弾道ミサイル(Ballistic Missile)とは文字通り弾道を描いて飛翔し、地上を攻撃するミサイルである。
概念
弾道ミサイルとは上にもあるように、弾道を描いて飛翔する対地ミサイルである。勘違いされることが多いが、弾道ミサイルは最初、ロケットエンジンにて加速したあと、慣性によって目的地まで飛翔する(ボールを手で投げるような感じ)ので、命中精度はトマホークなどの通常の対地ミサイルと比べて低い(ほとんどが核ミサイルなのでそこまで精度は必要でないため余り問題ではない)
潜水艦やサイロなどから発射される上に、弾速が早いため迎撃が非常に難しい。
また、弾道ミサイルは射程によってIRBM,ICBM等の種類に分けられる。
主な弾道ミサイル
- V2
- 世界初の弾道ミサイル。第二次世界大戦時にドイツが開発し、イギリス攻撃に使用した。
- スカッド
- 前述のV2を元にしてソ連が開発した弾道ミサイルR-11のNATOのコードネーム。TEL(Transporter-Erector Launcher 輸送・起立・発射機) に搭載して使用される。スカッド及びその派生・改良型は多くの国に輸出されている。湾岸戦争でイラクが大規模に使用したことで有名。
- ノドン
- 北朝鮮が開発したミサイル。輸入したスカッドを元に開発した。ノドンはアメリカがつけたコードネーム。
- テポドン(1号)
- 北朝鮮の弾道ミサイル。二段式で、一段目にノドン、二段目にスカッドを使用している。1998年8月31日に北朝鮮はこの弾道ミサイルを発射し、ミサイルは日本列島を越え太平洋に落下した。
- テポドン(2号)
- テポドン1号をさらに発展させたもの…らしい。2006年7月5日に発射実験が行われたがこの時は失敗し、改良されたものが2009年4月5日11時30分ごろに発射された。一段目は日本海に落下、二段目以降は弾頭(搭載した衛星?)ごと太平洋に落下したようだ。
- LGM-118A ピースキーパー
- アメリカが2005年まで運用していた大陸間弾道弾(ICBM)。地下サイロからロケットに点火するのではなく、圧搾空気でサイロから地上に飛び出したあとロケットに点火する「コールドローンチ」方法を初めて採用。これによりサイロの再利用が可能になった。MIRV(マーブ)、多弾頭独立目標再突入方式型で内部に300ktの核弾頭10発を搭載する。
- SS-18 (R-36)
- ソ連の大陸間弾道弾。SS-18というコード番号は西側が付けたもので、ニックネームである「サタン」もNATO側からつけられたもの。正式コードはR-36。冷戦時代を象徴する大型大陸間弾道弾。0.55Mtの小型核弾頭10発、あるいは最大20Mtの核弾頭1発を搭載可能とした。ピースキーパー同様コールドローンチ方法で打ち上げられる。
- ソ連崩壊後は緩やかに縮小がつづけられているものの、現在なお100発あまりが残っているとされている。ちなみに民間転用もされており衛星打ち上げにも利用されている。
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読み:ダンドウミサイル
初版作成日: 09/04/04 20:26 ◆ 最終更新日: 12/04/15 21:29
編集内容についての説明/コメント: トライデントについても誰か書いてくれませんかねえ。
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