悠久山安慈とは、るろうに剣心の登場キャラクターで志々雄真実が率いる十本刀のうちの3番目の手練れである。
他の十本刀の中でも一番情けが深い人間である一方、ある事情により明治政府を激しく恨んでいる。
概要
”明王”の安慈と呼ばれる破戒僧。この世に「救世」をもたらす目的で志々雄の十本刀になることを受け入れた。
目の下の隈と全身を覆う筋肉が特徴で、その分厚い筋肉壁は相楽左之助の打撃をものともしない。
使用する技は、当てれば一撃必倒の破壊の極意「二重の極み」。
元は人一倍優しい顔つきとごく普通の体つきで「怒るのが苦手」と自ら口にするほどの温厚な和尚であったが
十年前の廃仏毀釈の夜により表情やそれまでの考え方を変え、五年後には別人のように体格が変化した。
それからは救世の障壁に対し容赦なく、救世にそぐわなければ志々雄すらも敵に回すという破戒僧らしさの一方で
生殺与奪の自由のもと、宇水から操を救ったり左之助に慈悲をかけるなど、無益な殺生は好まない。
スキンヘッド+バンダナに目の隈といったデザインは、解散したバンド「アンジー」のボーカリストから。名前もここから。
これに作者和月伸宏の考える知的マッチョを加えたものが安慈である(巻之九 登場人物制作秘話 其ノ二十八)。
フタエノキワミ(二重の極み)について
本来、二重の極みとは悠久山安慈が十年の修業を積んで習得した技の一つである。
安慈は左之助に二重の極みを教えた人物であり、ある意味でフタエノキワミのネタの元凶である。
もし彼が左之助に二重の極みを伝授しなかったらフタエノキワミの時代が来ることもなかっただろう…
左之助(当時右正拳のみ)と違って安慈は体のあらゆる部分を使って技を出すことができる。
また、左之助と出会った時には腰の刀剣による遠当てを試していたといい、間接攻撃もできる。
これに対し左之助は三重の極みともいえる技を一度だけ放ったが、二重の極み以上に骨に負担がかかる。
二重の極みは完全に極めた
降参しろ安慈、あんたに教わったコレであんたを殴りたくねェ…
関連動画
HOG(動画がないだと!?この仕業は…)
HOG「今のは…アンチのフタエノキワミ」
関連項目
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