- プロ野球選手一覧 > 愛敬尚史
愛敬尚史(あいきょう ひさし、1976年12月4日-)とは、大阪府出身の元プロ野球選手(投手)である。現在は楽天のスカウト。
概要
OB | |
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愛敬尚史 | |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 大阪府高槻市 |
生年月日 | 1976年12月4日 |
身長 体重 |
175cm 75kg |
選手情報 | |
投球・打撃 | 右投右打 |
守備位置 | 投手 |
プロ入り | 2000年ドラフト2位 |
経歴 | |
プロ野球選手テンプレート |
帝京大学時代には里崎智也と、松下電器(現パナソニック野球部)では久保康友、大久保勝信とチームメイト。1999年の都市対抗野球大会で若獅子賞(新人賞)を受賞。
2000年ドラフト2位で大阪近鉄バファローズに入団。同期には山本省吾、牧田明久らがいる。
2001年9月24日の西武ライオンズ戦で1球勝利投手(愛敬の登板直後に中村紀洋が松坂大輔から逆転サヨナラ2ランを打った)となるなど、30試合に登板して防御率1.67をマークした。
近鉄時代は主にワンポイント専門で、登板試合数がイニング数より多かったほどである。
2005年、球団合併による分配ドラフトで楽天に移籍するも、防御率7点台と全く戦力にならなかった。
2006年、プロ入り107試合目となる5月11日横浜戦で勝利投手となり、プロ入り107試合連続無敗記録という記録をやってのけた(後述)。また、故稲尾和久氏に並ぶプロ入り8連勝も記録し、一層注目されたのも束の間、108試合目となる5月17日ヤクルト戦で敗戦投手となり、そこから4連敗を喫し二軍降格となる。
2007年から3年間は一軍登板なしに終わり、2009年オフに戦力外通告を受ける。
引退後は楽天のジュニアコーチに就任。2012年からは関西地区担当のアマスカウトを務める。
不敗神話
2001年3月27日のプロ入り初登板から2006年5月11までに登板した107試合で1試合も黒星が付かなかった。特に、2006年4月21日の104試合目まではすべて中継ぎ登板で、2006年4月27日のソフトバンク戦がプロ入り初先発となったが、勝利投手となった。
5月11日の横浜戦では、初回に石井琢朗に通算2000本安打目となる中前安打を打たれる。その後、相手にリードを奪われた状態で代打を出されるも、そのイニングに関川浩一や礒部公一のタイムリーなどで逆転し、そのまま勝ったため、愛敬が勝利投手になった。
その頃は、テレビでも「愛敬不敗神話」として取り上げられるようになり、野村克也監督(当時)も、「愛嬌があって、運も持っている。」とコメントした。
しかしながら、記録はいつか途切れるもので、5月17日ヤクルト戦で6回4失点で敗戦投手となり、不敗神話は107試合で途切れた。さらに、続く5月25日のヤクルト戦では、敗戦投手となったが、チームはリック・ガトームソン投手相手にノーヒットノーランを献上してしまった。
通算投手成績は119試合登板、9勝5敗1セーブ1ホールドで、5敗すべてが2006年に喫したものである。
通算投手成績
通算:6年 | 登板 | 完投 | 完封 | 勝利 | 敗戦 | セーブ | ホールド | 勝率 | 投球回 | 与四球 | 奪三振 | 失点 | 自責点 | 防御率 | WHIP |
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NPB | 119 | 0 | 0 | 9 | 5 | 1 | 1 | .643 | 170.1 | 45 | 88 | 78 | 75 | 3.96 | 1.39 |
関連動画
関連項目
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