- 支那の略
漢字として
- 意味
- 支える、支え、分ける、分かれる、十二支、(枝と通じて)枝、(肢と通じて)手足、という意味がある。枝の初文で、干支とは幹枝のことである。
- 字形
- 十+又の会意。十にあたる部分が何を表しているのかについて諸説ある。〔説文解字・巻三〕に「竹の枝を去るなり。手に半竹を持つに從ふ」とあり、半竹+又の会意としている。他に十は小枝を表すという説、十は十分という意味とする説もある。
- 音訓
- 音読みはシ(漢音、呉音)、訓読みは、ささえる、えだ、わける、つかえる。名のりに、なか・もろ・ゆた、がある。
- 規格・区分
- 常用漢字であり、小学校5年で習う教育漢字である。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。
- 部首
- 支は部首、支部を作る。偏や繞に用いられる。繞はしにょう、えだにょうと呼ばれる。枝の意符として使われる。
- 声符
- 支を声符とする漢字には、伎、𢺵、妓、忮、技、汥、𨙸、枝、屐、敊、蚑、翄、跂、䞚、𨈛、㩻、䧴、頍、鬾、馶、䰙などがある。
- 語彙
- 支援・支解・支給・支局・支持・支社・支出・支障・支線・支度・支柱・支店・支配・支部・支分・支弁・支離滅裂・支流
異体字
⽀
- Unicode
- U+2F40
互換文字
- 1
- 0pt
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