概要
父の死で、5兆円という莫大な遺産を相続することになった高校生の一華。一族は遺産を狙い、一華を事故に見せかけ殺害しようとする。それに対抗するため、一華の使用人・橋田が雇ったのは、事件が起きる前に犯人のトリックを見抜いて事件を阻止してしまう名探偵・千曲川光だった!
『その可能性はすでに考えた』シリーズで本格ミステリ界に旋風を起こした井上真偽が、講談社タイガに書き下ろした長編第4作。上下巻で、2017年5月に上巻が、7月に下巻が刊行された。「2018本格ミステリ・ベスト10」11位。
「犯行が為される前に事件を解決してしまう名探偵」をコンセプト[1]に、様々なトリックを仕掛ける犯人と、その犯行を未然に阻止する探偵の対決を描く倒叙ミステリである。
2018年7月より日本テレビ系列でドラマ化。主演は滝藤賢一と広瀬アリス。
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関連項目
脚注
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