拠とは、中国語圏の人名である。
- 朱拠(? - ?) - 三国時代の孫呉の武将、政治家
- 曹據(? - ?) - 三国時代の曹魏の皇族。曹操の子
- 劉拠(前128年 - 前91年) - 前漢の武帝の長男
- 呂拠(? - 256年) - 三国時代の孫呉の武将、政治家。呂範の子
漢字として
- 意味
- 旧字体は據。
- よりどころ、よりどころとする、足がかり、頼みとする、基づく、占める、助ける、おる、(据と通じて)つかむ、(踞と通じて)うずくまる。
- 〔説文解字・巻十二〕に「杖を持するなり」とある。〔広韻〕に「依なり。持なり。引なり。案なり」とある。
- 字形
- 形声で声符は豦。
- 音訓
- 音読みはキョ(漢音)、コ(呉音)。訓読みは、よる。
- 規格・区分
- 常用漢字である。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。
- 語彙
- 拠出・拠点・拠徳
異体字
- 據は旧字体。JIS X 0213第二水準。常用漢字表に参考字体として載っている。
- 𢷛は、〔字彙補〕に據と同じとある異体字。
- 㨿は、〔金石文字弁異〕にある異体字。漢夏承碑に見えるとある。Unicodeにも據の異体とある。
- 𢴃は、〔漢語大字典・異体字表〕にある異体字。
- 簡体字は据。
據
- Unicode
- U+64DA
- JIS X 0213
- 1-58-1
- 部首
- 扌部
- 画数
- 16画
𢴃
- Unicode
- U+22D03
- JIS X 0213
- 扌部
- 画数
- 14画
関連項目
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