情けなさだけならグローバル級ね!単語

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情けなさだけならグローバル級ね！とは、「趣味のカードファイトを大事にしたい」と先生にマジレスしてしまった純真無垢なヒロイン先導アイチの心を踏みにじった、情け容赦のないグローバル級な嘲笑と辱めの言葉である。

ほほを染めるアイチきゅんカワイイ！ (*´∀`* )

グローバル級の概要

A girl next to Aichi said to him, "Only your miserableness is world-class !"

グローバル級の詳細

グローバル級の記事にしようと全文英語化を企んだけどさすがに怒られそうなので日本語で説明する。

「カードファイト!! ヴァンガード　リンクジョーカー編」第1話（通算105話）にて、先導アイチが授業中に教師から次のような質問を受けた。

「先導はグローバル時代を生き抜く若者として、どのように生きたいかね？」

どこかデジャヴを感じる質問に対し、アイチはこう答えた。

「ぼ、僕は趣味を大事にしたいですね…」
「趣味？ なんの？」
「か、カードファイト…とか…」

と、頑張ってアピールするが、あまりにも子供っぽい趣味に、クラスメイトに笑われるアイチ。そしてアイチの隣の席に座る女子がアイチに対してこう言い放った。

「情けなさだけならグローバル級ね！」

これ以降、アイチは、“子どもっぽい” “グローバル社会で生きていけない” というレッテルを貼られてしまったようである。

1期第1話から見続けている視聴者であれば、以上の流れを見ただけで気付いたはずである。
そう、1期第1話のあのシーンに瓜二つだと…。

ちなみに第1話冒頭の先導アイチのモノローグによると、このアニメの世界のカードゲーム人口は数億人を超えており、全国大会やアジアサーキットが開催されている。更に言えば、それが中継放送されていたときには道行く人も足を止めて街頭ビジョンを注視している光景が当たり前のものであった。
すなわち、日本では屋内外を問わず老若男女がカードファイトを楽しむ姿が日常風景という世界なのであり、この世界ではカードファイトが国内に留まらず、国外においても沢山の人々に楽しまれているはずなのである。
なおかつ、先導アイチはそれらの大会の優勝経験があり、試合の模様はテレビでも何度も中継されている以上、彼は海外への知名度も計り知れない人物のはずである。

したがって、通常の学校であれば同じ趣味を持つ仲間がおり、彼もチヤホヤされそうなものであるが、先導アイチの通う宮地学園はグローバルな人材の育成を目標としている進学校であるため、カードゲームは『世間では流行ってる物』程度の扱いであり、グローバル社会において特に重要視すべき存在という認識はまるでない。
現実ではよくある光景であろうが、これまで「カードファイト!!ヴァンガード」を視聴し続けてきたファンにとって先導アイチが置かれた新しい環境はかなり違和感を覚えるものであろう。カードファイトの研究のためにシンガポールの大学に行った皇帝ェ…。いや、そもそもカードファイト専門の学部を置いているシンガポール工科大学(SIT)の立場は！？
というかそもそも、こんな発言が出た回でアイチはアジアサーキット編で人脈を築いたクリストファー・ロウらシンガポールの人間がアイチ達を訪れ、彼らの学校に転入した光定ケンジのことも含めグローバルな会話をしている。

「子供っぽい」趣味というが、作中では大人のプレイヤーもいる。マーク先生ニンジャマスターMとか。さらには、カードファイトの腕前が卓越したものならば世界を手中に収めたり、地球を滅ぼす脅威にも対抗できたりするというのに・・・。

また、リンクジョーカー編・第12話（通算116話）にて「ヴァンガードファイト甲子園」なる歴史あるカードファイト競技大会の存在が明らかになる。
ヴァンガードファイト甲子園（VF甲子園）は全国から4000を超える高校が参加する規模であり、海外の学校向けの招待枠まで用意されている（例えば蒼龍レオンらは香港から出場）。
ちなみに、2013年における全国高校野球選手権大会（夏の甲子園）への出場校数は3957校である（過去最も多い年でも4163校）。これと比較しても、ヴァンガードファイト甲子園がいかに規模・知名度共に大きなものであることが分かるだろう。

グローバルな観点からすれば「この学園、雑兵すぎっぞ！」と言われてもしかたなんじゃないですかね？

なお、このアニメはカードゲームの販促アニメである。繰り返す、カードゲームの販促アニメである。

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• リンクジョーカー編・第1話（通算105話）
  『スタンドアップ・ザ・ハイスクール！』のセリフ抜粋

先生	「・・・とまあ、今までの常識では測れないのがこのグローバル時代だが・・・。えーっと、君ならどう生き抜く？　先導アイチ！」
アイチ	「あっ、え・・・あ・・・はいっ・・・」
先生	「先導はグローバル時代に生きる若者としてどのように生きたいかね？」
アイチ	「あ、あのですね・・・ええと・・・」
(生徒達)	「（小声で）何おどおどしてんだよ。」
	「（小声で）猫かぶってんじゃないの？」
	「（小声で）こいつ高等部に編入してから初めて喋ったんじゃねーの？」
先生	「どうしたね？、先導」
アイチ	「ぼ、ぼくは・・・あの、趣味を大事にしたいかなと・・・」
先生	「趣味？　何の？」
アイチ	「えっ？　あ・・・あ、う、いや、あ、えーと、その、カードファイト・・・とか・・・」
先生	「カードファイト？？？　それが君の生き方かね？」
アイチ	「あ、いえ、何でもありません・・・」
(生徒達)	「カードファイトが趣味ィ？」
	「そんなんでグローバル時代を生き抜けると思ってんのォ？」
	「ったく、子供っぽいのは見た目だけにしとけってｗ」
	「情けなさだけならグローバル級ね！」
先生	「静かに！　我が宮地学園ではグローバル時代に通用する人材の育成を目標としている。確かに世間ではそういうモノも流行っているらしいが・・・そんな時間があったら学業を優先すべきだと　思　わ　ん　か　ね　、先導？」
アイチ	「す、すみません・・・」（恥ずかしさでうつむいて赤面） （以下モノローグ）「だ、ダメだぁ～っ・・・！ (>_<｡) 」
石田ナオキ	「ツマンネェやつ・・・」

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• 第1話『運命の先導者！！』のセリフ抜粋

マーク先生	「・・・と、まあ、この生き馬の目を抜くような戦国時代なわけだが・・・。えーっと・・・君ならどう生きる？　先導アイチ！！」（いきなり先導アイチを指さす）
アイチ	「あっ、え・・・あ・・・はいっ・・・」
マーク先生	「先導はこの戦国時代に何をして名を残したい？」
アイチ	「あ・・あ、あの・・・ですね・・・ええと・・・」（ほほを赤らめながら）
(生徒達)	「どーしたァ？　アイチｗ」
	「俺、久しぶりにこいつの声聞くわｗ」
	「おとなしいにも程があるっつーの！」
マーク先生	「どうした先導くん、イメージ、イメージして！」
アイチ	「ぼ、ぼくは・・・後ろのほうでいつでも逃げられるようにしてます・・・んで・・・」　 （一瞬クラス中が呆気に取られ、そして皆大笑い）
(生徒達)	「どんだけ後ろ向きだよ！」
	「情けなさじゃナンバーワンだぜ！」
	「相変わらずツマンネェやつ！」
	「雑兵すぎっぞ！ｗｗｗ　いや雑兵の鑑かなァｗ」
マーク先生	「先導くん、戦国の世なら生きるためのよい考えかもしれませんが、イメージの中くらいもっと自分を大活躍させてもいいのでは？」（ウィンクする先生）
アイチ	「す、すみません・・・」（恥ずかしさでうつむく）　　 （以下モノローグ）「やっちゃった～・・・(>_<｡)　でも・・・でも、こんなすごい武将のいる中で僕の出番なんて絶対ないじゃないか・・・」

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グローバル級の関連項目

• カードファイト!! ヴァンガード
• 雑兵すぎっぞ！
• 先導アイチ
• クリストファー・ロウ　←グローバルな友人その１
• 光定ケンジ　←グローバルな友人その２