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愚作とは、次のことを指す言葉。
以下、3について詳しく説明する。
『私は、何者にもなれなかった』
概要
『愚作』とは、2023年8月5日に公開された、芥田レンリによるCeVIOオリジナル楽曲である。ボーカルには裏命を起用している。
The VOCALOID Collection 2023 Summer参加作品。
イラストは『傑作』のアートワークも手がけたnonopaceが描き下ろしている。
楽器はピアノ一本のみの構成であり、トラック数はピアノの他、ボーカル、コーラス、バックコーラス2トラックの合計5トラックしかない。これは本人の語るところによる。
参加したThe VOCALOID Collectionでは、TOP100ランキングにおいて48位に入賞している。
歌詞
錆び付く身体と 生え揃った爪が
暗い水底に 私を沈めていく
『悲しみ』だとか 『苦しみ』だとか
名前を付けたら 陳腐になったな
私はただ 情けなくて
飛び込む勇気が 無かっただけ
惰性なんだ 今の全てが
苦しいのも 全部自業自得だ
狂ってしまいそうで 怖くて 嘆いて
吐き出した 消えてしまいたいと
君は嗤うだろうな こんな 私を
滑稽な 私は愚作と呼ぶに相応しい
感情に似た吐瀉物に塗れた 君の
幻肢痛に襲われて 震えている
逃げ出せるような度胸が在れば 今頃
生き恥なんて 晒していないのに
狂ってしまいそうで 怖くて 眩んだ
逃げ出した 消えてしまおうと
君は嘆くだろうな こんな私を
何処にも行けやしない 私の人生は
愚作と呼ぶに相応しい
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