戦国BASARAX(戦国バサラクロス)とは、
「ギルティギア」や「北斗の拳」のアークシステムワークスによって製作された、
戦国スポーツアクション対戦格闘ゲームにして陸上競技である。
そして、闘劇'09 タツノコvsカプコン覇者、FINAL ROUND XV ULTIMATE MARVEL vs. CAPCOM 3覇者によって、
2度に渡り宣伝された選ばれしゲームである。
概要
10人(PS2では+2人)のキャラクターが登場する、2D格闘ゲームである。
大ヒット作「戦国BASARA」シリーズを格闘ゲーム化した作品。
よく誤解されるが、カプコンは販売・監修のみ、開発はアークシステムワークスである。
ほぼ全キャラが永パ(永久コンボ)・即死を持ち、同じアークの「北斗の拳」と並び、
格闘ゲームの範疇から逸脱した「スポーツアクションゲーム」と呼ばれ、
その永パ渦巻く対戦風景は「戦国陸上」と称される超過疎ゲーである。
ゲームシステムに関しては「戦国BASARAX(関連)」、キャラクターに関しては「戦国BASARAX(キャラクター)」を参照。
歴史
ロケテ前
「カプコン×アークシステムワークス」の夢のコラボ企画! として華々しくデビュー。
しかし「開発は北斗チーム」の一報があるや否や「本当に大丈夫なのか?」との声が高まる。
そして期待と不安渦巻く第1回ロケテストは
「ゲーセンを占拠する勢いの女性プレイヤー」と「壊す気満々のガチロケテ勢」
という前代未聞のカオスの中スタートした。
数回に渡って行われたロケテではあるが、
など数々の伝説を築き、ロケテの時点で「北斗を超える大丈夫じゃないゲーム」としての地位を確固たるものにする。
稼働後
良くも悪くも前評判の高い作品としてアーケード稼働を始めた戦国BASARAXだったが、
人知を超えたゲームバランスに格闘ゲーマーたちは戦慄した。
特に核となる「援軍システム」のとっつきにくさを乗り越える事ができたプレイヤーは少なく、
一部のカプコン系プレイヤーや好事家からのみ好評を得るに留まっていた。
アーク1作目恒例とも言える歴史的強キャラ「毛利元就」の台頭によって対戦台は次々と姿を消していった。
そしてそれは起きた。
稼動後数ヶ月で現在「宇宙旅行」と呼ばれている永パが発覚。
それは北斗における「バグ昇竜」発覚時同様に、多くのプレイヤーに戦国BASARAXを見限らせてしまう。
しかし北斗における「百烈」が終わりではなく始まりであったように、
戦国BASARAXの産声に過ぎなかった。
格闘ゲームとしての特徴
永久について
「殆どのキャラが永パを持つ」という、まさにAC北斗の拳と同じような状態である。
しかし、戦国BASARAXでは10Hit程度で大幅なダメージ補正がかかるため、必ずしも「永パ=即死」とはならない。
(研究の進んだ現在では即死する永パが多いが、稼動初期のレシピでは300Hit程度でタイムアップとなる事が多い)
また「援軍カウンター」という連続技をインターセプトして妨害するシステムがあり、
これに対処可能な永パは少ないため「永パが入れば勝ち」となる状況は限られる。
北斗と共通する部分がある故に、
と評価は芳しくない。
しかし「ほぼ全キャラが即死or永パを標準装備」「バグ満載」と言う点では共通するものの、
北斗とはかなり異なるゲーム性である。
北斗は「ブーストの自由度」と「入れば勝ちを決定できる即死」が最重要ポイントであり、
極まったレベルを除外して考えた場合、「星取り」を重視したコンボや、
即死には至らないもののそれなりの「高ダメージコンボ」でそれらしく戦う事が可能である。
対して戦国BASARAXは「援軍」と「勝ちを決定できる状況での永パ」が最重要ポイントであり、
永パも前述の「援軍カウンター」を強要し、「多対一」の状況を作り出す手段に過ぎない。
よく「BASARAは減らない」などと表現されるが、これは正確ではない。
即死コンはもちろん、通常の立ち回りでも、3割程度持っていく壁コンや
援軍なしの1R目であるにも関わらず数十秒で体力KOしてしまうキャラも存在するなど、
それなりのダメージを与えることができ、実際1R目が援軍を呼ぶ前に決着することもままある。
問題は非常に強い補正で、体力量が多い(824)にも関わらず、
一部キャラを除いて最低でも2Hit目で-40%、15Hit目以降では-97%の補正がかかり、
さらにエリアル、援軍ヒット、根性値などの補正も入ってくると
ほとんどの永パで攻撃の単体ダメージが1になってしまうことが原因である。
このため、同じ世紀末ゲーであるAC北斗の拳のように「永パ=即死」ではなく、
体力差次第で「このまま永パを続行すると(永パしているのに)負け確」などと言ったことも起こりうる。
だが、決して減らないわけではなく、実際にダメージは入っており、また一部キャラを除いて
体力の自動回復も存在するため、永パされている側もただ見ているだけではなく、
「援軍カウンター」を使用してでも残り時間でラウンドを取ることに賭けるか、
あるいは使用せずラウンドを捨て、次のラウンドにゲージや援軍を温存するか、という
状況判断を行うことが非常に重要である。
そしてこの「援軍カウンター」のため、単純に「永パ=勝ち」ではなく、
「永パが基本戦術」であり、永パができて始めてスタートラインに立てることになる。
また、通常の格ゲーにはない「援軍」システムを理解しなくては、初心者毛利とそこそこやってる伊達でも、
所謂「立ち回り」で何もさせてもらえない。
この辺りの敷居の高さ、難解さが戦国BASARAXの人口増加を妨げている要因であり、
またそこに面白さの核がある事が戦国BASARAXの欠点である。
しかしその敷居を乗り越えた時に現れるゲーム性は、現在の格闘ゲームのどれにもない独自性を持つ。
現在は永パのダメージ効率が向上。キャラによっては充分即死に至るようになり、
難度・状況は厳しいものの一撃必殺技を組み込んだコンボも全キャラ開発されている。
戦国BASARAXは既に「殺せる永パの時代」に入っていると言ってよいだろう。
稼動初期の体験や見た目だけで評価するには惜しい、シビアな面白さを持った作品である。
見た目や伝聞だけで「劣化北斗」「クソゲー」と言わず、是非友人とやり込んで頂きたい。
動画鑑賞ポイント
ガチ対戦においては前述の通り、「援軍の使い方」が最重要となる。
援軍がいない状況では「立ち回り」「コンボ火力」ともに大幅に低下してしまう他、
「援軍カウンター」が使用できないため、「永パ」「一撃必殺」が確定してしまうため大幅に不利となる。
特に援軍レベルが「時間経過でのみ上昇する」という特殊な特性を持つため、
援軍のいない1ラウンド目と援軍の到着した2ラウンド目ではまるで違うゲームになる。
援軍の絡んだタイムに関する状況判断を知る事でより動画を楽しむ事ができるだろう。
というかあまりに状況判断に特化しすぎて、
「次ラウンドを有利にするため、相手の援軍レベルを上げさせないようできる限り迅速に死ぬ」
という駆け引きが存在するほどである。
「これ以上ない最高の死に方」なんて解説は他のゲームではまずお目にかかれない。
他のゲームでも「ゲージの使い方」と言った要素は非常に重要となるが、
戦国BASARAXではそれが「援軍」であり、生死に直結するため殊更に重要なのである。
それが最も顕著になるのが、コンボを中断する「援軍カウンター」である。
援軍カウンターは成否を問わず、長時間援軍が使えない状態になってしまうため、
永パを阻止したとしても五分ではなく、余計状況を悪くしてしまう事すらある。
これが永パが重要な位置を占めながら、単純に「永パ=勝ち」ではない理由の一端となっている。
またキャラ間の相性がかなり激しいのも特徴である。
前述した援軍の性質上、「2ラウンド制/3ラウンド制」で戦略や立ち回りが変動するため、
キャラ同士の相性について詳しく知る事でもより動画を楽しめるだろう。
キャラ相性の激しさと永パによるワンチャンから、団体戦は非常にドラマチックになる。
特に紅白戦のような大人数での団体戦は、オーダーから試合内容まで手に汗握る展開が非常に多い。
「団体戦こそが戦国BASARAXの醍醐味」と言う者も少なくない。
対戦情勢
残念な事に戦国BASARAXは「全国総計でガチ勢が100人いるのか疑問」とまで言われる、
超過疎ゲーであり、その面白さ、真の姿を知る者は少ない。
それゆえにニコニコ動画に限らず「死なない永パがダルい劣化北斗」のような評価に留まっている。
あまりの内容に「カプコンを怒らせた」と言われており続編は絶望的。
おまけに腐の皆さん原作ファンからも黒歴史扱いされ、さらには月刊アルカディア誌上の
「2008年度に発売された格闘ゲーム一覧」にも戦国BASARAXの姿はなかった…。
しかし、プレイヤーの熱心な啓蒙・布教により、2010年現在ではある程度環境は改善されている。
高田馬場ミカド、東小金井モーゼを始めとする対戦拠点が産まれ、ニコニコ上での認知度も向上した。
そして2010年。
ついに戦国BASARAXは大きなのターニングポイントを迎える。
まさかの採用に他ゲー勢から「おいおいマジかよ…」「誰得なんだよ」「解説もたないだろJK」と言った声が上がる一方、
当時者の陸上部員達は、驚きつつも「1on1など通過点に過ぎぬ」と平静そのものである。すいません嘘です。
1on1形式のため「毛利無双」「'06北斗の悪夢再び」と言われたが、その後発表された定員が8名と少なく、
更に定員が16名に改訂されたものの、狭き門には変りないため、「にわか毛利でワンチャン」は無理そうである。
そもそも戦国陸上部員は「クソゲー」「過疎ゲー」と罵られようがどこ吹く風で2年近くやり込み続けた病人猛者達であり、
定員の少なさを嘆くよりも「闘劇で新規が増えるよ!やったねたえちゃん!」と素直に喜ぶ者が多いようだ。
彼らは「ワンチャン闘劇出場」を狙いつつ、「関ヶ原(東西戦)」「闘劇'11 3on3」を目指し今日も元気に画面を往復している。
闘劇
定員が14名+当日枠2名で予選がスタートした戦国BASARA X最初の予選は、ファンタスティックな動きに定評のあるクソル(豊臣秀吉)が最強毛利使いのウェイ=クビンを倒して突破。毛利無双阻止の期待が高まるが、その後の、第2、第3、第4予選は連続で毛利が突破し、「やっぱり毛利無双になるのか…」との声が高まる。しかしその後の10回の予選のうち毛利は一人しか突破せず、最終的に毛利は4人で終了。そしてクソルを含めた秀吉も4人。そして当日予選突破者も含めて、全10キャラクター中、伊達と謙信を除いたキャラが闘劇出場という予想外の展開となった。
本選では、初戦で家康がさらわれたり、メインスクリーンに映し出されるフルマラソンするオクラなどで会場が沸く中、毛利3人(1人辞退)のうち2人が初戦で敗れるという波乱も起きた。その中で空気を読まずに勝ち進んできた最後の毛利使いウェイ=クビン。そして決勝は、4人のゴリラの中を生き抜いたPizzaカズ(秀吉) VS 最強毛利使いのウェイ=クビン(毛利)。ラウンド1はガー不で毛利が先取し、このまま勝ってしまうかと思いきや、秀吉が圧倒的な力を見せ付けてラウンドを取り返す。そして最終ラウンドを制したのは………やっぱり毛利だった。
ロケーション
2011年5月現在、イベントが開催されていたりプレイヤーが半常駐している店舗に限定。
対戦してみたい場合は、mixi戦国陸上部コミュやしたらばなどで問い合せてから行く事が望ましい。
なお、戦国陸上部は過疎に喘ぐが故に、どの地域でも初心者は手厚いサポートを受けれる事が多い。
興味を持ったら腕前を気にせず、現役プレイヤーにコンタクトを取ってみると喜ばれるだろう。
また、店舗設置用の攻略ドキュメント等も陸上部内で配布しているため、興味のある方は問い合せてみると良いだろう。
- 高田馬場ミカド(東京)
-
戦国陸上メジャーデビューの地。今や戦国BASARAXの聖地と言えるゲーセン。
毎週水曜日にランキングバトルが開催されており、動画のアップも行われている。
小気味の良い禅氏の実況や、盛り上がり、ノリの良い動画が好評を博している。
JustinTVによるライブ配信も行っているため、そちらも一度ご覧あれ。
他にも2009/12/30に戦国陸上2009閉会式、2010/1/1に戦国陸上2010開会式を開催。
開会式はかるた大会・同キャラ2on2・紅白戦の超豪華三本立てで行われ、「奥州筆頭前代未聞のレシオ0」
など数々の伝説を残している。
「顔出し上等!元旦のゲーセンでかるた大会(ガチ)」
「しかもかるた大会の動画まで迅速にうp」
「元旦なのに既に年末までの結果記入シートが用意されている」 - 東小金井モーゼ(東京)
- 関東第二の拠点。毎週金曜日に定期大会を行っており、動画のアップも行われている。
ミカドよりも開催時間が遅めになっており、週末のため、泊り覚悟の遠征勢にオススメ。
大会形式も一定ではなく、人数に応じてランダム2on2になったりと割とフリーダム。
ミカドとキャラ分布が異なり、最も新規勢が参加しやすい雰囲気のゲーセンである。
がっつり対戦したい遠征勢や新規勢に貸し出される「ブートキャンプボックス」が名物。 - アメリカングラフィティ(神奈川)
- 神奈川の拠点。
対戦会も開催されるとの事で、今後注目のロケーション。 - プレイランドエフワンR(宮城)
- 色んな格ゲーで有名な東北の名店。ここもまた関東遠征したプレイヤーがいる。
伊達さんの地元で自分のプレイを奉納したい根っからの農家にオススメ。 - スーパービンゴ郡山店(福島)
- 月一で大会を開催中。
被災した現在も元気に陸上している模様。 - クラブセガ金山(愛知)
- 平日夜に少数プレイヤーにより対戦が行われている。
古参の占める割合が多い地域なので対戦レベルは高め。 - スペースシャトル塩釜口店(愛知)
- 1クレの安さが魅力の愛知の名店。
こちらでも平日に対戦が行われている。帰りのパセリガチが定番。 - ポート24八事(愛知)
- 今後対戦会などイベントを開催していく模様。
休日に対戦する場合はこちらで行われているようだ。 - キャンディウェスタン石橋店(大阪)
- 待望の関西ロケーション。少数だが常連プレイヤーによりやり込まれているとの事。
- ゲームランドACE(大阪)
- 通称「天王寺エース」。
月一で定期対戦会が行われており、やる気のあるプレイヤーが多い。 - 遊スペース マジカル(兵庫)
- 関西のメインイベントステージ。
不定期で大会を開催しており、愛知・大阪などからも毎回遠征者がいる。
ニコ生でライブ配信・動画アップなども精力的に行っている。
動画について
現在ニコニコ動画にアップされている戦国BASARAX関連動画は、
ミカド・ヒガコでの大会動画が中心となっている他、地方での対戦動画もアップされている。
過疎を耐え忍びながら練り上げられたハイレベルな対戦動画、コンボ動画、ミカドランバト動画を始め、
丁寧で詳細なキャラ別の「連続技指南動画」が新規参入者に向けてハイペースでアップされている。
現在、伊達・お市・元親・真田・秀吉・慶次・信長がアップされており、ゆくゆくは全キャラ網羅する予定との事。
エコノミー向けに、zoomeで高画質版も公開されているため、興味を持った方は是非見て欲しい。
また同時に外部サイトで親切な解説と攻略も行われているため、興味のある方は一度見る事をお勧めする。
興味を持ったら是非大会参加&動画を見てトレモ・友人を誘って対戦してみて欲しい。
戦国陸上2011、このパーリィの炎、未だ消えず。
タグについて
タグ表記は「戦国BASARAX」が現在一般的となっているが、初期の動画は表記揺れがあるため
「戦国BASARA X」「戦国BASARA cross」などで検索しないとヒットしないものもある。
通常「戦国BASARA X」で検索する人が多く、「戦国BASARAX」ではヒットしづらい。
動画投稿者はタグに「戦国BASARAX」、説明文などに「戦国BASARA X」と表記し、
「戦国BASARAX」「戦国BASARA X」どちらでも検索にヒットする処置を推奨する。
なお、大百科上では「戦国BASARA X」「戦国陸上」をリダイレクト化している。
関連動画
マイリスト
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関連項目
外部リンク
http://dic.nicomoba.jp/k/a/%E6%88%A6%E5%9B%BDbasarax


ページ番号: 2488791
リビジョン番号: 1461238
読み:センゴクバサラクロス
初版作成日: 09/03/21 20:33 ◆ 最終更新日: 12/03/06 02:08
編集内容についての説明/コメント: え?キミ…まだ陸上童貞なの?
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