1の概要
工業関係・工作関係の分野でも「改造」という単語はよく使われる。既にある物をもっと良くする・別の用途でも使えるようにする際に手を加えることが「改造」と呼ばれやすい。
例えば「お部屋を改造する」のように使うときは、お部屋が良くなるように手を加えること。
1の関連動画
2の概要
コンピューターゲーム界隈では、ゲームソフトのデータやゲーム機のファームウェアを書き換えることなどを差す。
改造の目的は様々だが、その多くは通常ではできない内容を試みるために行われる。
改造内容によっては著作権的には同一性保持権に違反している可能性がある。→参照:同一性保持権
ネトゲ(家庭用ゲーム機のWi-Fi対戦などを含む)においての改造は各種のアシストマクロも含めて、不正行為として罰則が規制されている。
昔は、非公式なツール(しかも高い値段で売られている。トンカチエディターとか)を使ってがんばれば書き換えができるディスクシステムなどがおもに改造の標的になったようである。
紛らわしさ回避
- ハックロム
ゲームソフトのデータを吸い出し、改造するもの。「改造マリオ」などが有名だろうか。
ステージやイベントといったものも改造や、画像の差し替えなどができる。
また、エミュレータを使用してPCでプレイするのが基本。 - パッチ
主に、公式が配布するバグ修正用のプログラム。
だが、違法ダウンロード対策が施されたゲームソフトをプレイ可能にするパッチも存在する。 - MOD
ユーザーが作成した、非公式なパッチのことを差す。
ハックロムと同様に、高難易度にするものや普通とはまた違うゲームを楽しむことができる。
公式が想定していない動きをするため、最悪の場合ゲームがクラッシュしたり、二度とプレイできなくなる可能性もある。
PCゲームなどでは好意的に受け止められているものもあり、ある種の文化となっている。 - チート
セーブデータを書き換え、不正なデータを作るもの。
正当な手順を踏まずにアイテムを入手、キャラクターのステータスを強化といった事が可能。
ただし、この単語は「バグ技の使用」や「異常なゲームスキル」といった意味も持つ。 - CFW
ゲーム機のファームウェアを書き換えエミュレータ、自作アプリの起動、ゲームの吸い出し、吸い出したゲームの起動(バックアップ起動などと呼ばれる)などを可能とするもの。
メーカーはこれをファームウェアアップデートで阻止しようとしているがまた新たな脆弱性が発見されCFWの導入が可能になるなどいわゆるいたちごっこのような状態となっている。
また、吸い出されたゲームがインターネット上で違法に配布されたり、違法に入手したゲームも起動することが可能なので問題視されている。
それぞれ、詳細は各項目参照。
関連項目
- 5
- 0pt