強制スクロールとは2Dアクションゲームでよくあるステージギミックの1つである。
概要
主に2Dのゲームで使用され、通常はプレイヤーに追従して動く画面スクロールが、強制的に一定速度で移動していく。
この際、画面端の扱いは作品によって異なり、画面端が壁と同様に扱われて画面から出られないもの(画面下への落下はミスになる場合が多い)、スクロールの先へは見えないだけで進めるがスクロールに遅れすぎるとミスになるもの、スクロール範囲外へ出ると即ミスとなるもの(溶岩や針等が描写されている場合が多い)がある。
狭義には画面のスクロールのみであるが、エレベーターなど一定速度で移動するモノに乗っている場合や、後ろから即死トラップが迫ってくる場合も広義には強制スクロールであると言える。
移動が遅いと画面外に出てゲームオーバーになり、かといって早く行き過ぎると画面外から出たり、画面端の罠や敵に当たって死亡してしまったりと、ある程度一定のスピードで移動するのを要求される。
タイミングを計るのが苦手なプレイヤーにとってはかなり負担の大きいステージとなり、逆にTASさんなど速すぎるプレイヤーの場合遊び場になったりスクロールを無視したりということが行われる。
ほとんどの2Dアクションゲームでこの手法が取られており、定番となっていたが、3Dのアクションゲームではカメラワークが存在するため画面のスクロールのみを強制するのは原理的に難しく、溶岩や壁や大岩など具体的な何かが後ろや下から迫ってくるようなギミックとして受け継がれた。ただし、スーパーマリオ3Dランドなど、カメラ固定で行われた例も希ながらある。
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