張春華とは、三国志の名将、司馬懿の妻で正室である。息子に司馬師と司馬昭がいる。この時代では珍しく、姓名が判明している女性。幼い頃から優秀で、人並み以上の知識と徳を備えた少女として知られていた。
三国志きっての鬼嫁として有名。徳を備えたと言われているが、その性格は激しく、時に苛烈な行動をとっている。また、非常に博学だった為、学問に関しては夫を見下していたとも伝えられている。
逸話
ある時、司馬懿が俊桀との噂を聞いた曹操は、使者を出し配下に迎えようとした。だが、司馬懿には仕官する気が無かった為、中風(仮病)と称して引きこもり、断っていた。そんな時、書物の虫干しをしている所に突然の雨が降り、慌てた司馬懿が外に飛び出し、書物を抱えて家の中に放り込むという出来事が有った。ところが、悪い事に家から飛び出した所を家の下女に目撃されてしまうのである。
病で引きこもっているはずの男が元気に外に飛び出してきた。これを曹操に知られれば、偽りを語ったとして一族郎党皆殺しもあり得る。そう考えた彼女は、目撃した下女を殺害し口封じをしたのである。
流石の司馬懿もこれにはドン引きし、以後彼女を警戒するようになる。
その後、曹操に仕えるようになった司馬懿は勲功を重ねて昇進し、側室を置くようになる。すると、歳を取った張春華よりも、若い柏夫人を寵愛するようになり次第に疎遠になっていった。
司馬懿が病を得て寝込んだ時、彼女が見舞いに訪れると、「小憎らしい女だ。普段はまともに話もせぬのに、こんな時にだけ顔を出す。一体何の用だ?」と皮肉った。思うところが有ったのだろう、彼女は怒りと恥ずかしさのあまり「断食」して自殺を図ったのである。しかも、息子二人を巻き添えにするというおまけ付きで。
息子達も断食していると聞いた司馬懿が、彼女の元を訪れて謝罪した為断食を止め、事なきを得た。
部屋を退出する時に司馬懿は、「おまえが心配で謝ったんじゃないぞ?息子達が心配だったんだからな?」とツンデレっぽい言葉を残して出て行ったというが、この場合は負け惜しみだろう。
その後、晋王と称した次男・司馬昭に「穆妃」と追号され、孫の司馬炎が皇帝になると皇后の位を与えられ「穆皇后」となった。
ちなみに、「穆」という言葉には「おだやかで、つつしみ深い。やわらかく、丁寧な。」といった意味が有る。つまり、そういう皇后だったということだ。
とても違和感が有るのは何でだろうね?
三国志大戦
1から皆勤で登場している。それも、登場したカードのほぼ全てがSR(2にRが存在する)という最も優遇された女性武将である。さらに、3では同勢力、同名で3枚SRが存在する。
性格を反映してか、何かと尖った性能で扱いづらく、カードランキングに上ってくるのは稀。
GSR張春華は、市場での取引価格が高騰しており、現在最も価値のあるカードの一枚。
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読み:チョウシュンカ
初版作成日: 09/12/09 22:46 ◆ 最終更新日: 10/01/27 22:15
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