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新大阪駅とは、JR東海・JR西日本・Osaka Metroの駅である。
概要
| 新大阪駅 | |
|---|---|
| しんおおさか-Shin-Osaka | |
| JR西日本 | |
| 所在地 | 大阪府大阪市淀川区西中島五丁目 |
| 駅構造 | 地上駅 |
| ホーム | 5面8線 |
| 所属路線 | AJR京都線 Fおおさか東線 |
| 駅番号 | JR-A46(JR京都線) JR-F02(おおさか東線) |
| 乗車人員 | 60751人/日 （2017年度） |
| JR東海 | |
| 所在地 | 大阪府大阪市淀川区西中島五丁目 |
| 駅構造 | 高架駅 |
| ホーム | 5面10線 |
| 所属路線 |  東海道新幹線山陽新幹線
|
| 乗車人員 | 81863人/日 （2017年度） |
| Osaka Metro | |
| 所在地 | 大阪府大阪市淀川区西中島五丁目 |
| 駅構造 | 地下駅 |
| ホーム | 1面2線 |
| 所属路線 | ●御堂筋線 |
| 駅番号 | M13 |
| 乗降人員 | 151,478人/日 （2018年度） |
| 駅テンプレート | |
1964年に新設された駅。東海道新幹線より一足先に大阪市営地下鉄(現・Osaka Metro)新大阪駅が開業し、その後東海道新幹線の開業に伴い大阪のターミナルとして新幹線・在来線新大阪駅が開業した。
新幹線が大阪駅とは別位置となったのは、梅田地区の再開発が困難だったことや、山陽新幹線の開通を考慮して西へ延伸しやすい場所にルートが決められたからである（ただ、当初は現在の東淀川駅の位置の予定だった。後述）。
新幹線はJR東海、在来線はJR西日本の管轄。大阪の中心地へは主に新大阪駅から東海道本線（JR京都線）に乗り換えて大阪駅へ向かう方法があるが、ガイドブックによっては新大阪駅で御堂筋線への乗り換えを推奨していることもある（大阪駅～梅田駅よりも新大阪駅で地下鉄に乗り換えるほうが迷いにくいからと思われる）。
現在、在来線はJR京都線とおおさか東線の2路線が乗り入れており、どちらに乗っても大阪駅に着く。
地下鉄御堂筋線は長らく中津折り返しが多かったこともあって本数が少なく乗り換えに不便であったが、花の万博で延長させた際に好評であったことから、現在は多くが新大阪折り返しとなっている。
JR西日本 在来線の駅ナンバリングはJR京都線が「JR-A46」、おおさか東線が「JR-F02」である。
今後の計画
かつて浮上した計画
在来線では、新大阪駅のすぐ近くに東淀川駅がある。これは元々の弾丸列車計画では東淀川駅が新大阪駅になる予定であったが変更され、東淀川駅を新大阪駅に統合する事が発表されたのだが、反対により存続する事となった為である。
かつては阪急が乗り入れる計画があり、十三駅・淡路駅・神崎川駅から乗り入れることでターミナル駅化する計画であった。用地買収は進んでいたが、十三駅・淡路駅の高架化が具体化しなかったことや、新大阪があまり発展しなかったこともあって、十三駅〜新大阪駅間を除いて免許は取り下げとなり、ホーム予定地は新幹線ホームの追加に転用された。
残る区間はなにわ筋線に接続する「なにわ筋連絡線」と一体化する構想があり、阪急初の狭軌線として新大阪駅延伸が計画されている。
その他
2013年4月24日、新大阪駅のトイレがリニューアルされた。かつては和式で、便器やその周りの汚れが目立ち、とても不快だった。しかし、リニューアル後の大きな変貌を遂げた。特に女性用トイレは、洋服店の「フィッティングルーム」のような着替え室やパウダールームが新設されているなど、利用者の９割に歓迎される出来で、「国土交通大臣賞」、「日本トイレ大賞」を受賞した [1][2]。
周辺環境
駅周辺は一大オフィス街となっており、オフィスビルやビジネスホテルなどが多数立ち並ぶ一方、商業施設は極めて少なく、遊興目的や観光目的で訪れる人々にとっては専ら乗り換えの拠点である。また、伊丹空港着陸便の航路上であるため航空法の規制を受ける。この規制により約100m以上の高層建築物を建てることが出来ない。
当駅付近の地盤は非常に脆弱であり、地下鉄御堂筋線が地下ではなく高架で建設されているのもこの影響だと言われることがあるが、実際には当時の技術ではシールドの信頼性が低く、戦前に完成していた高架橋を有効活用したほうがコスト面で有利であったためである。
新幹線ホームに関して
東海道新幹線の開業以降、大阪の長距離輸送玄関口として機能している新大阪駅だが、国鉄はこの新大阪駅を大阪起点・終点の新幹線のターミナル駅とする構想を持っており、それぞれの新幹線のホームスペースを確保していると言われている。
例として北陸新幹線（若狭ルート）は東海道本線と御堂筋線の間の地下に、第2東海道新幹線（＝現在のリニア中央新幹線）は東海道・山陽新幹線のホームの上にスペースを確保している。
その他の路線も一部路線分は確保はされていたりするが、それらの路線の建設はほぼ無い状況となっている。
なお、東海道・山陽新幹線はかつて東京駅が陥っていた回送列車と営業列車による路線混雑に直面しており、その混雑を緩和する目的で阪急が利用予定だったスペースを用いてホーム増設が行われている（※ホーム増設に至ったのは東京では品川駅を設置する事で対応したが大阪ではそれが不可能である為）。
2046年度開通予定の北陸新幹線は当駅が終着駅となる予定。ホームは地下に設けられる予定。これに絡んで山陽新幹線・北陸新幹線用地下ホームを設けて直通運転させる案も霞が関では浮上している（ただし、管理システム上の問題で直通は難しい）。
また、JR東海はリニア中央新幹線の終着駅としている。これは山陽新幹線との接続を考慮した為で山陽新幹線岡山・広島からの集客を目標にしている。
ホーム
JR
| ホーム | 路線 | 行き先 |
|---|---|---|
| ■1 | AJR京都線 （S関西空港線 はるか） （Wきのくに線 くろしお） |
京都・野洲方面 |
| Fおおさか東線 Q大和路線 まほろば |
放出・久宝寺方面 奈良方面 |
|
| ■2 | Wきのくに線 くろしお | 和歌山・白浜・新宮方面 |
| Fおおさか東線 | 放出・久宝寺方面/大阪方面 | |
| ■3 | S関西空港線（はるか） Fおおさか東線 Q大和路線 らくラクやまと |
関西空港方面 大阪方面 奈良方面 |
| ■4 | AJR京都線（A北陸本線特急) | 敦賀方面（北陸新幹線接続） |
| AJR京都線（CG高山本線特急) | 岐阜・高山方面 | |
| ■5・6 | AJR京都線 | 茨木・高槻・京都方面 |
| ■7・8 | AJR京都線 GJR宝塚線 |
大阪・尼崎・三ノ宮 方面 宝塚方面 |
| ■9・10 | G福知山線 特急 A山陰本線 特急 |
福知山方面 鳥取・倉吉行き 大阪行き |
| ■20～22 | 山陽新幹線 |
博多・鹿児島中央方面 |
| ■23～27 | 東海道新幹線 |
名古屋・東京方面 |
※平日朝ラッシュ時のみ4番線に京都方面の新快速・快速が、9番線に大阪方面の新快速・快速の発着がある。
「はるか」「くろしお」など関空・和歌山方面に向かう特急は、新大阪駅から梅田貨物線を経由して大阪環状線に乗り入れるため、大阪駅を経由しなかったが、2023年に梅田貨物線を地下化して大阪駅に地下ホーム（うめきた新駅）を開業。おおさか東線経由で大阪駅に乗り入れている。
Osaka Metro
| ホーム | 路線 | 行き先 |
|---|---|---|
| 1 | 御堂筋線 | なんば・天王寺・なかもず方面 |
| 2 | 御堂筋線 | 江坂・箕面萱野方面 |
隣接駅
東海道・山陽新幹線![新幹線]()
| 新 大 阪 しんおおさか Shin-Ōsaka |
||
|
||
| しんこうべ Shin-Kōbe |
きょうと Kyōto |
|
| 隣の駅（下り） | 当駅 | 隣の駅（上り） |
|---|---|---|
| 新神戸駅 | 新大阪駅 | 京都駅 |
北陸新幹線（2046年度開通予定）![新幹線]()
| 当駅 | 隣の駅（上り） |
|---|---|
| 新大阪駅 | 松井山手駅（仮称） |
JR京都線A
|
新 大 阪 しんおおさか Shin-Ōsaka |
|
|
|
おおさか Ōsaka |
ひがしよどがわ Higashi-Yodogawa |
|
| 列車種別 | 隣の駅（下り） | 当駅 | 隣の駅（上り） |
|---|---|---|---|
| 特急 | 大阪駅 | 新大阪駅 | 高槻駅・京都駅 |
| 新快速 | 大阪駅 | 新大阪駅 | 高槻駅 |
| 快速 | 大阪駅 | 新大阪駅 | 茨木駅 |
| 普通 | 大阪駅 | 新大阪駅 | 東淀川駅 |
おおさか東線F・阪和線方面W
| 隣の駅 | 当駅 | 隣の駅 |
|---|---|---|
| 大阪駅 | 新大阪駅 | 南吹田駅 |
Osaka Metro
| 隣の駅 | 当駅 | 隣の駅 |
|---|---|---|
| 東三国駅 | 新大阪駅 | 西中島南方駅 |
関連動画
関連コミュニティ
関連項目
脚注
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