応とは、以下のことを表す。
人名
東アジアの人名である。
- 応劭(? - 204年) - 後漢末の学者
- 応瑒(? - 217年) - 三国時代曹魏の詩人。建安七子の一人。応劭の甥
- 応璩(190年 - 252年) - 三国時代曹魏の詩人。応瑒の弟。
- 応昌期(1917年 - 1997年) - 台湾の実業家
- 大須賀応(まこと、1894年 - 1945年) - 日本陸軍の軍人
架空のキャラクター
地名
- 応県 - 中華人民共和国山西省の県
漢字として
應
- Unicode
- U+61C9
- JIS X 0213
- 1-56-70
- 部首
- 心部
- 画数
- 17画
- 意味
- 旧字は應。
- 受け入れる、受ける、したがう、反応する、当たる、応対する、対処する、一致する、ちょうど合う、和する、まさに~すべし、ただちに、(譍と通じて)こたえる、返事をする、呼びかけにこたえる、という意味がある。
- 〔説文解字・巻十〕には「當るなり」とある。〔爾雅・釈詁〕にも「應、當るなり」とある。
- 字形
- 形声で声符は𨿳(䧹)。𨿳(䧹)は〔説文〕に鷹の本字としてある字であり、金文では「䧹受大命」のように受ける意味で使われている。應(応)、膺の初文。
- 音訓
- 音読みはヨウ(漢音)、オウ(呉音)、訓読みは、こたえる、まさに、あたる。
- 規格・区分
- 常用漢字であり、小学校5年で習う教育漢字である。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。
- 語彙
- 応運・応援・応化・応酬・応接・応対・応諾・応答・応分・応募・応報・応用
異体字
- 應は、旧字体で人名用漢字である。JIS X 0213第二水準。2004年に常用漢字表の参考字体から人名用漢字に格上げされた。
- 𤻮は、〔説文〕の注や〔字彙補〕が本字とする字。
- 𠩍は、〔字彙補〕に應と同じとある異体字。則天武后の作らせた字。大周泰山碑に見えるという。
- 簡体字は应。
関連項目
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