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単語記事: 恐竜

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この項は個人の趣味の範囲の知識に基づいて書かれたものです。本格的・学術的な調べ物にはちゃんとした資料を参照しましょう。

恐竜とは、実在したロマンである。

爬虫類の一グループとして分類され、三畳紀中期(2億4000万年前)から亜紀末(6550万年前)まで繁栄した。ハトほどの大きさから全長30m以上まで様々な大きさ・形態のものが現れ、鳥類を残して絶滅した。

定義と特徴

ティラノサウルス頭骨
ティラノサウルス

日常的な会話では、分類学上の恐竜に限らず・首長、場合によってはマンモスやイクチオステガまで、絶滅して現在似たものがいない爬虫類または四肢動物のこと全般が「恐竜」と呼ばれがちである。
しかし生物学上ではより狭い範囲に限定されており、定義の表現し方は二通りある。

  • 解剖学的な定義:後肢が前から見て地面に垂直になるような盤の構造をしており、その盤に3つ以上の脊椎のパーツ(仙椎)がある爬虫類恐竜である。
  • 分岐学的な定義:トリケラトプスそれぞれから祖先をさかのぼっていき、最初に一致した動物から進化した生物は全て恐竜である。

解剖学的な定義の方が先にあったものだが、解剖学的な定義は分岐学的な定義を具体的にどんな動物すのか言い換えたものといえる。分岐学的な定義では鳥類はすでに恐竜に含まれている。単に恐竜と言った場合、「非鳥類恐竜」をすことが多い。
また恐竜といえば巨大なものと思いがちだが、実際は大きさは関係ない。鳥類を含めて恐竜と言った場合、最小の恐竜マメハチドリ(5cm、2g)である。鳥類を除くと、数十cmほどのものが何種類か見つかっている(動物全体から見るとそれなりに大きいとは言える)。

現在の爬虫類の中ではワニが近縁で、合わせて類というグループを成す。類の中から二歩行する小のものが現れ、さらに後肢が地面に垂直になる(直立歩行という)ことで恐竜に進化した。四足歩行の恐竜も二歩行の名残りで重心が後肢に寄っており、前肢が短いものが多かった。また哺類にべると胴体の柔軟性が低く、筋より腱や格で体重を支える傾向があった。
直立歩行により体重を支えやすく、また長時間移動しやすくなったことは他の這いつくばった姿勢の爬虫類に対するアドバンテージとなった。しかし三畳紀後期の環境変化を乗り切って繁栄することができたのは、排泄に要する分の節約、高い呼吸など、他の爬虫類にない当時の環境に適合した特徴のためであると言われる。

歴史

三畳紀中期~後期(2億4000万年前~)

全ての大陸が地続きになって「大陸パンゲア」を形成、陸上生物は分布を広げやすかった。植物はシダ植物や裸子植物(針葉イチョウ等の仲間)が中心だった。現代のような原はずっと後まで現れない。
類や形類などに属する様々な爬虫類が繁栄しており、単類からは哺類、類からはワニ、そして恐竜が進化した。
特に原始的な恐竜ブラジルで見つかっており、恐竜の起は南にあったと考えられている。しかし跡化石によると、三畳紀前期に他の地域で誕生していた可能性もある。最初の恐竜は小で二歩行だったと考えられる。
捕食者としてライバルの多い獣脚類はおおむね4m以下と小だったが、一部は6mほどに達した。脚形類に属する一部の植物恐竜はすでに10mほどまで大化していた。

ジュラ紀前期~中期(1億9960万年前~)

三畳紀末の大絶滅により、他の陸生爬虫類は減少。ケラトサウルス類や原始的なテタヌラ類に属する恐竜が、本格的に大化を始めた。この頃にはすでにコエルサウルス類に属する鳥類に近縁な恐竜がいたという間接的な拠がある。
脚類の植物恐竜が繁栄したが、原始的な脚類も多様化しつつあった。

ジュラ紀後期(1億6120万年前~)

大陸パンゲアが、南のゴンドワナと北のローラシアに分離しつつあった。高二酸化炭素濃度・低湿度という環境下で針葉は大きく生長したが栄養価は低くなった。

マメンチサウルスやアパトサウルスなど、ジュラ紀後期特有の脚類が本格的に繁栄・大化し、一部は全長30mをえた。また類や脚類も繁栄し、一部は大化。それに合わせるように、ケラトサウルス類・メガサウルス類・アロサウルス類に属する、典的な大恐竜も繁栄した。
また、小恐竜の多様性も増し、原始的なティラノサウルス類や鳥類を含んだ羽毛恐竜(コエルサウルス類)に代表される、後の亜紀に繁栄することになる恐竜も現れ始めていた。

白亜紀前期(1億4550万年前~)

大陸の分裂が進み、これ以降陸生動物の分布は、その進化の歴史上で大陸のつながりがどうなっていたかに大きく左右されることになった。温暖な気候の元面がかなり上昇し、浅いが広がった。またアルカフルクトゥスのような被子植物立つ花の咲く植物)も見られるようになった。

ジュラ紀的な脚類や類はほとんど姿を消し、マクロリアに属する亜紀的な脚類や脚類が繁栄した。また、鎧竜類や原始的な角竜類も多様化しつつあった。アロサウルス類の恐竜は引き続き繁栄していた。ケラトサウルス類と、メガサウルス類から進化したスピノサウルス類は、南のゴンドワナ由来の大陸で特殊化し独自の地位に着いた。
鳥類やコエルサウルス類はさらに多様性を増した。その中には、すでに高度な飛行を得た食を捨て植物食に適応したものまでいた。

白亜紀後期(9960万年前~)

インド亜大陸が未だアジアと分離していたりする以外は、ほぼ現在の大陸の分割確立した。引き続き温暖な気候で被子植物が繁栄し、これは植物恐竜の進化にも影を与えたと考えられる。

アジア・北では、脚類・鎧竜類・堅頭類・角竜類が大繁栄した。アロサウルス類は姿を消し、ティラノサウルス類が大化して要な捕食者の位置についた。コエルサウルス類は繁栄を極め、現在と変わらない鳥類も現れた。
アフリカや南では、北半球的な恐竜の一部が進入していたが、引き続きマクロリア脚類と、ケラトサウルス類・スピノサウルス類・アロサウルス類の獣脚類が繁栄し、一部はかなり大化した。マクロリアアジアや北にも若干見られた。

新生代(6550万年前~)

一部の鳥類を除く全ての恐竜絶滅(「絶滅について」を参照)。鳥類だけはその後も繁栄を続けた。

各分類群の特徴

盤の特徴によって盤類と盤類に大別され、さらに以下のように分かれる。

恐竜盤類┬獣脚類:アロサウルスティラノサウルスヴェロキラプトル始祖鳥など
   │     └脚形類:アパトサウルスなど
   └盤類┬装類┬類:ステゴサウルスなど
          │     └鎧竜類:アンキロサウルスなど
          └┬周飾頭類┬堅頭類:パキケファロサウルスなど
            │       └角竜類:トリケラトプスなど
            └脚類:パラサウロロフスなど

盤類は全てクチバシを持ち盤のシルエットのものに似ていたが、鳥類を輩出したのは盤類に含まれる獣脚類である。
「代表的な種類」には、それぞれの分類群のさらに細かい分類とその中でも重要な種類(有名なもの、内産のもの、なるべく各グループの進化を辿れるもの、重要な情報をもたらしたもの、お絵カキコのあるもの)、その分類群の特徴を挙げた。分類は研究者の意見によって異なることもあり、またここで使っている分類は必ずしも正確ではない。
名前の後の■は記事に直接使っていないお絵カキコへのリンク(◆は種類を特定していないお絵カキコ)。

獣脚類

アロサウルス
アロサウルス

いわゆる「恐竜」と言われるもの。

恐竜の代表格ティラノサウルスから鳥類にごく近縁なもの、あるいは鳥類自体まで非常に様々な種類を含む。
歩行。前後に長い頭部、長めの首、カプセル状の胴体、長い後肢と尾、短めの前肢、鋭い牙、またはのないクチバシを持つ。羽毛を持っていたとされるものも多い。羽毛以外にも格に鳥類的な特徴が多い。また恐竜の中では体重の割に特に容積が大きく、一部のものでは鳥類準に達していた。
一般に大のものは腕よりもの方が発達しており、頭部が大化していてもが多く軽量で、衝撃を吸収する構造になっていた。

種が狩りをした場合は、腕で獲物を押さえつけるよりもを大きく削ぎ取ったか噛み砕いたと考えられている。
またクチバシがありがないもの、があってもを切り裂けないような形のものは二次的に植物食に適応したのだと言われる。

代表的な種類
ヘレラサウルス類 ヘレラサウルス、フレングエリサウルス、スタウリサウル 特に原始的。獣脚類に含めないことも多い。
基盤的獣脚類/コエロフィシス類 エオドロマエウス/コエロフィシス、ゴジラサウルス、リリエンステルヌス、ディロフサウル 細長い体形をしており、小から中
ケラトサウルス類 ケラトサウル、エラフロサウルス、カルノタウルスマジュンガサウルス、マシアカサウル ノアサウルス科を除きやや大。手が4本残っている。
メガサウルス類 エウストレプトスポンディルス、メガサウルス、トルヴォサウルス、アフロヴェナトル ここから下は尾があまり曲がらないテタヌラ類。やや後肢の短いオーソドックスな恐竜
ピノサウルス類 リオニクス、スコミムス、イリタトル、スピノサウル 長い吻部と円錐形のを持ち、食に適応したとみられる。メガサウルス類を含めることが多い。
アロサウルス アロサウルス、ヤンチュアノサウルス、フクイラプトル、コンカヴェナトル、アクロカンサウルス、カルカロドントサウル 標準的な中~大恐竜。やや軽量な体つきで、が鋭く前肢親が大きい。
コンプソグナトゥス類 コンプソグナトゥス、ジュラヴェナトル、スキピオニクス、シノサウロプテリク ここから下がコエルサウルス類。小で身軽。原羽毛を持つ。
ティラノサウルス アンロング、ラプトレックスアレトロサウルス、アルバートサウルス、タルボサウルス、ナノティランヌティラノサウルス 最初は他のコエルサウルス類と大差なかったが次第に独自の方法で大化した。前肢が特に小さい。大のものほどがっしりとした体形。
オルニトミムス類 ペレカニミムス、デイノケイルス、ガルディミムス、ガリミムス、オルニトミムス いわゆるダチョウ恐竜。クチバシを持つ。後肢や首だけでなく手も長い。雑食及び葉食、またはプランクトン食とされる。
オヴィラプトル類 インキシヴォサウルス、カウディプテリクス、インニア、オヴィラプトル、キロステノテス 丸っこい頭と高さのあるクチバシ、短い尾、大きな手を持つ。雑食及び果実食とされる。
テリジノサウルス類 ファルカリウス、セグノサウルス、アラシャサウルス、ノスロニクス、テリジノサウル どっしりした胴体、巨大な鉤など特異な体形。植物食とされる。
アルヴァレスサウルス類 プロイルス、アルヴァレスサウルス、パタゴニクス、モノニクス、シュヴウイア オルニトミムス類に似るがずっと小で前肢はとても太短く、手は大きなのある1本以外退化。
ウマニラトラ エピデンドロサウルアンキオルニス、トロオドンヴェロキラプトル、デイノニクス、ミクロラプトル、始祖鳥ハシビロコウさん いわゆるラプトル。原始的な鳥類であるともされるほどに近い。分岐学上は自体も含む。

竜脚形類

アパトサウルス
アパトサウルス

恐竜」のイメージどおりの姿をしたもののグループ。ジュラ紀中期から亜紀にかけて巨大化し、一部のものは全長30mをえたことは確実とされる。

特に原始的なものの一部を除き四足歩行、植物食性。小さな頭、長い首と尾、状の胴体、柱のような四肢を持つ。
格には大きな体を軽量化しつつも少ないで確実に支える適応が多く見られる。頭部は長い首の先にあるだけに軽量で咀嚼は弱い。

より自体の構造や腱の引っりで体勢を保っていた。長い首でキリンのように高い枝の葉を食べたと言われてきたが、実際には長い首はあまり上に向かず、つりのように背中側から靭帯で支えて前に伸ばし、ゾウの鼻のように広い範囲の植物を食べることに役立てていた可能性が高い。
みした植物を長い腸でゆっくりと消化していたとされる。
狭義の脚類に含まれない初期のものはこの限りではなく、二歩行など独自路線を辿っていた。

代表的な種類
ごく原始的なもの エオラプトル、パンファギア、サトゥルリア 恐竜と大差ない、小で二歩行のランナー。
プラテオサウルス類など テコドントサウルス、プラテオサウルス、リオサウルス、マッソスポンディルス、アンサウル または四足歩行。独自の路線で植物食に適応した。古脚類と呼ばれ後の脚類の祖先ではないとされてきた。
原始的脚類 アンテトニトルス、イサノサウルス、ヴルカノドン、シュノサウルス、ケティオサウル 四足歩行に適応したが体を支える仕組みなどは未発達。
マメンチサウルス類 ベルサウルス、チュアンジサウルス、クラメリサウルス、マメンチサウルス、オメイサウル アジアに特有。首が長く、体長の半分に達するものも。
ディプロドクス類 ディプロドクス、アパトサウルススーパーサウルス、ディクラエオサウルス、アマルガサウル 細長い尾、長い顔面、やや短い前肢、高い背中を持つ。
クロリア マラサウルス、ブラキオサウル、丹波、フクイティタン、ティタノサウルス、アルゼンチノサウルス、アラモサウル 従来脚類のあまり見つかっていなかった亜紀に特に繁栄。バランスのとれた体形だが装甲のあるものなども。

剣竜類

ステゴサウルス
ステゴサウルス

ステゴサウルス」の一言で通じるであろうグループ

植物食、四足歩行。クチバシのある小さな頭、縦に大きな胴体、較的長い尾と後肢・短い前肢、背や尾に並ぶの棘やを持つ。
棘やの表面に溝が多数見つかっており、背中にしっかり固定するためのコラーゲン繊維や表面に血液をめぐらすための血管の跡と見られる。盤類としてはが貧弱だった。

棘やの役割には諸説あるが、棘は防御や外敵の撃退、は放熱または日光からの受熱、同種へのディスプレイに用いられたと思われる。
地表面の柔らかい植物を食べたと考えられる。
恐竜アロサウルスの化石のなかには、ステゴサウルスの棘が見事にはまるケガのあるものが複数見つかっており、アロサウルスステゴサウルスの間の闘争を示す拠とされている。

代表的な種類
基盤的装 スクテロサウルス、スケリドサウル やや身軽。装甲が背中全体に散らばり鎧竜類にも似ていて、類と鎧竜類両方の祖先とされる。
ファヤンゴサウルス類 ファヤンゴサウル 原始的で、ステゴサウルス類と違ってやや横幅のある体形。
ステゴサウルス ケントルルス、ミラガイア、トゥオジャンサウルス、ケントサウルス、ステゴサウルス 背中の中央にや棘が発達。

鎧竜類

アンキロサウルス
アンキロサウルス

鎧竜という名前どおり、に覆われた重厚そうな恐竜

植物食、四足歩行、や棘に覆われた幅の広い胴体と頭、短い四肢を持つ。
口先や鼻先の形態は意外と多様で、鼻の奥が哺類のように発達した種類もある。や咬筋は発達していない。
ノドサウルス類とアンキロサウルス類に二分されてきたが、ポラカントゥス類を独立させる意見もある。
アンキロサウルス類の腱で硬化した尾の先にはハンマーがあり、またハンマーのないノドサウルス類でも、大きな棘を肩に発達させたものが多かった。

ハンマーは成体のものなら充分恐竜を撃退する威があったと言われる。またノドサウルス類も肩の棘を向けて脅すことで外敵を追い払えただろう。
種類によって異なった植物を食べたかもしれない。鼻は呼吸気の温度や湿度を調節したり鳴き声を上げるのに使ったと思われる。
な胴体や顔面の形態から、カバのような半動物として復元される場合もある。

代表的な種類
ノドサウルス類 アニマンタルクス、サウロペルタ、ノドサウルス、エドモンニア ハンマーはない。装甲にむらがなく、軽量化されておらず重装甲。
ポラカントゥス類 ガーゴイロサウルス、ポラカントゥス、ガストニア、ミモオラペル 前後に短い頭からアンキロサウルス類に近縁とされるがハンマーはない。装甲がややに集中する傾向があった
アンキロサウルス ミンミ、アンキロサウルス、エウオプロファルス、ピナコサウルス、サイカニア ハンマー以外にも特に幅広い胴体が特徴。装甲は裏が抜きされている。

堅頭類

ホマロケファレ
マロファ
パキケファロサウルス
パキケファロサウルス

丸い頭で親しまれる、いわゆる「石頭恐竜」。

植物食、二歩行。後頭部の発達した頑丈な頭、幅の広い胴体、太めの尾、長い後肢と短い前肢を持つ。
頭部は種類または個体によって様々な形のドームで飾られている。ドームの内部構造も頭突きで闘争する現在の植物動物に似ていた。頸椎は細かったが肋(頸肋)は太長く発達していた。

代表的な種類として挙げたもののうちスティギモロクドラコレックスはそれぞれパキケファロサウルスの亜成体と幼体であるとも言われる。

頭部は仲間同士のディスプレイまたは実行使、もしかしたら捕食者の撃退に用いられた。ドームらなものと丸く盛り上がったものに大別される。
従来、仲間との闘争で頭突きをするときは助走をつけて頭と頭を勢いよくぶつけ合うとされ、その際の衝撃は一直線に伸ばした脊椎を伝わって太い尾に分散されると考えられていた。
現在では、それだと細い頸椎に加わる負担が大きくまた丸い頭が滑ったときの危険も大きいため、頭をゆっくり押し付けあうか頭で相手の脇を押したとする説、頭突きは行わずディスプレイのみだったとする説が出されている。
発達した首の筋で衝撃を受け止めたのかもしれない。

代表的な種類
原始的なもの ヴェルランディアワンナノサウル 頭部の特徴は未発達。
マロファレ類 ゴヨケファレ、ホマロファ 頭部はで、丸いドームではない。
パキケファロサウルス ステゴケラス、ティロケファレ、パキケファロサウルススティギモロクドラコレックス ドラコレックス以外は盛り上がったドームを持つ。

角竜類

トリケラトプス
トリケラトプス

ティラノサウルスライバルトリケラトプスが有名。

植物食(あるいは雑食)、原始的なものとプシッタコサウルス類を除いて四足歩行。鋭いクチバシと切り刻むのに適したやフリルのある大きな頭部、頑丈でどっしりとした首や胴体・四肢、短い尾を持つ。
トリケラトプス以外のフリルには大きなが開いており、生前は軟組織で埋められていたとはいえ頑丈なというわけではなかった。角竜全てに見られる鋭いクチバシは噛み千切るが非常に強かった。
密集して「ーンベッド」をなす状態で見つかることがある。化石に含まれる酸素同位体率は雑食を示す。

ケラトプス類のやフリルは、仲間同士のディスプレイまたは実行使、捕食者の撃退、放熱など様々な用途が考えられる。ティラノサウルス形の付いたトリケラトプスのフリルも発見されている。
またトリケラトプスも老化するとフリルにが開き、従来トロサウルスと呼ばれていた恐竜の姿になったのではないかとする説がある(トリケラトプスの記事参照。統合される場合名前はトリケラトプスが優先される)。
クチバシやの形態から、もしかしたら恐竜の死体をごとってカルシウム補給を行っていたかもしれない。
代表的な種類
原始的なもの インロン、カオヤングサウル 歩行で身軽。クチバシはすでに発達。
プシッタコサウルス類 プシッタコサウルス、ホンシャノサウルス、アルロフサウル 歩行。ばった頭部にあまりとがっていない強なクチバシを持つ。プシッタコサウルスの尾に羽毛らしき剛毛が見つかった。
原始的なケラトプス類 リャオケラトプス、アーケオケラトプス、ウダノケラトプス、レプトケラトプス 歩行ないし四足歩行。フリルを含めた頭部が大化していった。
プロトケラトプス類 プロトケラトプス、バガケラトプス、マグニロストリス、プラティケラトプス 四足歩行。フリルは発達しているがはないかごく小さい。アジアで繁栄。
セントロサウルス類 ディアブロケラトプス、セントロサウルス、スティラコサウルス、アケロウサウルス、パキリノサウル 大半は鼻の上の一本が発達していたが、進化するにつれ変形してのこぶとなった。
カスサウルス類 カスサウルス、ペンタケラトプス、アンキケラトプス、アリノケラトプス、トリケラトプス の上の二本のが発達していた。大半はフリルが縦長。

鳥脚類

パラサウロロフス
パラサウロロフ

植物食、二あるいは四足歩行(大のものは場合によって前をついた)。クチバシと発達した奥を持つ頭部、縦に大きい胴体と尾、長い後肢とそれ程でもない前肢を持ち、器や装甲の類はほとんどなかった。
膝の裏にある腱が走る溝が恐竜の中で最も深く、これは素く後肢を動かすのに適した形態である。
かつ最も生的なランベオサウルス類は頭部に中のトサカを持つ。これは内部が鼻につながっており、また種類によって非常に様々な形をしている。
亜紀末からエドモンサウルスなどのミイラ化石が発見されており、恐竜の中では鱗や質、の裏の球のようなふくらみなど軟組織の様子がよく分かっている。角竜同様ーンベッドをなすことがある。

身を守るのに用いたのは、発達した後肢の脚と、一部のものが持っていたであろう群れを成す習性だけだった。一見無防備そうだが、植物恐竜の中では特に繁栄したグループの一つである。
トサカは発声、ディスプレイ(これらは群れをなすことと関連する)、呼気・吸気の温度調節、嗅覚増強など様々な役が考えられる。

代表的な種類
原始的なもの レソトサウルス、ファブロサウル 盤類全体でも特に原始的で、顔つきが他の爬虫類と変わらない。
テロドントサウルス類 テロドントサウルス、フリタデンス、ティアニュロング ごく小を持つ。ティアニュロングから羽毛らしき剛毛が見つかった。
ヒプシロフォドン類 ヒプシロフォドン、オリクトドロメウス、ドリオサウルス、レエリナサウラ、テスケロサウル で常に二歩行。世界中で長期間繁栄。が大きい。
イグアノドン類 カンプトサウルス、イグアノドン、フクイサウルス、オウラノサウルス、プロバクトロサウル 四足歩行化。奥が発達。前肢親スパイク状になっていた。亜紀前期の各地で繁栄。
ハドロサウルス類 ハドロサウルス、エドモンサウルス、マイアサウラ、シャントゥンゴサウルス、サウロロフ 特に大化し、奥が非常に発達。トサカはないか小さなのでっぱり。広義にはランベオサウルス類を含む。
ランベオサウルス類 ランベオサウルス、パラサウロロフス、コリトサウルス、ニッポノサウルス、オロロティタン ハドロサウルス類とよく似るが鼻につながった中のトサカが発達。

獣脚類1 2 竜脚形類 剣竜類 鎧竜類 堅頭類 角竜類 鳥脚類

恐竜以外の絶滅爬虫類

ここでは現在生き残っているものがいないグループのうち特に繁栄した、類、類、首長類、モササウルス類、単類を挙げる。
中生代にはこれ以外にワニやカメも大いに繁栄した。

翼竜類

プテラノドン
プテラノドン

(と・てノ)

分類上恐竜に近縁。長く伸びたで支えられた皮膜の、大きく細長い頭部、非常に華奢な格を持つ。がないと思われがちだが、小~中のものにはがあった。
膜のは一見頼りなく見えるが、膜の内部には筋と思われる丈夫な繊維が走っていた。これによりしわがなく破れにくい面を形作っていた。

ジュラ紀までは長1m前後の小のものも多かったが、亜紀に入ると大の細長いものばかりになっていった。これは鳥類が多様性を増すにつれ住み分けが進んだためと思われる。
のものの一部を除いて大半がを食べたといわれる。細かいブラシ状の毛で小プランクトンを濾し取ったもの、を割って食べたと思われるものもいた。
亜紀末には史上最大の飛行動物ケツルコアトルス(長11m)が登場した。巨大すぎて長く羽ばたき続けるには筋が小さく、「飛べない」という言い方をされることもあるが、滑でもいいから中で生活しないと危険なほど極端な体形をしているので陸上で生活していたわけでは決してない。
こうした大のものは自ではなく高いところから飛び立ったと言われるが、腕ので地表から跳ね上がったという説もある。

代表的な種類
ランフォリンクス エウディモルフォドン、ディモルフォドン、ランフォリンクス、スカフォグナトゥス、ソルデス、アヌログナトゥス、ダルウィノプテルス アヌログナトゥス科を除いて尾が長く、小から中。みながあった。
テロダクティルス類 テロダクティルス、プテロダウストロ、ズンガリテルス、タペジャラ(トゥパンダクティルス)ケツルコアトルス、アンハングエラ、プテラノドン 尾が短く、クチバシが長い。大のものやがないものもいた。

魚竜類

イクチオサウルス
イクチオサウル

恐竜の本の挿絵に描かれたにいたイルカみたいなやつ。と言っても後肢もひれになっており、尾びれが縦なので、首から後ろはサメのほうが似ている。
大半は数m以下の大きさ。テムノドントサウルスは8m前後、ショニサウルスは推定15mに達した。
またイルカと異なり視が発達していたようで、大きなを持っていた。テムノドントサウルスの眼球は脊椎動物で最大。

見たどおり、マグロに匹敵する遊泳を発揮してアンモナイト、原始的なイカを食べたとされる。
出産時を含め中から出ることはなかった。胎生で、の中に子供がいる化石も見つかっている。
面の変化のため、または魚類の遊泳の発達のためか亜紀の終わりを待たずして絶滅した。

代表的な種類
原始的なもの チャオサウルス、ウタツサウルス、キンボスポンディルス 尾びれはまだウナギのように細長く、体をくねらせて泳いだ。
シャスタサウルス類 シャスタサウルス、ショニサウル 尾びれが発達してくる。かなり大化。
イクチオサウルス類 ユーリサウルス、イクチオサウルス、テムノドントサウルス、オフタルサウルス、プラティプテリギウス 完全に完成した体形を持つ。

首長竜類

プレシオサウルス
プレシオサウル

胴体は甲羅のないウミガメと言った感じ。に長い首と小さい頭を持ったものと、短い首と大きな頭を持ったものがいた。どちらも最大15mくらい。肩やの構造は陸上に上がるには耐えられないものだった。

首の長いものは小さなイカの群れにゆっくり近づいて捕らえたとされる。
よく脚類がこれと混同されて首長と呼ばれるが、頸椎そのものが長く伸びて釣竿のようになっていた脚類と異なり首長は頸椎の数で長さを稼いでおり、よく曲がったと考えられる。
頭の大きいものは大きなアンモナイト、他の爬虫類を食べたといわれる。
こちらも胎生で中から出なかったという説が流。ドラえもん のび太の恐竜」では陸に上がりを産んだとしているが、の化石を見つけないことには話が始まらないのでしゃあない。

代表的な種類
ノトサウルス類 ノトサウルス、ケイチョウサウルス、パキプレウロサウル すでに長い首を持つが、四肢は単純なかきだった。
ピストサウルス類 キマトサウルス、ピストサウルス、アウグスタサウル より中生活に適応。
リオサウルス類 リオサウルス、リオプレウロドン、クロノサウルス、ドリコリンコプス 首が短く頭が大きい。
プレシオサウルス類 プレシオサウルクリプトクリドゥス、エロマンガサウルス、フタバサウルス(フタバスズキリュウ、エラスモサウルス、タラソメドン、トリナクロメルム リコチルス科を除き首が長く頭が小さい。エラスモサウルス科をプリオサウルス類の分岐したものとする説もある。

モササウルス類

モササウルス(旧)
ササウルス(旧)
モササウルス(新)
ササウルス(新)

に適応したオオトカゲ。

ひれ状の尾を使って泳いだ。手もひれ状になっていた。現生のトカゲやヘビと同じ嗅覚器官であるヤコブソン器官を備えていた。最大約10m。
亜紀に入ると類が衰退し、モササウルス類が取って代わるように現れた。 これもから出ることなくアンモナイト、他の爬虫類を食べていたとされる。

アンモナイトのなかにはモササウルス類のとされるが開いたものが見つかっている。
似たようなでモササウルス類の口の形とずれるものもあるので、これをモササウルス類がアンモナイトを食べた拠とするには不充分だろう。

上図のようにウナギのような尾びれを持っていたとするのが定説だったが、もっとも進化したモササウルス類であるプロサウルスは尾椎が下に向かって曲がっており、サメに似た尾びれを持っていたという説があった。
さらに近年、較的原始的であるプラテカルプスでも尾椎の屈曲が認められた。
今後はモササウルス類の一部あるいは全部の復元像が、下図のような尾びれを持った姿に変化するだろう。

代表的な種類
アイギアサウルス類 アイギアサウル 原始的で、おそらの分かれた四肢とまっすぐな尾びれを持っていた。
ササウルス類 ティロサウルス、プラテカルプス、クリダステス、グロビデンス、モササウルス、プロサウル アイギアサウルス類がに出てかなり短期間で進化した。

単弓類

ディメトロドン
ディメトロドン

かつては「哺爬虫類」と呼ばれた哺類の祖先。

全て四足歩行。恐竜より前の時代に栄えていた。よく恐竜グッズにある、背びれが大きくて四足歩行の食のやつはこれに含まれる(ディメトロドン)。
あまりにも他の爬虫類と共通点が少ないので、今では爬虫類と呼ばれない。他の爬虫類との関係については「爬虫類:他の脊椎動物との関係」を参照。

後のものほど哺類的な特徴を備えており、最後期のものは体毛を備え授乳を行ったとされる。
恐竜が現れた三畳紀後期、ほぼ同時に哺類が現れた。その後恐竜の方が栄えていたのは、ペルム紀後期及び三畳紀中期の気候変動が単類や哺類より恐竜を含む類に有利なものだったためと考えられる。
代表的な種類
アーケオシリスオフアコドン、エダフォサウルス、ディメトロドン、コティロリンクス 一見標準的な爬虫類のようだが、複数の種類のが生えるなどしていた。
アルモスクス類 アルモスクス、エオティタノスクス ここから下を獣類という。肢がやや直立に近づく。大きなを持つ捕食者。
ディノケファルス アンテオサウルス、エステメノスクス、モスコプス 頭部の発達したグループ捕食者とカバに似た植物食者を含む。皮膚の跡から爬虫類にはない汗腺が見つかっている。
ディキノドン類 システケファルス、ディキノドン、カンメイエリアリストサウルス、プラケリア 丸みを帯びた頭と胴体、太く大きなを持つ植物食者。
ゴルゴノプス、イノストランケヴィア、トリナクソドン、キノグナトゥス、トリティロドン 類にごく近い捕食者。部の肋がなくなったことから、横隔膜を持ち式呼吸ができたと考えられる。

翼竜類 魚竜類 首長竜類 モササウルス類 単弓類

復元について

当然のことながら恐竜自体については化石の記録しか残っておらず、それを生化石と呼ばれる跡や巣、糞などの化石、同じ地層から発掘される生物の化石、近縁な現生生物の知識で補って生前の姿や行動を推測するしかない。
しかしながら新たな化石の発掘や化石を調べる方法の進歩により、ほんの数年前の知識が一新されていくのも常である。恐竜学自体が較的若い学問であり、調研究のための手法も日進歩の発展を見せているためである。

長い時間をかけた大きな復元の変化の例:イグアノドン

イグアノドン
イグアノドン復元三態

長いスパンの復元の変化を示す例として、イグアノドンを挙げたい。イグアノドンは最初に発見された恐竜の一つであり、それだけ長い間復元の変遷にさらされてきた恐竜でもある。
1822年にイギリスなど一部が発見されたイグアノドンは、当初は図の手前のように、巨大なトカゲのような、単に大きな爬虫類として復元された。これは当時、恐竜の全身格は全く知られておらず、現在のトカゲやワニから推測するしかなかったためである。
1878年、ベルギーの炭鉱でイグアノドンの完全な全身格が30体以上発見されると、復元図も一つ奥のもののような、正確な格を踏まえたものに変わった。当初とされていた小さな円錐形のは前肢の親とわかった。
長い後肢と短い前肢がカンガルーに似ていることもあり、背筋を垂直にして尻尾を引きずりながら二歩行するように描かれた。
1960年代以降、格から活発な動物であることが明らかなデイノニクスが発見されたのをきっかけに、恐竜は活動的な生き物であるとされ、イグアノドンを始めとする大脚類も尻尾を引きずらず体をにして歩く姿に復元されるようになった。
跡化石や物理演算は、図の一番奥のように、大脚類が前肢を地面について四足歩行をする場合も多かったことを示している。

比較的短期間で復元が変化した例:羽毛恐竜

アンキオルニス
アンキオルニス

く復元像を塗り替えた例にアンキオルニス等の羽毛恐竜がある。鳥類に近縁な恐竜に羽毛があったのではないかと70年代から言われてきたが、特に先進的な復元画ですら小恐竜の肌をウロコから羽毛に切り替えるのにはためらってきた。
しかし1995年中国シノサウロプテリクスが発見されてそのようなは必要なくなった。シノサウロプテリクスの非常に保存状態の良い化石には、背筋に沿った羽毛の跡が認められたからだ。
羽毛ではなく皮下組織の繊維ではないかという一部のを押し流すように続けざまに羽毛の跡が発掘され、切羽を持つヴェロキラプトルの復元画は当たり前になった。
さらに近年、そのような羽毛の跡を電子顕微で観察した結果、メラニン色素を含む細胞メラノソーム」の跡が認められた。
シノサウロプテリクスでは部分的な解析の結果羽毛が褐色であることが分かり、さらにアンキオルニスでは図のようなっぽい冠羽とツートンの羽衣を持つことが分かった。
また始祖鳥も最初に発見された羽毛を観察した結果、少なくともの一部はかったことが分かった。
恐竜の体色は知り得ないものとされてきたが、羽毛恐竜メラニン由来の体色に関してはそれは覆されたといえる。

恐竜は恒温動物か?変温動物か?

これは研究者の多くを悩ませていた問題である。初期の頃は恐竜はすべて爬虫類として変温動物に押し込まれていた。だが、最近になって恐竜直系の子孫である鳥類が恒温動物であることからこれに疑問を呈する意見が出始めたのである。現在ではその分類により三つの意見が出されている(盤類についても同等の体重のものと同じ)。

まず鳥類の直系の祖先となった小の獣脚類。彼らはその筋の付き方から長時間のしい運動に耐えられたと考えられていること、そしてその多くが体温を維持する羽毛を持っていたと考えられていることから、恒温動物であったことは確実視されている。
次は大脚類。彼らはその巨体を維持するために恒温動物同様の二心房二心室の心臓を必要としていたと考えられることと、その体重の割に体表面積はあまり大きくなく体温が逃げにくい構造になっていることからこれも恒温動物であったと考えられている。
最後にティラノサウルスに代表される大獣脚類であるが、これは現在でも意見が別れている。ある学者は呼吸器がその巨体を長時間しく運動させるには不十分であるとして変温動物説をし、別の学者は筋の付き方から恒温動物であるとしている。
最近の研究では大獣脚類の格から鳥類にも見られる気嚢という呼吸器官の跡が見つかり、実は呼吸効率は思ったより高かったこと、そして全身に分布した気嚢により大獣脚類の体内は実はかなりの部分が洞で従来の見積もりより体重が軽く、長時間の運動に耐えられた可能性があることから恒温動物説側に意見が傾きつつある。

伝熱工学的に見ると、大動物ほど体温維持に費やす自分自身の代謝エネルギーは少なくて済む。実際にワニの体温を測定したところ、変温とされるワニでも大なら体温の変化が少ないことが判明した。大恐竜が体温を一定に保っていたとしても、自分自身ではほとんど熱を生み出す必要がなく食糧確保に悩まなくてよかっただろうと考えられる。このような生理を慣性恒温という。

絶滅について

1億6千万年もの間陸上生態系に君臨してきた恐竜が、現在では鳥類以外全て絶滅してしまったことの原因は人々の味をひき、病気の蔓延・食中毒爆発による放射線部長の打ち返し等様々な推測を呼んだ。
恐竜絶滅したのは現在から6550万年前の亜紀後期である。このときの地層を調すると、通常地殻には現れないイリジウムの濃度が高いことがわかった。またメキシコユカタンに、恐竜絶滅当時に小惑星が衝突してできたクレーターが発見された。
しかしそれ以外にも火山活動の活発化、生態系の変化など様々なことが亜紀末に起こったことが分かっており、そちらに絶滅の原因をめる反論も根強かった。
そこで植物や菌の花粉・胞子、プランクトン殻、各種動物の化石、イリジウムに限らず衝撃変成石英などの堆積物等の様子を詳細に調することで、それらの反論に対する再反論の材料が集められ、小惑星衝突により亜紀末の大絶滅が起きたことはほとんど確実といえるようになった。
この間、衝突原因説は定説としての地位を確立していったが、メディアに取り上げられるのは「定説を覆す研究」としてよりセンセーショナルに扱える反論のほうであった。
そしてこのような状況を受けて、2010年3月5日、各分野の41人の共著者によって「小惑星衝突が原因である」と宣言する論文が「サイエンス」誌に掲載された。 この経緯は下記の書籍に分かりやすくまとめられている。

ただ注意してほしいのは、絶滅したからと言って恐竜に生き物として根本的な欠陥はなかったということ(化石がたくさん残っていることと、それまで哺類と共存して長いこと繁栄してきたのが拠)。そして、恐竜の全てが絶滅したのではないということである。
公園や路上、ごく身近なところでも恐竜達は今も繁栄している。羽毛を持った小さな恐竜達を見かけたら、是非彼らの辿ってきた歴史、彼らが選んだ進化のに思いをはせてみてほしい。

名前の意味

恐竜や古生物の呼び名は、他の生き物にも付けられる世界共通の名前「学名」である。
一般的には属名(学名の前半部分。ごく小さなグループの名前)だけで呼ぶが、専門的には種小名(後半部分。属名と合わせて単一の種類を表す)も必要である。例えばティラノサウルス属はレックス種1種のみだが、ステゴサウルス属にはアルマトゥス種、ステノプス種、ロンギスピヌス種、ウンギュラトゥス種などが含まれる。
化石を最初に発表した論文で名付けることができ、これを記載という。もし後から二つの種類が同一と判明した場合は先に付けられた名前が優先されるなどの命名上のルールがある。
学名はラテン語ラテン語化したギリシャ語で命名されるのだが、人名や地名、団体名、現地など他の言ラテン語の造として用いることもできる。
化石の特徴や推定される生態、発見された土地や発見に関わった人物の名前等に基づいて名付けられることが多い。
まず、よく用いられる単の一部を例に挙げると、意味は以下のとおり。

  • サウルス(saurus):トカゲ、爬虫類 →サウロ(sauro-):トカゲの
  • ラプトル(raptor):強盗、猛禽
  • ティタンtitan):巨人 →ティタノ(titano-):巨大な
  • ミムス(mimus):もどき
  • オルニス(ornis): →オルニトornitho-):
  • ケラス(ceras): →ケラト(cerato-):
  • ロフス(lophus):トサカ →ロフォ(lopho-):トサカの
  • (オ)プス(-ops):顔面
  • プテラptera)、プテリクス(pteryx):羽、 →プテロptero-):羽の、
  • (オ)ニクス(-onyx):
  • (オ)ドン(-odon):
  • デイノ(deino-):恐ろしい ディノ(dino-):恐ろしく大きな

例えば以下のような意味で名付けられている。

最も長い名前の恐竜ミクパキケファロサウルス・ホングチュヤネンシス(Micropachycephalosaurus hongtuyanensis 红土岩で発見された小さくて頭の分厚いトカゲ)で、最も短い名前の恐竜メイロングMei long 眠する)である。

恐竜を元ネタとするもの

特撮モノの怪獣

ゴジラシリーズゴジラアンギラスバラゴンなど)、ウルトラマンシリーズレッドキングゴモラなど)が特に有名。キングコングにおけるティラノサウルス日本キングコングにおけるゴロザウルスなど恐竜でありつつ怪獣として振る舞うものもあり、かつては映画での扱いに明確な境界線がなかったようだ。
尻尾を引きずった旧復元スタイルにのっとった怪獣の姿は日本人恐竜観に大きな影を与えた。現在でも恐竜が「ゴジラ立ち」をしていたと思っている人や、恐竜怪獣の区別がよく分からない人もいるようだ。
怪獣主人公とした映画としてゴジラと並び立つガメラシリーズには明確に恐竜など古生物モチーフとしたものは登場しないが、平成ガメラシリーズ世界ではカメ類は恐竜とともに絶滅したものとされている。

→関連項怪獣特撮レイ・ハリーハウゼン

ジュラシックパークシリーズ

恐竜ルネッサンス」以降の活発な恐竜像を当時の最新映像技術で克明に描いた、恐竜映画として名高い。恐竜と人類が出会う方法に科学的な説得を持たせたことも印を深めている。
恐竜ファンとして見ると功罪相半ばすといったところで、知識がないと画面の中では本当に科学的な描写とエンターテインメントとしての脚色が同じように見えるため混乱を招いた面がある。最も誤解されたのは、映画では大ユタラプトルの姿で描かれたヴェロキラプトルであろう。
映画独自の設定や描写が後の恐竜グッズイラスト等でも当然のように引用されるくらい影があり、よく見るとティラノサウルスフィギュアがみんなジュラシックパークだったりもする。

→関連項ジュラシックパーク

ファンタジー作品におけるドラゴン

大元の伝説や中世に描かれた挿絵の中ではトカゲ・ワニヘビなどを基にした奇怪な姿であったが、キリスト教における悪魔徴であるといった宗教的な意味合いが薄れ、さらに古生物に関する知識が広まるにつれ、恐竜、特に獣脚類の要素を取り入れるようになった。
最も顕著なのが「モンスターハンターシリーズで、二歩行を行う種類の側面シルエットなどはかなり恐竜を踏襲している。恐竜そのものだと思われることも多いほどだが、やはりゲームキャラクターとして魅的に描く上で実際の恐竜にとらわれない描写や設定をしている部分が多い。例えばモンハンモンスターは大きさの割に身軽そうな勇ましいポーズを保っており、頭も哺類のように幅広い。ティガレックスイビルジョーティラノサウルス(特に格)を見べてみよう。

→関連項ドラゴンモンスターハンター

ゾイドシリーズ

機械化しているという時点で充分キャラクターとしての魅を付け加えられているためか、シルエットは原恐竜にかなり忠実なものが多い。ただしバーサークフューラーてめーはダメだ。ちなみに「ウネンラギア」は元の恐竜の名前そのまま。
30年近く続く歴史の中で恐竜像も変化しているため、歴代の機体にその跡が残っているのが味深い。姿勢を取れるようになったゴジュラスシリーズ、原の復元像が大きく変わってしまったデスレイザーやバイオメガラプトル、原が命名にひと悶着あった上結局抹消されてしまったウルトラザウルスなど。

→関連項ゾイド

ポケモン

生き物だけでなく何でもかんでもモチーフにしているので恐竜・古生物ポケモンもいる。ゲーム中に化石や博物館が登場するのも魅か。傾向は以下の三つに分かれる(番号順、最終進化形のみ)。
恐竜怪獣の流れをむもの:ニドキングバンギラスボスゴドラガブリアスオノノクスなど
似ている古生物を挙げられるもの:ラプラス(プレシオサウルス)、メガニウム(カマラサウルス)、ジュカイン(デイノニクス)、トロピウス(ディプロドクス)など
明らかに古生物モチーフとしているもの:オムスターアンモナイト)、カブトプスカブトガニ+ウミサソリ)、プテラ(ランフォリンクス)、ユレイドルウミユリ)、アーマルドアノマロカリス+ウミサソリ)、ラムパルドパキケファロサウルス)、トリデプスカスサウルス)、メガヤンマメガネウラ)、マンムーマンモス)、アバゴーラ(アーケロン)、アーケオス始祖鳥

→関連項ポケモン

元ネタのある恐竜・古生物の名前

生物の名前の中には文学サブカルチャーから取ったものまである。例えばこんな具合。

実際に見学するにあたって

この記事で紹介しているような恐竜の姿や生態に関する知識も、全ては化石から少しずつ得られたものである。そのため恐竜ファンとしても博物館やイベント格や化石を見て、恐竜に関する説の根拠を確認するのが望ましい。またそんな向学的な的でなくても、恐竜の大きさやスタイリングを実際に見て感じ、楽しみたいと思うのは自然だろう。
そこでここには博物館や恐竜博・恐竜展で格や化石を見学する際の諸注意を挙げておきたい。

レプリカと実物化石、復元骨格

「レプリカ」「複製」といった表記を見て「なんだ偽物か」という冷めたリアクションを取る見学者は後を絶たない。これらの言葉から美術品における贋作、複製品を思い起こし、作り物、りぼて、といった無価値な物と混同してしまうのだろう。
しかし展示されている複製は、実際の研究にも充分有用な学術的価値のある立な標本である。
複製化石を作成する際は実物から精密にを取り、化石の形状が完全に再現されるよう技術を凝らしている。そのため、内部の組織などを除いた形態などは実物と全く同じといっていい。学的な観察には何の問題もない。
また、複製は実物化石と異なりプラスチックFRPで作ることができるので、実物よりずっと軽く丈夫で、多少加工しても問題ない。そのため支柱を内部に通して復元格を作るのもたやすく、非常に観察しやすいものになる。博物館で一般来館者が様々な恐竜の復元格を見られるのも複製技術のおかげであるといえる。
もちろん、実物化石には実際に化石化してできた成分、複製しきれない微細構造、また本当に悠久の時間を越えてきた事実というものがある。そういったものを観察し、また肌で感じるには実物化石が必要だろう。
実物化石は復元格にせずに部分状態でケースに入ったり台に置かれている場合が多いので、そういったものにも気を付けて見学しよう。
またごく一部、ほとんど実物化石で組まれた復元格もある。扱いに融通が利かないデメリットはあるが、相応の迫が感じられるだろう。
ほとんどの恐竜はごく一部の化石しか見つかっていないので、格を復元するにも他の大部分見つかっている種類を参考にする必要がある。どの部分がすでに発見されていてどの部分が推測なのか把握しておくとよい。一見しただけでどこが推測か分かる場合もある(表面が滑らか、色が違う、そこだけ他の種類に似すぎている、逆に近縁種と違いすぎる、なんかわざとらしい、作りが雑、等)。
全身が判明していて研究の進んだ種類で一般的な形態を見て、変わった特徴を持つものについてはそこを重点的に見るのがいいだろう。

種類を見分けよう

恐竜を見て種類に関わらずティラノサウルスと呼ぶ見学者、というのもまたありがちなである。もちろん上記のように大恐竜は決してティラノサウルスだけではなく、多様な分類・分布・時代に及ぶ種類がある。
せっかくなので恐竜の多様性をきちんと理解して見学するといいだろう。それには大まかな違いを把握しておく必要がある。
例えばティラノサウルス類は後頭部の幅が広く前肢が二本で小さいが、アロサウルス類は後頭部の幅があまり広くはなくて前肢がより大きい、など。
ティラノサウルスタルボサウルスのように見たではほとんど区別できないこともあるので、何の仲間かだけパッと見で区別してから解説を読んで、それから特徴を確認する程度でも問題はない。またあらかじめ何が展示されているのか公式サイト等で確認するのも、当ての恐竜があるか、何を楽しみにして行くべきかが分かって良い。

骨学的に見よう

「逆関節」という言葉がある。二歩行をするものの脚の中央にある関節が人間の膝と逆に曲がるということで、架兵器ではダチョウなどを参考にしたデザインである。しかし、ダチョウ自身は実は「逆関節」ではない。
チョウの本当の膝は胴体の脇にぴったりと寄せられて羽毛に隠れている。逆に曲がった膝のような関節は人間でいえばかかと、脛に見えているのは長いの甲に当たる。恐竜もこのような先立ちに近い歩き方、または完全にだけを接地する歩き方をしていた(かかとが地面に着く人間のほうが少数である)。
このようにどこが何のなのか、さらにのどの部分にどんな機があったかを理解していると、どのような動作をしたか、どのくらい速く、また強く、広く動かせたか、といったことが理解しやすい。また関節の様子を見ることで、無理のない繋がり方をした正確な復元であるかどうかも確かめることができる。無理にの名前などを頭にき込まなくても個々の恐竜の特徴を知る過程で覚えられるだろう。
復元に関する書籍はとても参考になる。

イベントにおいて

どの恐竜博・恐竜展でも「玉」としてプッシュされている復元格がある。大脚類をその位置に置くことが多いが、大脚類はほとんど一部しか見つからないものであり上記のように推定の部分がほとんどにならざるを得ない。脚類に限らず見世物的要素の強い復元格も出てくることがあるので、一緒に展示されている実物化石で大きさの復元が妥当かなど確認するといい。
また宣伝の上ではあまり取り上げられない、ガラスケース内にある実物化石のほうによっぽど重で保存状態も素らしいものが潜んでいることはよくある。他の見学者が格に見とれている隙にそちらもしっかりと見ておこう。
うっかり間違った解説などがなされている場合もあり、注意が必要である。具体的な例を一つ挙げると、「世界の巨大恐竜博2006」において獣脚類シノヴェナトルとして展示されていた化石の頭部には明らかに脚類の特徴であるクチバシや眉毛状のがあった。
恐竜に関わる仕事をしている人のブログなどでイベントレポートを読むと、見所を教えてもらえる上間違いも回避しやすいだろう。

見学動画

恐竜全体に関する教養動画、博物館やイベントを見学したレポート動画もあり、展示品の種類や館内の雰囲気、見方のコツなど見学する際の参考になるだろう。
律っちゃん恐竜講座/がんびっとP

恐竜格標本画像を集めてみた(種類ごと、世界各地)

日本を代表する恐竜博物館、福井県恐竜博物館の見学動画

恐竜格がとても充実した豊橋市自然史博物館の中生代展示室の紹介動画

雪歩とめぐる大恐竜展/パキケファロサウルスP

関連項目

ティラノサウルス旧復元図
ティラノサウルス旧復元図
携帯版URL:
http://dic.nicomoba.jp/k/a/%E6%81%90%E7%AB%9C
ページ番号: 4177220 リビジョン番号: 1430511
読み:キョウリュウ
初版作成日: 09/10/08 19:25 ◆ 最終更新日: 12/02/05 00:09
編集内容についての説明/コメント: ちょっとだけ手直し。一部分だけ編集し損ねることが多くてすみません。
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恐竜について語るスレ

105 : ななしのよっしん :2012/02/07(火) 21:17:19 ID: G0D5gNLyvw
>>100
個人的には「恐竜とは実在したロマンである」という書き出しが凄く気に入ってる
理屈云々じゃなく、そう言われたら納得せざるを得ない強いフレーズだと思うw
106 : ななしのよっしん :2012/02/08(水) 18:00:00 ID: dP4+DrS6ET
恐竜ウルス懐かしいw片付けしてたら昔買ってたやつがでてきた。
107 : ななしのよっしん :2012/02/12(日) 12:04:05 ID: CP956exYis
>>102
>>104
お前らwww

兵庫恐竜に関する施設で、恐竜サウルス見た時は嬉しかったなぁ・・・
恐竜サウルスは今でもバイブル
108 : ななしのよっしん :2012/02/16(木) 13:28:47 ID: EdeotEt+75
>>104
自分はサウロロフスまで。
確か19巻。
おまけでついてきたプラモがめんどくさくって途中から投げ出した。

パラサウロロフスが好きすぎて13巻で表になったときは歓喜した。
今ではなんであれが好きだったのか分からん。
109 : ななしのよっしん :2012/02/28(火) 20:14:02 ID: aN+KSLCT8L
>>sm10447035
110 : ななしのよっしん :2012/03/10(土) 22:47:16 ID: D/oRUbpZm/
おお、すげえ充実してる
個人的には亜紀恐竜奇譚ユタの、武装ドロマエオサウルスとか騎ドラコレックス
貨物アンキロサウルス恐竜人とかは結構見てみたいもんだ
カンニアン、マストリヒシアン恐竜を共存させたり、亜紀で人類が生きられるかを
強引ながらもしっかり理由付けしていて素敵な作品
111 : ななしのよっしん :2012/03/30(金) 04:19:00 ID: SClIn4SUaP
いつかわからないけど、いずれ「恐竜」って名前が似合わなくなるぐらい綺麗で、
全然怖くない(というか普通かわいい)顔の恐竜がきっとたくさん出てくるよね。
最近よく発見される羽毛恐竜とかまさにそんな感じだし。
そうなるときっと女性でも恐竜味もってくれる人が今よりもずっと増えるはず。
自分は周囲に恐竜についてれる人がいないのでちょっと願望語ってみたw
112 : ななしのよっしん :2012/04/07(土) 14:37:21 ID: ucvmrsGCAd
跡すら残さずに消えた恐竜も多いのだろうね
113 : ななしのよっしん :2012/04/12(木) 15:27:54 ID: 2M7gcDOqgd
化石になるのが全個体の0.1%ぐらいで、人類に発見されるのがそのまた0.1%ぐらいだろうね
114 : ななしのよっしん :2012/04/17(火) 11:04:09 ID: f9pE+RWd+2
恐竜サウルスのおまけ模型かなり脆かったんだよな
すぐポキっと折れてしまった
暗闇でって気に入ってたのに
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