである。
改善されたとはいえ、今でも交通の便が良くないので、自家用車で通学する学生も多い。ただし、大学は制限をかけている。
主な出身者
TIPS
- 『修道』という名前のせいか、ミッション系に間違えられることがある。時々修道院大学と誤記される。出自は前述のとおり広島藩校である。
- 系列校に修道中学校・高等学校があるが、レベルに差がありすぎて内部進学する者はあまりいない。東京で言えば、武蔵中学校・高等学校と武蔵大学のような関係。
- 広島の私立では偏差値が頭ひとつ抜けてるためか、広島県西部の受験生が本命・滑り止めにかかわらず多く受験する。理系で同レベルの大学がないため、時々理系が受験することもある。
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関連項目
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