後ろ離れてても後ろ見る余裕なんかありませんでした、もう!必死のパッチで!はい!
必死のパッチとは、 関西における「一所懸命」の最上級語のことである。
概要
だいたい40代~50代の人が使う言葉。いわゆる死語。
ここでいう「パッチ」とは強調語であり、モモヒキなどの意味ではない。
主に関西圏で使われている言葉。
一般的なところでは、阪神タイガースの矢野選手や関本選手が、勝利インタビューの時に使ったりする。
ニコニコ動画では
主に、流行るきっかけとなったのは「女子陸上1500m」の動画から。
優勝した女子選手のインタビューに、競馬のJRA騎手の出津さんの声をアテレコした動画が始まり。
出津騎手のインタビューでの「今期、未勝利やったんで、後ろが離れてても後ろ見る余裕なんかありませんでした、もう。必死のパッチで。はい」という一言がユニークで、広まるきっかけとなった。
このインタビューの意味は、出津騎手は2004年シーズンで一度も勝ち星を上げられず、また当時40歳で競馬界では高齢の部類に入り、引退を考えていた苦悩の時期であったが、年末に行われる障害戦のGⅠ「中山大障害」で見事優勝し、この2004年の1勝がGⅠ勝利という嬉しい上での一言であった。
出津さんの、オッサン特有の声と、根っからの人柄の良さとがマッチして、好感が持てるものである。
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