惑星インパクトを救え!とは、SFC用ソフト「がんばれゴエモン きらきら道中 ~僕がダンサーになった理由~」に収録されているミニゲームである。
概要
はっはっはっ! おろかな もやしっこどもめ・・・!
きゅうきょくの すぽーつまん セップク丸さまに はむかうとは・・・
ざんねんだが きみたちは ぼくを おこらせてしまったようだ!
もう べんかいの よちは ない!
わくせいインパクトに すいよせられる せいしつをもつ『えいせい・ばくだん』で
きみたちを そのほし もろとも うちゅうにさく はなびに してあげよう!
「きらきら道中」最終ボスであるハラキリ・セップク丸と戦う際にプレイすることになるミニゲーム。
本作ではボス戦がミニゲームで対決という方式を採られているため、事実上の最終決戦である。
ゲームをクリアすれば、遊技場と言うミニゲーム専用モードにおいて遊ぶことが出来る。(達成率を100%にすると、「タイムパイロット95」というゲームが解禁され、100%の状態でクリアすれば両方共遊べるようになる)
ゲーム内容
宇宙の彼方からセップク丸が自らの宇宙船「スポーツマン・シップ号」の甲板から巨大な惑星サイズの爆弾を、惑星インパクトに向けてブン投げるところから始まる。惑星インパクトに引き寄せられる性質を持つ爆弾とはいえ、惑星大の爆弾を片手のみで、数千光年彼方の惑星めがけてブン投げてしまえる辺り宇宙一のスポーツマンは伊達ではないのである。何せ、わずか数秒間(体感時間ではおよそ10秒前後)にして7000光年もの距離を投げ飛ばしてくる。
そして、接近してきた爆弾をインパクトがキャッチ&リリースし、投げ返すことでセップク丸にダメージを与えるというのがストーリーモードでの基本である。
無論、投げ返す角度を間違えたりパワーが足りなくてセップク丸の元まで衛星爆弾が届かなかったなどで、投げ返しに失敗すれば爆弾は惑星インパクトへ衝突し我らが母星は「花火」となってしまう。
上記に加え、セップク丸が宇宙空間に生身で活動しているだの、スポーツマン・シップ号がセップク丸と同様に頑丈であるだの、色々とツッコミどころが多すぎる事でも有名。7000光年という距離だけでも充分オドロキだが、ゲームが進行していくとセップク丸が惑星インパクトから距離を開き、最終的にはなんと1万光年まで伸びていく。
もうドラゴンボールでやれよお前ら。
ミニゲームとして遊ぶ場合、爆弾をキャッチして投げ返すところまでは同じなのだが、投げ返した先にセップク丸はおらず、そのまま銀河の彼方にすっ飛ばすことになる。そして、その爆弾は他の惑星と思われる無関係な星々を破壊しながら宇宙の彼方へ突き進んでいく。母星さえ救われれば、他の星など知った事じゃないって事で。
ストーリーモードのボス戦がドッジボールとするなら、さしずめ砲丸投げのような感覚すら味わえるミニゲームである。
もっともこちらでは、失敗した時のみセップク丸が声のみ出演。「ハハハハハハ・・・!」
テクニック
ミニゲームにおいて、競われたのが「飛ばした距離」と「破壊した惑星の数」で、それを伸ばすのに必要なのは「目押し力」と「連打力」であった。
発売当時、某雑誌紙面において写真による投稿作品が相次ぎ、自然とテクニックも生まれた。
片手ではなく両手で連打する・指で連打するのでは無く爪で擦る・電池の様な丸く固い物を使って擦る等といった、各プレイヤーの独自の視点でテクニックが磨かれていった。
ついでの知識
- キャッチのタイミングが「うまい!」を取得すると、ゲージの上昇速度が速くなる。少々遅れ気味なくらいのタイミングだと取得しやすいが、遅すぎるとキャッチに失敗してしまうので何度もやりこんでタイミングを覚えるしかないだろう。
- また角度がゲージ中央の緑の部分に合わさると「うまい!」を取得できる。こちらはボス戦でセップク丸に与えるダメージが多くなる。遊技場では投げ返した爆弾が7000光年を突破した場合の飛距離を伸ばすことが出来る。
- ボス戦でセップク丸の会話が始まったとき、距離が開く前にコントローラーのXを押すと会話をスキップでき、これによって距離が開かないままゲームを続行できる。7000光年の距離のままボス戦を決着する事も可能。
- 漫画版ではとっさにゴエモンが言った「究極のスポーツとは『お手玉』」という嘘を真に受けたセップク丸の勘違いの結果となっている。どうしてこうなった。
- 尚、セップクはスポーツではない。
関連動画
プレイ動画
MAD、他
関連商品
関連項目
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