『悪魔城プロデュサ』シリーズは闇のレオタードによるiM@S架空戦記シリーズ。
『アイドルマスターミリオンライブ!』×『悪魔城ドラキュラ 』シリーズによる架空戦記シリーズで、2014年以来、現在までに4つのタイトルを跨いでシリーズが継続している。
概要
「木曜ニコマス劇場」の愛称とヅラコラにより視聴者から親しまれている闇のレオタードPによる長編架空戦記シリーズ。
2014年に投稿された第一作『悪魔城プロデュサ』の時点ではシリーズ化までは考えていなかったとの事だが、視聴者の声に応えてくれたのか、2015年に第二作『悪魔城プロデュサ 白夜の協奏曲』が投稿される。
2016年初頭には第三作『悪魔城プロデュサX 血の輪廻』が、同作終了後の同年6月からは第四作『悪魔城プロデュサX 月下の夜想曲』の投稿が開始。
現時点ではこの第四作が現行シリーズとなっている。
『アイマス』×『ドラキュラ』シリーズとしては、キシンPによる『悪魔城ハルキュラ』シリーズ以来の長期シリーズとなっており、視聴者の中にも先駆者を懐かしむコメントが見られる。
また、闇のレオタードPは過去の架空戦記においては『アイマス』各タイトルのアイドルを登場させているが、『悪魔城プロデュサ』では基本的に『アイドルマスターミリオンライブ!』の架空戦記であり『ミリマス(765プロ)』アイドルのみが登場してくるシリーズとなっている。
シリーズタイトル
悪魔城プロデュサ(全11回)
ミリオン・バニアに迫る闇を祓うべく旅立った英雄の末裔シホン・ベルモンドを主人公とする第一作。
また、敵となる“アイドル魔物”や魅力的なサブキャラクターは『ミリマス』特有のファンタジー系をはじめとした豊富な公式立ち絵が有効活用流用されている。
中盤まではユルいが、終盤の怒濤のシリアス展開に視聴者も震えた。
また、シリーズ化を考えていなかった事もあってか、後の重要キャラクターと配役が被ってしまっているアイドルも居る。
悪魔城プロデュサ 白夜の協奏曲(全13回)
原作ゲームはTASでもお馴染み『悪魔城ドラキュラ 白夜の協奏曲』
初の探索型『ドラキュラ』での架空戦記は数々のアクションゲームを題材にしてきた闇レオ兄貴も苦労した模様。
普通のスピードで進行するので、シリーズ中でも最長作品となった。
全体的に前作よりもユルめの展開だったが、ラストにワホい犠牲が……。
悪魔城プロデュサX 血の輪廻(全8回+1)
ジュリアストの孫、シズカー・ベルモンドを主人公とする第三作。
もう一人のゲーム内性能とネタ的な意味でも真の主人公として“肉の女”の転生マミナ・ラードネットが登場する。
今作から立ち絵改変の協力者としてゴーレム中谷さんの名前がクレジット。
中谷さんは佐竹美奈子誕生祭となるSTAGE6にて、とてもいい仕事を見せてくださっているので未視聴の方も是非。
悪魔城プロデュサX 月下の夜想曲()
シリーズ開始2年を経て、遂に待望の登場を果たした貴公子タカネードを主人公とする第四作。
シズカー・ベルモンドとマミナ・ラードネットも継続登場する現行シリーズ。
歴代主人公では初となる、積極的にリアクション成分を補給していく主人公に視聴者が笑いに震えた。
主な登場人物(シリーズ順)
- シホン・ベルモンド(北沢志保)
『悪魔城プロデュサ』の主人公。
原作通りのポンコツクールビューティーのツンデレ。
英雄ベルモンドの名を汚さぬようにと気を張っていたが、未熟さとその気負いが視界を狭め窮地を呼び込んでしまった。
- 肉の女(佐竹美奈子)
『悪魔城プロデュサ』『悪魔城プロデュサ 白夜の協奏曲』に登場。
正式な読みは“にくのひと”
二次創作ではカロリーやらカロリストな面を強調されがちな美奈子の極致とも呼べるキャラクター。
アイドル魔物らしいのだが、悪魔城の至るところに仕込んだ“お肉”によりベルモンドの戦いをサポートする。
彼女の作るお肉にはリアクション成分と呼ばれる特殊な旨味成分が込められており、それを口にした者は絶叫と共に豪華な立ち絵に変わる。
ミリマス』の立ち絵はせくちーなのが多いので、視聴者のお楽しみポイントになっている。
ワホい口をした本シリーズのヒロイン。
- クリストモカー・ベルモンド(天空橋朋花)
『悪魔城プロデュサ』に登場。
伝説の英雄の名を騙る悪霊……とシホンは思っていたが、ある理由により魂を現世に残していたご先祖様。
肉の女と共にシホンをいじり過ぎたのが必要以上の警戒を生んだが、その最期はシホンに真の英雄の血統の末裔としての覚醒を促した。
- ジュリアスト・ベルモンド(ジュリア)
『悪魔城プロデュサ 白夜の協奏曲』の主人公。
脳筋だが魔術に長けたイケメン(矛盾)。
その分、リアクション成分を補給した時の変容ぶり(なお公式)に視聴者が萌えた。
肉の女は乳母的存在だが敬う気持ちは一切なし。
- マコリーム・キクシン(菊地真)
ジュリアストの親友。
色々な意味で恐ろしい体術の使い手。
記憶にハッキリとしない部分があるようだが……。
ジュリア共々、立ち絵がイケメン。
- セリディカ・モチョランジェ(箱崎星梨花)
愛称はセリカ。
謎の悪魔城(?)に捕らわれたと見られる。
一応はヒロインだが影が薄い。
(○・▽・○)さらわれたよー
- 商人(秋月律子)
ワホい口の鬼畜女神の世界から迷いこんで来た商人。
リッチャンハクロウニンデスヨ。
- シズカー・ベルモンド(最上静香)
『悪魔城プロデュサ 血の輪廻』の主人公。
後に歴代最強のベルモウドンドと呼ばれることになる……多分。
本人が生真面目な為か、歴代でも特に周囲に戸惑っている様子が窺える。
- マミナ・ラードネット(佐竹美奈子)
ベルモンドの血脈に生まれたワホい口の少女。
幼女とは思えぬ豊満な肉体は肉襦袢(オーバーボディ)。
マコリーム流の体術に加え、彼女の肉体には課金の悪魔コトリー&チヒロニー、東洋の四神(玄田哲章、紅い朱雀シャアザク、青雲の線香、白い虎仮面)、スタンドが宿っている。
何故かお肉を焼くのが上手く、その肉にもリアクション成分が仕込まれている。
- アズネット(三浦あずさ)
一応ヒロインだが目立たない。
自害用に冷凍サンマを携帯している貞淑な女性。
- タカネード(四条貴音)
『悪魔城プロデュサX 月下の夜想曲』の主人公。
プロデュサの娘であるハーフヴァンパイア。
強大な魔力を秘めた装備を持つが死神の奸計らぁめんにハマり力を奪われてしまう。
名前のみは『悪魔城プロデュサ』で登場しており、肉の女の主人であったことが明かされている。
本格登場を果たすまではFC当時のイラストにヅラコラした姿であり、そのバージョン(想像図)はバシタカネードと呼ばれていた。まさか復活するなんて。
代表的なアイドル魔物
- 龍神/ベリガン(高坂海美)
三闘士の一人。
当初はシホンを惑わせるトリックスターの様な存在と思われていたが……。
物語の展開上、この架空戦記シリーズの死神以外の三闘士は原作ゲームよりも大きな役割を与えられているのが特徴。
- 図書室の魔女/ギャイボン(七尾百合子)
三闘士の一人。
悪魔精練士の呼び名を持つ、アイドル魔物の生みの親。
第一作では長らくシホンを翻弄した仇敵だった。
配役の都合とはいえ、脳筋な戦闘モードには視聴者にも驚きの声が。
彼女の死の影響は、後の時代の悪魔城にも少なくない影響を与えている模様。
- 死神(高山紗代子)
三闘士の一人にして、悪魔城を統括する魔王の副官。
初登場となる『悪魔城プロデュサ』では、全くのフラグ無しの登場ながら多大なインパクトを視聴者に刻み付けた。
不死身の為に完全に滅ぼすことは不可能であり、彼女のみは以降のシリーズ全てに登場。
現在までシリアスモードを保っている貴重な真面目枠でもある。
- 暗黒神官エミリフト(エミリー・スチュアート)
『悪魔城プロデュサX 血の輪廻』から登場。
プロデュサを神と仰ぐ暗黒の魔術師で、死神とは別の形でプロデュサの参謀として働く。
マミナの内にある力を狙う。
- プロデュサ(P)
悪魔城の城主にして、アイドル魔物達の父。
その姿は大人の事情とかもあって千変万化。
マミナに宿る四神の力を借りたシズカーにより滅ぼされたはずだが……?
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“肉の女”の到達点。
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関連項目
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