怪獣王ゴジラとは、1993年にバンダイから発売されたゲームボーイ専用ソフトである。
概要
プレイヤーはゴジラを操作し、立ち塞がる怪獣を倒し人間どもの兵器を蹴散らし建造物を破壊しながら、全5面のステージを進めていく。
登場する敵怪獣の種類はかなり豊富で、『ゴジラVSメカゴジラ』までに登場したほとんどのゴジラ怪獣の他、ゲゾラとガニメまで登場する。カメーバはいない。何故かバラゴンもいない。バランもマンダもゴロザウルスもいるのに……一部の怪獣は特殊効果を持った攻撃を使ってくるほか、原典には無い武器が追加された怪獣もいる。
スタート画面でセレクトボタンを押すとミュージックモードになり、ゲーム中で使われている曲と効果音を聴くことができる。
ゴジラの技
※記事作成者の手元に説明書が無いため、正式名称ではない可能性があります。
- 待機
静止していると体力が自動回復していく。ボスに挑む前には焦らず休息すべきである。スーパーXなどが持つカドミウム弾を食らうと、かなりの長時間回復が封じられてしまう。 - ガード(←)
後退時は頭を低くし、手で頭を覆った防御姿勢を取る。この状態では被弾時のダメージが大幅に軽減されるうえ、当たり判定が小さくなるので下段にいれば一部の攻撃を回避することも可能。 - パンチ(Bボタン)
殴る。攻撃中は隙だらけだが、尻尾チョップより連打が効くので主な攻撃手段となる。一部中ボスと接触した状態で使用すると多段ヒットし、強化熱線以上の威力を発揮する。 - 放射熱線(Aボタン)
正面、斜め下、斜め上の三方向に発射できる。使うと体力が減り、一定以上まで減ると使えなくなる。敵の弾をかき消すなど防御手段としても使えるが、スーパーX2やキングシーサーなどの熱線反射能力を持つ相手に使うと跳ね返されてダメージを受けてしまう。 - 強化熱線(A+Bボタン同時押し)
時期的に『VSメカゴジラ』で使用した赤い熱線だろうか。下向きにしか吐けない上に、一度吐き始めると体力が熱線が使えない量に減るまで止まらないという不便な武器。ただし、熱線反射能力を持つ相手にも跳ね返されず、ダメージを与えることが出来る。バトラ幼虫(2戦目)は体力MAX状態でこれをつかうと一撃で倒せる。 - 尻尾チョップ(←+Bボタン同時押し)
このゲームにおける最も重要な技。本作のゴジラは動きが鈍く動ける範囲も狭いため敵の攻撃を避けることは容易ではない。しかし、尻尾チョップを使っている間は攻撃を食らってもダメージを受けないのである。攻撃とダメージ無効化を同時に行えるため、地上にいる敵なら延々と尻尾チョップをしていれば倒せる(威力が低いので面倒臭いが)。水中では尻尾チョップが使えないため、ゲゾラが意外な強敵だったりする。また、空中にいる敵には尻尾チョップが当たらないため、敵が攻撃をしている間は尻尾チョップでしのぎ、隙をついて他の技で攻撃をしなくてはならない。おかげでバランが意外な強敵だったりする。
関連動画
関連商品
関連項目
- 1
- 0pt