忍者ハットリくんとは、藤子不二雄Aの、忍者を題材にしたギャグマンガである。
概要
覆面姿の怪しい言葉を喋る少年が民家に現れて勝手にとある家に住み着き、怪しげな手品で人心を惑わして民衆を扇動しようとする。
また覆面姿の少年の年齢は不詳ながらも15歳には満たないようではあるが、義務教育を受けようとはせず、住み着いた家族に優しい言葉をかけて自分の意のままに操ろうとしている。
覆面少年のペットは、突然変異で誕生したと思われる喋る犬ではあるが、食も偏っているため一般的な犬の餌を食べようとはしない。
また弟らしき人物がいるが、少女にも見えるため、兄弟の関係が血の繋がりだけとは思えない想像ができてしまう。
覆面少年にはくノ一の彼女もいるが、何故か出番が少ない為か、知名度が低い。
真面目な概要
登場人物などについての詳しい紹介はWikipediaの該当記事に任せるとして(丸投げ)
本作品は一般的には、伊賀に存在する忍者の里から修行の為にやってきたハットリくんが、様々な騒動を引き起こすギャグ物語という印象のようだが、後期の作品「新忍者ハットリくん」においては、必ずしも当てはまらなかったりする。
この辺は、もっとも知名度が有ると思われる、テレビ朝日系にて放映されたTVアニメ第1作(1981年~1987年)の影響によるものであろう。
また、第1作のアニメはTVスペシャルの他に劇場用のアニメも制作されており、同じ藤子不二雄作品繋がりで「パーマン」と共演していたりもする。
2012年にも再アニメ化されているが、こちらは先行してインドで制作され放送されるという形式になっている、これはインドにおいてTVアニメ第1作のハットリ君が高い人気を得たためである。
実はアニメ化より早く2回TV番組として実写ドラマ化されており、実写ドラマではハットリくんは被り物を付けた子役が演じ、声は吹き替えで撮影されていたようである。
残念ながら実写ドラマの第1作目のフィルムは一部を除いて存在してない為、全話の視聴は不可能である。2作目のドラマはフィルムが残っていた為、全話DVD化されているので視聴可能である。
他にも実写映画として2004年に制作された、「NIN×NIN 忍者ハットリくん THE MOVIE」という作品も存在し、主演は元SMAP(当時は在籍中)の香取慎吾であったりする。
その他関連作品
1986年3月5日にファミリーコンピューター用の横スクロールアクションゲームとして、ハドソンより発売された「忍者ハットリくん 忍者は修行でござるの巻」が存在する。
FC世代のオールドゲーマーには、タイトルを聞いただけでちくわを拾うボーナスゲームを連想するくらいにはメジャーなタイトルであり、当時の漫画原作のゲームソフトの売り上げではトップに位置するゲームでも有る。
この作品は後(2008年)にiモード向けにアレンジされて携帯アプリ版が配信されている。
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関連項目
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