慎とは、東アジアの人名である。日本では主に男性の名前として用いられ、しん、まこと、などと読むことが多い。
- 赤間慎(しん、1973年 - ) - 日本のドラマー
- 佐々木慎(まこと、1980年 - ) - 日本の将棋棋士
- 祖父江慎(しん、1959年 - ) - 日本のブックデザイナー
- 伊藤慎(まこと、1975年 - ) - 日本の俳優
- 市川慎(しん、1975年 - ) - 日本の箏奏者
- 金澤慎(しん、1983年 - ) - 日本のサッカー選手
- 柳ヶ瀬慎(まこと) - ライトノベル『妹さえいればいい。』のキャラクター
- 周慎(? - ?) - 後漢末の武将
- 李慎(? - 689年) - 唐の皇族。李世民の子
姓
漢字として
愼
- Unicode
- U+613C
- JIS X 0213
- 1-56-38
- 部首
- 忄部
- 画数
- 13画
- 意味
- 旧字体は愼。
- つつしむ、つつしんで、注意して気を配る、したがう、まこと、思う、という意味がある。
- 〔説文解字・巻十〕には「謹しむなり」とある。謹も「愼むなり」となっているので互訓。
- 字形
- 形声で声符は真(眞)。真に鎮める意味がある。
- 古文に昚があるが、愼と昚はどちらも金文で使われていて、どちらが初形なのかは不明である。
- 音訓
- 音読みはシン(漢音)、訓読みは、つつしむ。
- 規格・区分
- 慎は、常用漢字である。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。
- 語彙
- 慎思・慎重・慎独・慎莫・慎密
異体字
- 愼は、人名用漢字である。2004年に常用漢字表の参考字体から人名用漢字に格上げされた。JIS X 0213第二水準。
- 昚は、〔説文〕にある古文。金文にも使用例がある。字形解釈について亦+玉とする説、夜+心とする説、日+赤の省略形とする説など諸説ある。
- 𡴜は、〔字彙補〕にある古文。
- 𡺊は、〔説文〕の注にある古文。
- 眘は、〔玉篇〕にある古文。
- 㥲は、〔字彙補〕にある古文。異構の字。またUnicodeによると謓の異体字。
- 𦚉は、〔漢語大字典・異体字表〕にある異体字。
関連項目
- 0
- 0pt
この記事は自動でリンクされないように設定されています!