悪ガキ達が帰ってきますとは、トップギアの予告CMに付けられるタグである。
概要
その内容は、愛すべきおバカ三人とStigの格好をした子供が登場し。おバカ三人が自分の気持ちを喋ると、それと交互に本編の一部が流れる。それに「Boys are Back」とナレーションが入り、BBC2で放送される旨が告知される。
この「Boys are back」という言葉に、「悪ガキ達が帰ってきます」と職人が字幕をつけた。やがてTop Gearの予告CM動画に、字幕に基づくこの言葉のタグを誰かがつけるようになり、現在に至る。
予告編
「悪ガキ」という表現は合ってるの?
予告を見れば、というか本編を見ている人は嫌でも分かるが、三人の行動は悪ガキそのものである。永遠の子供が、大人になって自動車という楽しいオモチャで遊んでいる。いたずらのようなことをして世間に迷惑をかけ、沿岸警備隊に怒られたり、クラクションならされたり、アメリカ人に殺されそうになったり。三人が番組中にする議論も、議論というより子供の口喧嘩レベルが多い。その様は世界レベルで悪ガキと認識されるものと言えるだろう。そして見ていてとても楽しい。
予告CMはその三人の姿を端的に表わしているのである。そう考えるとboysを訳した「悪ガキ」と言葉は、予告の意図や三人の本質を端的に示している。字幕職人乙である。
イッツクラークソン!ヒャッハッハ!ハモンド!ジェームズメーーーーーーーーーイ!!ハハヒャッハハヒャッハ!!イエース!イエース!!カメラーーーーー!
2010年、youtubeに一本の動画がうpされた。それはイギリスの高速道路であるA303号線で撮られたもので、偶然遭遇したS15・モーターホームのチャレンジを撮影していた、トップギアのロケ班を捉えたもの。撮影者はあまりの嬉しさに興奮し、出演者の名前を叫び、さらに単なるカメラ車にも歓喜の声を上げた。
さすが紳士の国イギリスというべきか。BBCはこの動画をS15の予告CMに用いた。トップギアが戻ってくるワクワク感を、これ以上ないほど表現した動画であるから、予告CMとして十分であった。撮影者の興奮した声に釣られて、思わず俺も麦茶吹く。
関連商品
関連項目
- 5
- 0pt