待ってろよ俺の夢とは、「日本全国夢追いマラソン」において参加者が走る前に言うかけ声である。
概要
まず最初に、日本全国夢追いマラソンとは
42.195kmのマラソンコースよりも長く、箱根駅伝よりも感動的な陸上競技である。
このマラソンは一般的なマラソンと違い、本人でスタートを切る事になっている。
参加の第一条件として「夢」を持っている事が前提となるが、「夢」を探している人も参加が可能である。
多くの参加者は、学生区間の終わり頃において大切な「夢」をおとしてしまいリタイアしてしまう。
しかしながら、その後の就職区間に再度「夢」を見つけ走り出す参加者もいる。
「夢」を持ったままゴールすると、願いが叶うという副賞がもれなくついてくる。
だが、「夢」を持ったままゴールするのは困難を極めるため、「夢」を捨てる参加者や、離れない様に縛った「夢」から逃げ出す参加者もいる。
そのような光景を見た夢追いマラソン会長 二十九返就職（年齢不詳）は、参加者に初心の気持ちを忘れるべからずということで「待ってろよ俺の夢」をスタート時のかけ声として定義している。
夢追いマラソン委員より参加者の方へ
「このマラソンには、ルールとコースはありません。あなたの気持ち次第でこのコースは変わります。」
「夜見る夢とは、違う感動を貴方は味わいたくありませんか？」
「貴方の夢は落として拾う為にあります。」
「夢は叶うと願うよりも、夢を叶えることに集中すればその思いは報われる」
「夢に年齢は関係無い。スポーツ選手もプロで無ければ選手になれる」
「最初から夢は叶わない。学生区間の終わりにゴールした夢は他の参加者からみたら味も素っ気も無い」
「走行に苦労した分だけ「夢」の副賞は大きい。」
「たとえ理由があってゴールできなくなったとしても、その思いは後輩やあなたの子供に語れば良い」
「正義を守るヒーロー・ヒロインになる夢は、あなた自身が正義を貫けば誰もが認めてくれます」
「経済面で困る夢は、あなたが経済的に余裕が出来たときに再度追いかければいい」
「夢から逃げてもいい。その時、あなたが他の何かを見つけることがこのマラソンの醍醐味です」
「夢を持っていなくても参加は出来ます。但しゴールするまでに見つけないとあなたの走った意味はありません」
『あなたが夢を叶えてゴールする事を、会長・委員・ボランティアスタッフ一同願っております。』
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