忍殺語とは、twitterにて連載中のサイバーパンク活劇小説『ニンジャスレイヤー』で使用される、マッポーめいた実際奥ゆかしい日本語の事である。
概要
演出上、日本語が織り交ぜられ、かつスラングの激しい英文を無理に機械翻訳させているかのような、非常に独特な文体になっている。 あまりにも狂気めいて尚且つ丁寧な、非常に中毒性の高い言葉使いである。そのため、多くのニンジャヘッズたちがこれを真似しているが、上手く使いこなすのは実際難しい。
あ行
- アイエエエ!
いわゆる悲鳴、情けない声。一般人が叫ぶ場合が多い。
「アイエエエエ! ニンジャ!? ニンジャナンデ!?」
- アカチャン
本当の赤ん坊に対して使うのではなく、セクシーなオイランが男性を誘惑する際などに使う言葉である。ザイバツ・シテンノの一角であるパープルタコ=サンの口癖でもあり、相手を子供扱いして使う。おそらく英語で言う「baby」に該当する言葉だが、原作テキストの表記では「akachan」であるようだ。
「ファハハハ!アカチャン。カワイイ女の子……」
- アタシいま体温何度あるのかなーッ!?
性的興奮状態にある女性が思わず叫ぶ言葉。どこか奥ゆかしいエロスを感じる。
- アトモスフィア
「雰囲気」という意味の言葉。
- アッハイ
ヤクザ天狗のあまりの狂気に触れた者が口にする、ぎこちない返事。
翻訳チームからの強引なアンナンウスンー(注:アナウンス)に対するヘッズの返答にも良く使われる。
- アバーッ!
断末魔の悲鳴。「アイエエエ!」「グワーッ!」よりも更に致命的な状況下で使われる。ヘッズの間では「アバる」等の言い回しも。
- アブハチトラズ!
「一挙両得」の意味を持つ言葉。本来の日本語の「虻蜂取らず」とは何故か正反対の意味である。しかしその一方で、普通の「虻蜂取らず」が出てくることもある。実際ややこしい。
- アンブッシュ
奇襲攻撃の事。ニンジャ同士のイクサにおいて、アイサツの最中に行う攻撃はスゴイ・シツレイにあたり、殆ど行われない。ただし、アイサツ前に行われるアンブッシュは一度だけ認められており、ニンジャスレイヤーも敵ニンジャも度々行う場面がある。
- インガオホー!
「因果応報」。ハイクの締めに使われる事も多い。
「寂しい秋な……実際安い……インガオホー」
- イヤーッ!
主にニンジャが攻撃するときやジツを使うときの掛け声(ニンジャ・シャウト)。後述の「グワーッ!」に対応する。
「イヤーッ!」「グワーッ!」「イヤーッ!」「グワーッ!」「イヤーッ!」「グワーッ!」「イヤーッ!」「グワーッ!」「イヤーッ!」「グワーッ!」「イヤーッ!」「グワーッ!」「イヤーッ!」「グワーッ!」「イヤーッ!」「グワーッ!」「イヤーッ!」「グワーッ!」
- エジャナイザ!
お祭りの際の囃し言葉。
エジャナイザ!エジャナイザ!エジャナイザ!エジャナイザ!エジャナイザ!
- 奥ゆかしい
「素敵な」とか「素晴らしい」の意味を持つ形容詞。ニンジャスレイヤー世界では頻繁に使われる。
- オタッシャデー!
別れの挨拶の言葉。主に一時的な別れの場合に使われるが、もう命が助からない場合に「オタッシャ重点」と表現する用法もある。壮健さを讃える言葉として用いられることもあり、日本語の奥深さを感じさせる。
か行
- 囲んで警棒で叩く
集団で行う暴力的制裁を指す言葉。脅し文句として使われる事も多い。「警棒で叩く」「囲んで棒で叩く」とも。 - カブーム!
爆発を表現するアメリカン・ウキヨエ・コミックめいた擬音語。翻訳者によっては、CABOOM!( もしくはKABOOM!等)と英語で書かれる。 - カラダニキヲツケテネ!
サツバツとしたイクサへ赴くニンジャへの手向けの言葉。
「作戦を立て直すべくその場を逃れたディヴァーラーを今、無慈悲な殺戮のマシーンと化したニンジャスレイヤーが追う! カラダニキヲツケテネ!」
- カラテ
本来の空手の意味とは違い、体術や身体能力を駆使した技全般を指す言葉。場合によってはさらに広い意味で使われるので注意が必要。
ニンジャスレイヤーの戦闘シーン全般には「ノーカラテ・ノーニンジャ」という哲学が込められているらしい。強力なユニーク・ジツ(特殊能力)を操るニンジャは数多いが、それに頼るだけではサンシタであり、カラテの強いニンジャこそが実際強いニンジャであるという考え方である。
「あれは伝説のカラテ技、サマーソルトキック!」
- カワイイヤッター!
オイランドロイド・デュオ(二人組のロボットアイドルユニット)である「ネコネコカワイイ」に対する賛辞の言葉。ヘッズの間ではその他にもカワイイ事柄に対して使われる事が実際多い。
- ガンバルゾー!
ザイバツ・シャドーギルド《罪罰影業組合》の禍々しい儀式の呪文。両手を挙げて唱和する。コワイ!
- キャバァーン!
様々な場面で使用される謎の電子的効果音。金銭・賄賂・電子口座などに関する場合が比較的多いが、用途は広い。
- キンボシ・オオキイ!
イクサに勝利した時に叫ぶ歓喜の言葉。手柄に対する賞賛の言葉。大金星。
- グワーッ!
攻撃を喰らった時などの叫び声。前述の「イヤーッ!」に対応する。婦女子の場合は「ンアーッ!」。
- ゲイのサディストだから
ブディズムパンクス達が行っていた、難解で哲学的なスカム禅問答における模範解答のひとつ。
「ブッダがある男をジゴクから助け出すため、切れやすい蜘蛛の糸を垂らした。ナンデ?」「ゲイのサディストだから」「正解です」
- ケジメ
責任を負い自らの指を切り落とす行為。マッポーの世ではヤクザに限らず様々な組織で日常的に行われる。制裁的な意味で使われることもあり、翻訳チーム要員がタイプミスした場合にもケジメが行われたとアナウンスされることがある。転じて、指を欠損した状態を指す。上位版に「セプク」がある。
- ゴウランガ!
数ある忍殺語の中でも最も意味不明、かつ勢いのあるスピリチュアルな掛け声。地ノ文=サンが用いる。元が何語なのかすらよくわからない。とりあえず何かスゴイことが起こった時に叫ばれる。
- 古代ローマカラテ
カラテ流派のひとつ。2部以降、敵ニンジャの中に古代ローマカラテの使い手がたびたび登場するが、戦う前にアンブッシュなどで死んだり、戦闘シーンがカットされ事後処理めいて倒された事が説明されるなど、実際ヒドイ扱いを受け続けている。この為、古代ローマカラテ使いのニンジャが数多く登場した現在においても、古代ローマカラテが一体どのようなカラテなのかは未だ謎のヴェールに包まれている。カマセ・ドッグ的アトモスフィア? ザッケンナコラーッ!
かつて太古の時代には古代ローマカラテ文明なるものが存在していたらしいが、古代のニンジャ大戦の説明がなされた際それに巻き込まれて滅んだ事が、ついで的にワンセンテンスで説明された。また、古代ローマカラテ会なるドージョーの存在も確認されている。
もはやお約束めいたネタとなっており、古代ローマカラテ使いが強豪めいて登場するとヘッズ達は大いに盛り上がるのだ。類義語に「常人の3倍の脚力」がある。
「古代ローマカラテは魔技。全身の骨を折り殺してやる。死に際、貴様らは俺に哀願する。いっそ殺してくれとな」
- 古事記にもそう書かれている
忍殺世界における決まり事や伝説、ルールの説明に付け加えられることが多い文章。大抵の事は古事記に書かれているのだ。一方、格言めいたコトワザが使われる際には「平安時代の哲学剣士、ミヤモト・マサシの言葉である」と付け加えられることが多い。ミンメイ=パブリッシャーめいた文章である。
「ニンジャのイクサにおいてアイサツは絶対の礼儀だ。古事記にもそう書かれている」
さ行
- ザッケンナコラー!
ザコ戦闘員であるバイオヤクザ、クローンヤクザ達が放つヤクザスラング。おそらく仮面ライダーでいう所のショッカー戦闘員の「イーッ!」に近い概念のものと思われる。ヤクザスラングは他にも「スッゾコラー!」「テメッコラー!」「シャッコラー!」等の様々なバリエーションがある。
- サツバツ!
殺伐とした状況になると叫ばれる言葉。地ノ文=サンが使う他、ナラクニンジャの掛け声でもある。
- サヨナラ!
ニンジャが死に際に放つ言葉。この言葉を言い放った後、しめやかに爆発四散する。
- ○○=サン
英語で「Mr.」や「Mrs.」に該当する言葉。たとえどんな悪人であっても、相手の名を呼ぶときは「=サン」を付けて呼ぶ。
- ジツ
「術」のことであり、「ジツ」とだけ書いた場合はニンジャの特殊能力(いわゆる忍術)を指す。特有のものは「ユニーク・ジツ」と呼ばれる。なお、「ニンポ」はフィクションのニンジャが使う荒唐無稽なニンジャ・マジックであり、全く異なるものである点には注意が必要。
- 失禁
ニンジャスレイヤー世界の住人は実際尿道が緩いので恐怖などで感情が高ぶるとすぐ失禁する。アイエエエ…
- 実際
「とても」や「すごく」のような強調の意味で使われる言葉。英語の「actually」に該当するらしい。実際使いやすいのでニンジャヘッズの間でも実際よく使われる。
- 重点
「…に注目」とか「…が重要」と強調したい時、その言葉の末尾に付けて使う言葉。
「ヨイデワ・ナイカ・パッション重点」
「これは……いける?ラブメンテナンス重点なのか?」
- ショッギョ・ムッジョ!
「諸行無常」の意味。世の無常さを感じた時に使う言葉。
- スゴイ級
ハッカーなどのランクを示す言葉。スゴイ級の上位がテンサイ級、更にその上がヤバイ級である。
- スリケン
ニンジャ達の愛用する投擲武器。スリケンとクナイ・ダートの2種類があり、スリケンを愛用する派が8割、クナイ・ダート派が2割であるらしい。また多くのニンジャは四次元ポケットめいてスリケンを無尽蔵に投げる事が出来るようだ。
- 備えよう
公式アンナンウスンー(アナウンス)でたびたび使用されるフレーズ。日本での忍殺ブームはすぐそこまで来ている。備えよう。
た行
- タツジン!
素晴らしいテクニックが見れた際の感嘆の言葉。類義語に「ワザマエ!」がある。 - チャメシ・インシデント
「日常茶飯事」のこと。
- ちょっとやめないか
立ち退きに抗議するデモのプラカードなどに書かれていた言葉。転じて、相手に自重や節制を求める際や抗議する際に使う。ヘッズ達の間ではシンシ・クランやフ・クランのネタに対して(自主的に)使われる。Twitterのハッシュタグとしてもしばしば使われる。時に「おいやめろ」に近い用法も含む。
- ツキジ
ネオサイタマ最大の漁港である地名だが、死屍累々とした光景の比喩として使われる方が遥かに多い。
「エントランスから死体の道が!まるでツキジです!」
- テストに出ないよお・・・
センタ試験をドロップアウトしたことで暴徒と化したストリートギャング、ヒョットコ・クラン達が予想外の事態に直面した際に思わず口に出す言葉。
- ドーモ
アイサツの言葉。オジギも合わせて行う。ニンジャにとってイクサ前のアイサツは絶対の礼儀であり、欠かしてはならないものとされる。どんな邪悪なニンジャでも(標的を威圧する目的で)アイサツを行う。
「ドーモ。○○○=サン。×××です」
な行
- ナムアミダブツ!
絶望的な場面や死に瀕した場面でよく使われる言葉。類義語に「ナムサン!」がある。
「おお、ナムアミダブツ!なんたる禍々しい光景か!」 - ニンジャリアリティ・ショック
一般人がニンジャと遭遇することで引き起こされる精神的パニック症状の事。古くから様々な歴史で暗躍してきたニンジャだが、表向きには架空の存在とされている。だが、一般人にはニンジャへの恐怖が遺伝子レベルで刷り込まれている為、このような症状が引き起こされる。最も典型的な初期症状は失禁であり、更に重篤な場合は気絶や心停止することさえもありうるのだ。
ニンジャヘッズの間ではしばしば、また本文においても時々「NRS」と略される。
- ネギトロ
肉体が原型を留めていない状態の比喩として使われる方が遥かに多い。ミンチよりひでぇや。
「このままではネギトロめいた死体となってしまう!」
- ノボリ
広告や広報に使用されるのぼり旗の事。ニンジャスレイヤーの世界では奇妙な言葉の羅列されたノボリや看板が頻繁に登場する。 公式ではないが、ヘッズの間では「デスノボリが立った」とフラグと同義の使われ方がされることもある。
「揚げた美味しさが」「テンプラ」「DIY」などと極太オスモウ・フォントで縦書きされたノボリが、広い店内でイナセに躍っている
は行
- ハイクを詠め
ニンジャスレイヤーの決め台詞。ニンジャは自らの死を悟るとハイクを詠むという作法があるので、この言葉には「お前の負けだ!」「お命頂戴する!」といった意味合いがある。
- 激しく前後
スゴイ・イヤラシイ意味を持つ言葉。類義語に「激しく上下」がある。
「激しく前後に動く。ほとんど違法行為。激しく上下に動く。あなたは共犯者」
- バストは豊満であった
ヤモト=サンや子供を除く、大半の女性キャラに使用される表現。特に最初期のヒロイン役であるユカノ=サンには、登場する度にしつこく何度もこの言葉が繰り返される。実際豊満。
- 遥かに良いです。
「大丈夫」と同じ意味で使用される言葉。バリキやズバリなどの薬物がキマってハイになった際にも使用される。
「…フゥー、大丈夫です、遥かに良いです」
- ビョウキ トシヨリ ヨロシサン
ヨロシサン製薬の宣伝に使われるキャッチコピー。ヨロシサン製薬は日本政府を裏から操る「暗黒メガコーポ」と呼ばれる巨大企業のひとつである。
- フィーヒヒヒ!
ザイバツ・ニンジャのひとり、モスキート=サンの笑い声。ヤモト=サンをアブナイ言動でしつこくつけまわしたり、昏睡状態のナンシー=サンの部屋へ侵入する際の行動から、シンシ・ヘッズ達の間で伝説となったヤバイ級の変態ニンジャである。 この為、ヤモト=サンをはじめとする魅力的な女性キャラクターが登場する度、彼の口調を真似するシンシ・ヘッズが後を絶たない。その様は「蚊柱が立つ」と表現される。
「これで俺の汚染血液と君の女子高生血液を直結相互循環!フィーヒヒヒ直結!」
- ブッダ!
「しまった!」「なんてこった!」「畜生!」などの様な意味で使われる感嘆符。おそらく英語の「Jesus!」に相当する言葉だと思われる。 「ブッダファック!」や「ブッダシット!」「ブッダアスホール!」などというバージョンもある。
ブッダは忍殺世界における最も一般的な神様で、頻繁にゲイのサディストぶりを発揮する。
- ベイビー・サブミッション
「赤子の手をひねる」。簡単な事を指す言葉。
- ポエット!
秀逸なハイク、詩などを聞いた時の賛辞の言葉。
ま行
- マッポ
警察、または警察官を指す言葉。下記の「マッポー」と混同しやすいので注意が必要である。ちなみに捜査官(刑事)は特にデッカーと呼ばれ、一般人の中では比較的ニンジャと渡り合う描写も多く、かなり優秀であるようだ。
- マッポー
末法、つまり救いのない退廃的な世界観を示した言葉。ニンジャスレイヤーの世界観を象徴する言葉である。 - …めいて(…めいた)
「…の様な」「…な」という意味で使われる言葉。ニンジャスレイヤーでは頻繁に使われる表現である。
「アフリカ投げナイフめいた邪悪なスリケンは、平安時代、とくにトカゲ・ニンジャ・クランに好まれた武器だ。」
- メンポ
ニンジャスレイヤーを始めとするニンジャ達が素顔を隠す為に身につけるマスク状防具。面頬。ニンジャスレイヤーのそれには「忍」「殺」の二文字が入っている。
- ムラハチ
作法を誤った者等に対して行われる、社会的制裁行為。特にカチグミ・サラリマン達がこれを恐れている。学校などの子供社会でも日常的に行われている。コワイ!
や行
- ユウジョウ!
カチグミ・サラリマンが日常的に用いるアイサツ。「ユウジョウ!」と呼びかけられたら、こちらも「ユウジョウ!」と返さないとスゴイ・シツレイにあたり、ムラハチにされてしまう。彼等の間では友好を確認しあい、同時に互いを牽制する為のタテマエ言葉に過ぎないが…。
わ行
- Wasshoi!
主人公であるニンジャスレイヤーことフジキドが気合を発する時に叫ぶ、とても力強い掛け声。原作者の一人、ブラッドレー・ボンド氏によると、日本人が大きな困難に立ち向かう際に自らを鼓舞する言葉であるらしい。これが格好良く聞こえるようになったらニュービーは卒業だ。オメデト!
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リビジョン番号: 1520341
読み:ニンサツゴ
初版作成日: 12/01/03 21:06 ◆ 最終更新日: 12/05/05 11:40
編集内容についての説明/コメント: 備えよう。
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