本項は格闘ゲーム「戦国BASARAX」のプレイヤーキャラクターの一覧および詳細である。
ゲーム全体に関しては「戦国BASARAX」、ゲームシステムに関しては「戦国BASARAX(関連)」を参照。
キャラクター解説
伊達政宗(援軍:片倉小十郎)
飛び道具、昇竜、当身、突進技と揃ったスタンダードキャラ(笑)。
地上・空中で撃てる飛び道具の「JET-X」での牽制、援軍を絡めた中下段2択が主力。
援軍の小十郎は、対地援軍が突進突きになっており、非常に突進力があるため優秀。
レベル上昇で2段技になり、ダウン起こし付きで、コンボ・連携両面で使いやすい。
しかしどの技もダメージ、判定ともに弱く、無駄に作り込まれた補正でコンボが伸びる要素はほぼない。
横跳びもゲージが必要な上に状況限が厳しく、対応キャラはわずか4キャラのみ。
加えて無敵対空の昇竜、「DEATH FANG」は初段発生と同時に無敵が切れてしまうため、対空・割り込みに使い辛く、
ヒットしても援軍でフォローしなければ受身から反撃が確定する残念すぎる性能。無論、受身反撃から永パされる。
更に投げ動作中に打撃無敵がない、座高が高く昇り中段やフンフンされてしまうなど弱点が多い。
最早その弱さは足軽扱いすらされず「農民」と呼ばれる程。
一部では「ジャギ様は他が強すぎる、伊達はゲームに参加できていない」とまで言われる。
一時期、最弱の座を慶次に明け渡していたが、「戦国走り幅跳び」発覚により最弱の座を取り戻し不動の物とした。
唯一性能が高いのは台詞とゲーム外の行い(主に仙台市)で、ネタキャラとしての地位もまた不動。
台詞は「レッツパーリィ」「上等だよ…アンタ上等だ…」など粒揃いで非常に使いやすく、ネタ度は非常に高い。
うっかり第1回ミカドランバトで優勝する暴挙を成し遂げてしまったために勘違いする人がいるかもしれないが、
「独眼竜一弱は伊達じゃねぇ」と言わんばかりの圧倒的で揺ぎ無い弱さなので騙されないように。
動画での見所としては「物凄い伊達の頑張り」と、「それが一切の慈悲なく打ち砕かれる様」が一番と言える。
特筆すべき対戦は、投げに打撃無敵がないために木騎篭城を崩す事ができずに詰む元親戦や、
判定・ガードポイントに勝つ事ができず、立ちAを振られているだけで成す術がなくなる忠勝戦、
厚い装甲のせいで減らせないのに、一発カスっただけで逆転+永パと言う暴力に晒される秀吉戦など、
これ以外にも「筆頭逃げて!」と叫ばずにはいられない試合が目白押し。一瞬たりとも目を離せない。
連続技指南動画はこちら(zoome版)
真田幸村(援軍:猿飛佐助&武田信玄)
どっかの田舎農民とは違い、「高火力永パ」「高性能技」「愛されボディ」と揃った、ハイスタンダードキャラ。
ほぼどこからでも「サナダスペシャル」と呼ばれる大ダメージコンボに移行でき、そこから横跳びへ移行可能。
空対空からでも永パに行けるのは戦国BASARAX広しと言えどもこいつくらいの物である。
最近では高ダメージのフルマラソンも完備し、火力・逆転力でもトップクラスに躍り出た。
通常技もリーチ・判定・フレーム全て文句なしの性能で、単体性能も謙信に次ぐ優秀さを誇る。
特に地上ダッシュはギルティギアのチップ・ミリア級の速さで、単純なダッシュの圧力が高い。
戦国BASARAXでは連打キャンセル可能な小技、ガード有利になる小技がほぼないのだが、
真田は全小技が連打キャンセル可能な上に、リーチが長く槍兵すら貫く5A、下段で有利になる2A、
一部キャラに昇り中段になるJAと、どれも高性能で異例の優遇をされている。
特にJAは座高の高い相手にはガードされても固めが続く昇り中段となり、当たり方次第で永パ移行も可能。
秀吉や忠勝はこれでまとわりつかれるだけで涙目になるぐらいキツイ。
貴重な完全無敵技(昇竜)の「虎炎・参」、超低姿勢の2C、膝上無敵の「虎炎・弐」など割り込みが豊富で、
食らい判定の小ささから永パも食らいにくく、装甲も標準ランクのため防御面も充実している。
更に援軍の佐助も非常に高性能で、空中に浮いているため潰しにくく、しっかりダウン起こしまで付いている。
攻撃範囲も詐欺臭い広さで、通常ジャンプに当たるくらい上まで判定が持続する。
毛利を除いた全てのキャラに対しても有利がつくと言われ、特に座高の高いキャラに対しては圧倒的に強い。
「虎炎裏当て」と呼ばれるテクニックの発見によって不利だった信長相手にも有利がつくようになり完全にキャラランク2位の位置を確立した。(でも毛利には大幅不利。)
また、援軍は信玄公もいるのだが、永パ中に「アッパレイ!アッパレェーイ!」と叫んでプレイヤーを煽ってきたり、
到着時の画面揺れでトレモをフリーズさせたり、アシストしか出番がないせいか嫌がらせに余念がない。
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前田慶次(援軍:まつ&前田利家)
ロケテで「ぶっぱから5割」とはしゃぎすぎてたせいで「祭り本番に自重させられた哀しい男」
……と思っていたら、キャラらしくやっぱり自重できない男だったようだ。
全キャラ中最高威力を叩き出す即死永パ「戦国走り幅跳び」が開発され、一時最弱とまで言われた評価は一変。
大振りだがリーチ長めの牽制から即死するため、牽制が機能する相手にはかなり有利に戦えるようになった。
また、ガーキャンの吹き飛ばし距離が短く、全キャラ中唯一、ガーキャンカウンターヒットからダウン追い討ちが可能。
ダウン追い討ちから援軍を絡めれば永パへ移行できるため、不利なキャラに対しても守りからの一発が生まれた。
しかし、空中ガード可能で宇宙に届かない対空援軍や、極端に無敵が短いバクステなどハンデは小さくなく、
空中技(あぐら落とし)が123どの方向でも入力可能なため、空中PGの際に暴発したりと操作のストレスも高い。
ダッシュがステップ型で機動力に欠けるため、牽制が機能しない相手、近づけない相手に対しては厳しい。
火力が備わり評価は上がったものの、単体性能に関しては最低ランクと言わざるを得ないだろう。
永パも始動が1P/2Pで変わり、キャラ限が非常に多く、かなりの状況判断、アドリブが必要とされる。
そのため、「どこからでも即死」させる精度・慣れには膨大なやり込みが不可欠。
過去の荒い印象からは一変し、現在では信長・元親を凌ぐ、テクニカルキャラになっている。
また、食らい判定が非常に特殊で、キャラによりコンボの入りやすさが大きく変動するのも特徴。
このため、まともなコンボをほぼ食らわずに済み、牽制が機能するお市・忠勝には特に相性が良いとされる。
逆に火縄で立ち回りを制圧され、固めをバクステで抜ける事ができない信長が天敵となっている。
連続技指南動画はこちらzoome版)
上杉謙信(援軍:かすが)
「当て身からの単体宇宙旅行」で戦国陸上の幕を切って落とした張本人。
稼動当初から長い間、その逸脱した本体性能で最強クラスと言われていた。
発生5Fで全キャラに対して昇り中段になり、判定・ダメージ・受身不能時間全てが異常、
空対空・空対地・コンボ何にでも使え、適当に昇り降りで出すだけで場を制圧できるJC。
硬直は長いが、判定・発生・リーチ全て最高クラスの地上技、それを活かす高い移動速度。
ジャンプキャンセル可能で反撃を受けない無敵技・神陣など、狂った性能のオンパレード。
更に特定の技で凍結させる事ができ、凍結中は攻撃動作が遅くなるため相手の打撃を半ば封印できる。
凍結でリバサを含む暴れを封じた状態で、一方的にn択を迫り続けるループ起き攻めも可能。
技のダメージ単価が高く、コンボも単純なレシピで鬼のように減り、瞬間火力は高め。
当身も発生が早いタイプ、持続時間を延長できるタイプ、それぞれに上下段、計4種類持っており、
成功時には特殊なスピードアップ状態になり追撃できる。
お馴染み宇宙旅行もこれを利用しており、宇宙以外にも超高火力の壁コン永パへと移行できる。
加えて当身判定が相手に触れると凍結効果があり、飛び道具反射性能まで付いている有様。
しかし、戦国BASARAXを象徴する「当て身からの単体宇宙旅行」と言う強力な選択肢を持つ一方で、
援軍かすがの性能の低さから、能動的に永パへ移行する事が非常に難しい。
打撃始動宇宙、壁コン永パが発見されているが、高難度すぎてまだ実戦で安定するレベルには至っていない。
このため、現在では各キャラの永パ開発が進むにつれ火力差が深刻化し、ランクは大幅に低下している。
「キャー!ケンシンサマー!」とか言ってる暇があるなら永パを手伝いなさいと軍神は思っているに違いないだろう。
とは言え、
と、単体性能は未だ脅威の一言で、1ラウンド目の強さは全キャラ中間違いなくトップである。
果たして高難度永パを安定させるプレイヤーの出現で王政復古は成るのか?今後に期待したい。
…とか言ってたらかすがが必要な永パが完成してしまった。(やったねかすが!!使える子になったよ!!)
実は忠勝、元親に並ぶバグの多いキャラで、当身や援軍アシストによるフリーズ系バグが非常に多い。
(開国お市の攻撃を取るとお市側援軍以外行動不能など)
また、装甲が薄いキャラと誤解されているが、低いのは気絶値で、装甲は実は標準値となっている。
お市(援軍:浅井長政)
紙装甲で動きも鈍いが、実は戦国BASARAX随一の一発キャラ。
通常時はただのメンヘラだが、開け根の国(開国)によるモードチェンジで一変。
開国後は圧倒的な破壊力で、試合と相手の心をぐちゃぐちゃにする危険な女へと変貌を遂げる。
この開国中の攻撃は当たると9種類の状態異常が順番に付き、その1つに援軍要請禁止が含まれる。
このためお市のコンボは本当に回避不能、即死であり、防御半減の状態異常もあって相手は数十秒で息絶える。
更に開国中の攻撃で相手の体力を吸収するのだが、吸収する体力は回復可能体力(青ゲージ)を超えて回復し、
そこに状態異常の体力吸収も加算されるため、どんなに体力差があっても一瞬にして状況を逆転させてしまう。
援軍の長政のアニメーションが高性能でどのキャラでも横方向にぶっ飛ばせる為戦国胴上げに始まり、
戦国フリスビー(それを更に進化させた戦国フリスビー2)、戦国ストーキングと充実した即死コンボに、
永久連続ガード連携フンフンディフェンス、溜めバニガード不能連携など戦国的に見所一杯ではある。
研究の結果、現在では高難度だがブロッキングや開国割り込みからの即死も充分可能となっている。
援軍に依存せず殺せるキャラのため、援軍カウンターから開国で有利状況を展開できたり、
2ラウンド先取制だと援軍が到着する前に嬲り殺しにできる事も多いため、評価も上がっている。
酷いとクレジットを入れてから2分かからず試合が終わってしまい、
「BASARAは減らないからダルいって言った奴マジ出てこいよ!」と言いたくもなる。
実際はお市側も紙装甲すぎて一瞬で死ぬので、勝とうが負けようがお市戦は早く終わるのだが。
プレイヤーの心と財布には全く優しくないが、ゲーセンのインカムには非常に優しい娘さんである。
他にも援軍の長政を使った釣りや、投げ無敵のある2Bでのパンチラなど色々見逃せないキャラである。
何故か新規勢や、動画閲覧者には比較的人気があるようだ。早く病院行けよお前ら。
動画としては、凄まじいインパクトのあるフンフンディフェンス対応キャラ戦(特に1ラウンド目)と、
逆に仁王車に成す術なくぐちゃぐちゃにされる元親戦がどちらも陵辱感たっぷりでおすすめできる。
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長曾我部元親(援軍:仁王車・木騎・滅騎)
「小判を消費して援軍ロボを買う」という独自の援軍システムを持つ。
壊しても壊しても沸いてくる仁王車の荒らしプレイと、一部キャラをほぼ詰ませる木騎篭城がトレードマーク。
1Fでも隙間があればスーパーアーマーのついた援軍が飛んでくるため、待ち・荒しが強力極まりない。
本体性能自体も「見えない中下段2択」「攻撃判定の付き方がおかしい通常技」とかなり高め。
更には当たれば永パ、脅威の1F発生技・五羅(アニキアッパー)、1F空中判定の弩九(サーフィン)で守りも万全。
おまけに食らい判定やズーム調整がおかしいために各種コンボ・永パも食らいにくく、
宝箱の発生を告げるオウムが盾になって永パを抜けられたりと汚いなさすがアニキきたない。
2回可能な空中ダッシュとサーフィンによる逃げ、篭城と一度リードを奪った時の堅さが異常な上に、
ロボダイブから荒らす事もできるので、一度ロボを呼べば毛利すら食う可能性のあるキャラである。
単純に技数が多いため、研究が進むにつれバグもネタも次々と発見され、どんどんと伸びているキャラである。
ホッピング(J2B)が一部の補正を無視する事が発覚するなど、デバッグ研究は終わらない。
最近ではホッピングや援軍を組み込み、サマーループや永パのダメージが向上させた事で一応即死も可能になり、
キャラ限ノーゲージ永パや、鉄屑とまで言われた滅騎にまで研究は及んでいる。
とは言え、必要な知識の量が多い上にコンボ自体も難しいため、信長同様性能をフルに発揮するには熟練が必要。
一時期最強説もあったが、援軍に生産と言うステップが必要となる事から、援軍のいない時間が長くなりがちで、
ロボを壊す能力が高い相手だと、援軍がいない=援軍カウンター不能の時間が度々訪れる事になる。
「ロボ壊されて永パで詰み」「貯金前に殺されて次ラウンドも一人」など、脆さも目立ってきている。
ラウンド数の影響も大きく、2ラウンド/3ラウンドで評価が難しいが、現在は中堅と言われている。
見所としては、特にロボを呼ぶタイミングや、ロボ到着までの時間稼ぎに上手さが出るため注目すると良い。
ラウンド終了後に援軍要請する事で小判を消費せずに援軍を呼ぶ「万引き」など細かいテクニックも存在する。
(余談だが万引き時に援軍要請ができなくなるバグがあり、それは「補導」と呼ばれている)
対戦カードとしては次々と木騎がゴミのように破壊され、財布vsゲージの経済戦争となる忠勝戦は必見。
他に凄まじい処理落ちと、お互い必死の破壊工作で戦国ホッピングアクションに成り果てる同キャラ戦や、
滅騎がいるせいで処理落ちしまくりで、お互いに永パができなくなる泥試合っぷりなど笑える試合に事欠かない。
台詞性能も非常に高く、子分のむさくるしい「アニキガオイナリニー!(正しくは追い波)」「アニキー!!(合唱)」に始まり、
忠勝戦で度々発せられる「ナンテコトシヤガル!」など非常にネタ度は高いのでしっかり抑えておきたい。
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毛利元就(援軍:ヤリマシタゾォー!)
「トキがかわいく見える」「初代ガイルに並べる」「何故使用可能キャラなのかわからない」
とまで言われる性能を持つ別ゲーキャラ。戦国BASARAXで唯一人、神の領域に至った武将。
援軍レベル上昇がダントツに速く、高性能な上に連続で7回近く呼べる援軍が最大の武器。
更に自分の援軍を殴って飛び道具して攻めを継続したあげく、ゲージ回収までしてしまう。
同キャラ戦ではお互いの援軍が画面中入り乱れ、かなりカオス。「俺のじゃなかった」など日常茶飯事。
この援軍を絡めた立ち回り、暴れ、コンボともに圧倒的な強さで、日輪の加護とか言うレベルではない。
BASARA技の「禁じ手・縛」が、相手に一定時間援軍要請禁止を付与するため、何か一発引っかかってしまえば、
ガー不ループ、永パ、一撃コンボなどが完全に回避不能な状況を容易に作り出せる。
ガー不ループは無敵技、バックステップを完全に封じてしまうため、毛利同キャラ以外には完全に回避不能。
フルマラソンも研究が進んだ結果、ゲージ効率・ダメージ効率ともに向上し、即死に至るようになってしまった。
一撃コンボも他キャラのように厳しくはなく、実戦で普通に狙える難易度となっている。自重してください。
食らい判定も意味不明な小ささで、非常に永パを食らいにくい。愛されボディにも程がある。
また、勘違いされがちだが、「援軍がいなきゃ弱い」なんて事はなく、単体性能も最強クラスである。
超性能の通常技の数々に、空中壁溜めによる時間稼ぎ、単体ガー不、挙句の果てには単独永パなど、どう考えても強い。
援軍がいない状況で大幅不利になる、永パで死ぬようになるのは全キャラ共通の普通の事で、
その状況が援軍カウンター後くらいしかなく、そこにしかワンチャンがないのに単体でも充分戦える強さ。
現状「1ラウンド目に援軍が来る前に殺せる可能性」があるキャラで、やっと「ワンチャンある」程度で、
「今後他キャラがどれだけ伸びても毛利一強は揺るがない」「全キャラに7:3付ける」とまで言われている。
これだけの強さを発揮していながら、「まだ詰める箇所が山程ある」「研究が進んでいない」と言われており、
仮に毛利と肩を並べるキャラが現れたとしても、研究されれば再度突き放す可能性を残している。
とりあえず「オーモーイーガー」を聞きたい人は毛利戦を見るといいだろう。ほぼ確実に、嫌でも見れる。
豊臣秀吉(援軍:竹中半兵衛)
戦国BASARAXにおける、永パと荒らしの申し子。
機動力こそ最低だが、やりすぎなくらい硬い装甲と、高性能な援軍の半兵衛を武器に、
何か一発でもカスれば永パと補正切りに移行し、7割近い体力を一瞬で奪い取る。ゴリラ自重しろ。
「ダイヤ?何それ?バナナとどっちが美味しい?」と言わんばかりにワンチャンスから場を荒らしまくる。
投げキャラでありながら、宇宙旅行、反復横跳び、フルマラソンと戦国陸上を3種目制覇し、
更にキャラ限だが、独自の灰燼乱渦永パも持っている。(実はこれが戦国BASARAX初の永パ)
加えて、BASARA技の金剛破滅から補正を切った上で永パに移行できるため、凄まじい逆転力を誇る。
永パ自体も高火力で、失敗しても受身狩りから再度永パにご招待したりと、かなりやんちゃなキャラである。
本体性能は最弱に近いレベルなのだが、「本体は半兵衛」と言われる程、対空援軍の半兵衛が強い。
受身不能時間が非常に長く、半兵衛が一度刺されば永パで試合もダイヤも破壊してしまえる。
特に「BASARA技の暗転中に援軍が動く」という事を利用した、超投げ半兵衛(実質援軍の発生が1Fになる)によって、
割り込みや反撃、ぶっぱなしからも猿の惑星へと飛び立ってしまえる脅威の荒らし性能を誇る。
機動力のなさ、座高から厳しい場面も多いが、お市同様荒しに特化しすぎて規格外とされるキャラである。
動画としては、機動力のなさから近づく事すら厳しいが、お互い一瞬で死んでしまうお市戦がやはり見もの。
「限りなく詰みに近い五分」と称される正宗戦は、暴力とは何かを我々に教えてくれる名勝負である。
また、お互いに半兵衛を飛ばし合い、動物園さながらの荒れた試合になる同キャラ戦も面白い。
自分の援軍カウンターからコンボへ移行すると相手の援軍カウンターが使えなくなる現象が発見され、
お互い荒らしまくっているが、「先に永パに移行した方が負ける」と言う不思議な試合になっている。
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織田信長(援軍:濃姫&森蘭丸)
「ピザマヨッ!(CV:若本)」の迷台詞を吐きながら、加齢臭芳しく宇宙へと飛び立つ魔王。
初めてコンボを見る者に必ず「なんぞこれ」と言わしめる、戦国宇宙飛行士代表である。
体力を消費するものの、ノーゲージガーキャンを持ち、飛び道具の存在から立ち回りは強い部類。
慟哭スル魂(赤ワキガ)で魂を得ると、通常技のジャンプ・ダッシュキャンセル(通称:ワキキャン)が可能になり、
凄まじいラッシュ力を得て能動的なガークラ、コンボ火力・永パ能力を発揮する事ができる超コンボキャラ。
数少ない「援軍なしで能動的に永パへ移行できる」キャラなのもあって、今や宇宙が信長のトレードマークである。
相手の体力を吸収するBASARA技、死ニ至ル病(黒ワキガ)を絡めたコンボも非常に特徴的で、
あらゆる補正がかかりギチギチの状態でも、相手体力を最低4割は奪い、自分は2割近く回復する。
始動次第で8割近い体力を奪い、妹同様「BASARAが減らないって言った奴出てこい」な気分になる。
勿論黒ワキガをフルに嗅がせながら宇宙へ飛び立つ事もでき、ワンチャンスから勝負を決める事が可能。
黒ワキガの吸収速度が速すぎるため、瞬間火力に関してはお市と並ぶツートップである。
現在では、高難度の2Cループによって、投げ・中段・ガーキャンから宇宙旅行へ行けるようになっている他、
赤ワキガゲージの残量が3割程度からでも宇宙に飛びたてる節約レシピなども開発されている。
しかしその実力を発揮するにはかなりの操作精度、アドリブ能力が必要とされるキャラで、
一定条件で反乱してしまう健康魂の管理と、戦国BASARAX屈指の高難度コンボの安定が必須項目となる。
「信長使いは必ず一度腱鞘炎になる」と言われ、勝てるまで非常に時間のかかるキャラである。
ワンチャンからどのキャラでも殺せるため理論値は高い。
特に1ラウンド目から相手の援軍が到着する前に宇宙旅行で勝負を決める事ができる高い決定力は高評価。
しかし対空がガーキャン頼みでバッタが辛く、コンボミスに反撃が確定しやすくフォローが全く利かない、
食らい判定が大きくコンボが非常に入りやすいなど、キャラの性質上実戦値は低めになりがちである。
また、天敵はロボを壊す手段が殆どなく、援軍が来た瞬間半分詰みかける元親。本当にする事がない。
見所はやはり簡単そうに見えるが高難度のコンボや、黒ワキガを絡めたコンボの凄まじい減り。
またCV:若本の熱演により、濃厚でやたらと耳に付く台詞性能の高さも見逃せない。
「ピザマヨッ!」「ネチハテヨ!」「トキハキタレリィ!」「ウニュゥー!」「テンカフブゥ」など、とにかくクドくてうるさい。
本多忠勝(援軍:徳川家康)
稼動当初からしばらくは弱キャラ扱いされ「戦国最強(笑)」と言われていたが、研究が進むにつれて上位キャラとなった。
通常技に一定時間ガードポイントを付与する「防御形態」を永続させるバグが発見された事と、
援軍(ファンネル)を再度装着して起き攻めをループできるコンボ(ファンネループ)の開発で一気に伸びた。
即死、永パこそないものの、ファンネルを盾にしたラッシュの破壊力はまさに戦国最強と言ってよい。
ガードポイントで通常技・無敵技・ガーキャンなどの割り込みを無視しながら、高速中下段2択を繰り返し、
当たればコンボで時間を稼ぎ再度ループ、運良く全段ガードしたとしてもガークラ寸前に追い込まれる。
2択は見える要素のない速度で、通常技に削りもあるため、無傷で抜ける事は至難の業と言ってよい。
ガーキャンしたとしても、起き上がり中ファンネルをガードさせられる事が多く、中には硬直に確定するキャラまで。
一度ラッシュに入られてしまった場合、相手がミスしなければ抜ける事はほぼ不可能に近い。
しかし防御面は、対空援軍の家康がかなり弱く、「高い座高」「何故か出せないリバサ」などハンデは大きい。
どうしても切り替えしはガードポイント暴れや、ダウン中、ガークラ中も出せるファンネルに頼らざるを得ない。
また、援軍の家康が一定条件下で忍者に攫われてしまい、その間は一定時間援軍とブーストが使えなくなるため、
前後ダッシュすらできなくなってしまい、大幅にパワーダウンしてしまう。
当然、この間は援軍カウンター不能となってしまうため、永パや一撃コンボが確定してしまう脆さも抱える。
援軍なしでも防御形態永続が可能な事が発覚し、単体時の脆さは改善されたが、依然大きな弱点と言える。
むしろこの発見は、元から忠勝戦がきついキャラを1ラウンド目から涙目にさせる事の方に役立っている。
また、固有システムが非常に多く、それっぽく動かせるようになるまでが非常に長い。
難解な仕様を理解した上で、家康誘拐を警戒、ブーストゲージの残量・援軍ゲージ(ファンネル)を管理、
コンボ中のロックオン(受身不能時間が減る)に対処しなければならないなど、意識配分がかなり大変なキャラである。
とは言えやっぱり、
永パ中に家康が攫われ「タダカーツ!」と悲鳴を上げる様は、戦国BASARAX屈指の名場面の一つである。
特に宇宙旅行を決められた時は、援軍カウンターしても画面外に家康が届かず、そのうち家康が攫われてしまう。
「タスケテクレー!タダカーツ!」と助けを求められているが、助けて欲しいのは間違いなくこっちだ。
余談だがロケテから改善は見られるものの、フリーズ、バグ、処理落ちとは相変わらず仲良しである。
竹中半兵衛(援軍:豊臣秀吉)
家庭用限定キャラその1。
ガード不能の援軍秀吉や、戦国陸上3種目制覇などかなり激しいキャラのようである。
また、一撃BASARA技の演出がマジで神がかった馬鹿さ加減で、一見の価値がある。
しかしお市を超える紙装甲だったり、一部技で体力が減ってしまい、そのダメージで死ぬなど、欠点も多い模様。
現在ニコニコに上がっている動画はアーケードメインのため詳細は不明。誰か撮れ。
片倉小十郎(援軍:伊達政宗)
家庭用限定キャラその2。
2種類の構えを使えるキャラで、キャラ限の横跳びや猶予が短いがフルマラソンも可能。
しかし昇竜が確定でダウンを取れるため、割り込み性能や防御能力は結構高い。
更に最近判明した「上半身or下半身無敵技の硬直を構えでキャンセルすることが出来る」という仕様で、
割り込み性能が更にパワーアップした。
食らい判定も割と愛されている方で、一部キャラは小十郎相手の横飛びが出来なかったりする。
ガードした相手を強制的によろけ状態に出来る必殺技「穿月」を利用したガークラループなど、独自の攻めも持つ。
しかしJCが壁張り付きを剥がしてしまうため、壁コンのダメージが低くなりがちなど火力の伸びは余り期待出来ない。
そして最大の弱点は援軍の伊達政宗。
援軍レベルの上昇速度が遅い上、対空援軍の判定が以上に弱く一方的に潰されることが多いなど、ここでも農民っぷりを発揮している。これだから仙台農家は…家庭用限定ゆえほとんど動画は無いが、ガチ勢が詳細データや研究を見せているため、今後の伸びしろに期待出来るだろう。
ランクについて
戦国BASARAXのランクは「一強一弱、あとは相性ゲー」と言われている。
バランスは全く微塵も取れていないのだが、「ほぼ全キャラ戦えるゲーム」である。
一強・毛利の圧倒的な強さは他のキャラがどれだけ伸びても並びうる可能性はないとされ、
一弱・伊達の弱さは永パ可能キャラや火力が増えたとしても、そんなSmallなProblemじゃない弱さであり、
一強一弱は最早揺るぎないものと言ってよい状況である。
その他キャラの中では真田が一歩抜きん出た性能をしており、多くのプレイヤーで一致する意見はここまで。
対戦環境が少なく、その差が激しい過疎ゲーなため、人口増加による今後の発展が期待される。
Dさんに関する派閥
伊達さんは──┬─┬─最弱だよ(肯定派)
│ ├─農民だから仕方ないよ(身分格差派)
│ ├─MvsC2のロールちゃんよりはマシだよ(下には下がいる派)
│ └─弱いからいいんだよ(真性M派)
├─┬─最強だよ(否定派)
│ ├─間違いなくSランクだよ(夢想派)
│ ├─高すぎる性能にプレイヤーが振り回されてるだけだよ(潜在能力派)
│ └─最低でも詰みに限りなく近い五分に過ぎないよ(闘劇覇者支持派)
└─┬─どっちでもいいよ(無関心派)
├─最弱にしといた方が面白いよ(政治的理由派)
├─次回作で強くなるよ(逃避派)
├─俺の嫁だよ(おおきなおねえさん派)
├─それより小十郎を早く呼ぶんだ!(小十郎派)
├─出演してたんですか?(ノールック派)
└─SmallなことはNo Thank you!!だよ(本人)
島津「オイの出番は無いんかね?!」
いつき「イケメンのにいちゃんしかお呼びじゃないべ!」
ザビー「御老体は戦国陸上なんて無茶するもんじゃアリマセン」
風魔「…………」
関連項目
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