25件
弘前駅とは、青森県弘前市大字表町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・弘南鉄道の駅である。貨物旅客鉄道（JR貨物）の駅でもあるが、ここでは省略する。
概要
青森県の津軽地方を代表する都市である弘前市の中心的な駅。
なお、弘前駅からやや離れた場所に弘南鉄道大鰐線の中央弘前駅という駅もあるが、そちらは弘前市の中心部に近いものの規模は圧倒的に弘前駅の方が大きい。
利用可能な路線は、JR東日本は奥羽本線、弘南鉄道は弘南線である。奥羽本線には五能線の列車が川部駅から全ての列車が乗り入れてくる（青森駅終着のリゾートしらかみは一度弘前駅に停車した後で折り返す）ため、弘前～川部間だけはこの地方にしてはやや運転本数が多い。
弘南鉄道弘南線は昼を除き毎時二本ヘッドなので、地方ローカル線としてはかなり運転本数が多いと言えるだろう。その代わり、ラッシュ時の増発などはない。
ホーム
JR東日本
| ホーム | 路線 | 方面 | 次駅（普通） | 次駅（快速） | 次駅(特急) |
| 1~3 | ■奥羽本線（上り） | 大鰐温泉駅・碇ケ関駅・大館駅方面 | 石川駅 | 大鰐温泉駅 | |
| ■奥羽本線（下り） | 川部駅・浪岡駅・新青森駅方面 | 撫牛子駅 | 川部駅 【新青森駅】 |
新青森駅 | |
| ■五能線 | 藤崎駅・五所川原駅・鰺ケ沢駅方面 | 【川部駅】 | （特急設定なし） | ||
【】は臨時快速リゾートしらかみ・五能線クルージングトレインの次駅である。
- 列車が発車するホームは路線ごとに固定されてはいない。そのため、利用する際は発車標などで確認したほうが良い。
- かつて運行されていた寝台特急日本海は、新青森駅には停車せず、上りの次の停車駅は終点・青森駅となっていた。
- かつて特急白鳥・スーパー白鳥が弘前駅まで延長運転していたときは、函館行きの次の停車駅は浪岡駅になっていた。
- ホームには売店等は無いので、事前に買った上で改札を通った方がいい。また、ホームに自動販売機はあるが、どのホームも大館寄り（エスカレーター側）にあるので階段を使う際は注意した方がいい。
弘南鉄道弘南線
| ホーム | 方面 | 次駅 |
| 1・2 | 平賀駅・黒石駅方面 | 弘前東高前 |
発車メロディ・ベル
JR東日本
全ホーム「津軽じょんがら節」である。日本で唯一の三味線の音色の発車メロディである。また、JR東日本の在来線の発車メロディとしては最北のご当地メロディである。(新幹線を含めると新青森駅になる。)
車掌がボタンを押すことによって鳴る。なお、ワンマン列車では鳴らない。
自動放送は永楽の簡易型放送で、大館駅や横手駅とは違い、古い放送のままである。
弘南鉄道弘南線
発車ベルが採用されている。駅員が操作することによって鳴る。
自動放送はない。
出入口・バス
中央口
弘前市の中心街の方面の出口。弘前城・市役所などはこちらが便利。
バスは、土手町循環100円バスをはじめ各方面へ出ている。しかしすべてが弘前駅前を通るわけでなく、徒歩５分ぐらいのところにある弘前バスターミナル（イトーヨーカドーに併設）のみに停車する路線も少なからずあるので、事前に調べておくとよい。
長距離バスで停車するのは、ヨーデル号（弘前⇔盛岡）のみである。
城東口
城東口は、弘南鉄道弘南線の改札のそばにある。中央口と違い、城東口にあるのはレンタカー屋さんとちょっと店舗程度で観光でくるなら中央口から降りた方がいい。
バスも中央口駅前やバスターミナルの方が圧倒的に本数も多いが、城東循環100円バスはこちらを使ったほうが便利である（一応弘前バスターミナルでも大丈夫だが、駅から近いのは城東口である）。また、ツアーバスも城東口を使用している。
その他
- 奥羽本線上り（秋田方面）の普通列車は、大半が当駅で折り返す。
- かつて運行されていた快速深浦の青森発深浦行き（五能線内各駅停車）は当駅には乗り入れずに川部駅から直接五能線に入っていた。そのため、弘前駅（撫牛子駅）からは奥羽本線の普通列車が川部駅で接続するようになっていた。しかし、弘前駅の発車標や発車時刻表には一切案内されてないので注意が必要であった（放送による案内はあり）。なお、青森からの乗客も川部駅で（運行系統上の）五能線弘前行きに接続していたが、青森駅~北常盤駅でも同様に一切案内されてなかった。
- 2012年度の冬の臨時列車であけぼの81・82号が運転されたが、定期のあけぼのと違い当駅が始発着であった。
- 弘南鉄道では（たぶん）唯一LEDの発車標が弘南線改札口に設置されている。種別が普通しかなく、列車は毎時00分・30分（昼間は30分のみ）の完全固定ヘッドなのでぶっちゃけ意味ない・・・
関連コミュニティ
関連項目
外部リンク
- 1
- 0pt
