持とは、歌合で引き分けのことである。そこから囲碁でも引き分けのことを持、持碁という。
漢字として
- 意味
- なにかを手にもつ(持参)、握る(把持)、保つ(保持)、サポートする(支持)。
- 〔説文解字・巻十二〕には「握るなり」とある。
- 字形
- 形声で、声符は寺。
- 音訓
- 音読みは、チ(漢音)、ジ(呉音)、訓読みは、もつ、もち。名のりに、よし、がある。
- 規格・区分
- 常用漢字であり、小学校3年で習う教育漢字である。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。JIS X 0213第一水準。
- 声符
- 持を声符とする漢字に、𤸟などがある。
- 語彙
- 持戒・持久・持経・持碁・持斎・持参・持節・持説・持続・持重・持仏・持満・持病・持薬・持論
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