『新桃太郎伝説』は、ハドソンより1993年12月24日に発売されたスーパーファミコン用ゲームソフトである。
ジャンルはRPG。監督はさくまあきら、イラストは土居孝幸。音楽はサザンオールスターズの関口和之が担当。
概要
桃太郎伝説(およびPCエンジン版の桃太郎伝説ターボ)の6年後の世界を描いた正当な続編。PCエンジン用ソフトとして発売された桃太郎伝説Ⅱを大幅にリメイクした作品である。当初は「桃太郎伝説Ⅰ&Ⅱ」という移植ものとして企画されていたが、容量の関係で完全新作となった。
基本的に前作のスタンスを受け継いでおり、一般的なコンピュータRPGでいうキャラクターレベルを段、MPを技(技の数)と言う、等の点は前作と共通である。また、リメイク元となった桃太郎伝説Ⅱと異なりギャグ要素はかなり抑えられており、物語性が強調された作品となっている。しかし全てがそうというわけではなく、敵キャラなどは個性豊かであり、何かしらの特徴があり、ギャグ系の敵もいる。
2012年現在、リメイク版・廉価版などは存在せずオリジナル版1種のみであるが、ファンの間では「最高傑作」との呼び声が高く、発売から10年以上が経過した今でもリメイクを嘆願する者が絶えない。
ニコニコにおける扱い
ニコニコ動画内においては半数以上が実況プレイ動画であるがゲームバランスが非常にシビアな為、低レベル攻略などの動画も投稿されている。
キャラクターやモンスターの種類が比較的多い本作は、実況プレイ動画の場合うp主によってさまざまな特徴のある声でアフレコされるため動画シリーズによって同じキャラではあるが全く違う立場で振る舞うキャラクターを見ることができる。
システム・要素
5大システム
新しいシステムもふんだんに盛り込まれ、5大システムと呼ばれて話題となった。
- ●ベベルビュウ・マップ
- 画面におけるフィールドマップシステム。多くのRPGに採用されているような真上からの見下ろすかたちではなく、斜め上から見下ろす事によってより遠くの光景も表示することができる。
- ●タクティカル・ウェザー・バトル
- 天候によって戦局が変わっていくシステム。今作には天候の概念が存在し、各キャラクターによって得意な天気と苦手な天気が存在する(日照りで動けなくなる金太郎や雷雨で戦闘パーティから離脱してしまう貧乏神など)。また、敵の側も同様に、攻撃力や防御が二倍に跳ね上がったり体力が減ったりと天気に影響される個体がいる。
- ●スーパーインポーズ
- システムメッセージの表示システム。今作の戦闘画面ではメッセージ専用のウインドウというものは存在せず、文字は背景に直接字幕として表示される形になっている。
- ●ヴァリアブル・システム・ストーリー
- 状況によってセリフが変化していくシステム。『新桃太郎伝説』には多くのキャラクターや仲間が登場する。そのため、特定のイベントなどでつれているキャラによっては話すセリフの内容が変化したり、連れているキャラクターが会話したりといった展開になる。
- ●アクティブ・ウォーキング
- 多くのRPGでは、キャラは主人公の後ろに一列になってついてくるが、この作品では各自が自分で動き回る(もちろん、バラバラになっていても、主人公が町や村の外へ出る時や中に入る時は一緒に入っている)。また、各キャラクターによって移動方法にクセがつけられているため、微妙に差がある。
人気度
本作は「人気度」というシステムが導入されており、たとえば、人気度が30を割ると各店での物の値段が上昇し、逆に80を超えると値段が安くなるなど、人気度の数値に応じて環境が変化する。基本的にはボスキャラを倒すことで人気度は上がるが、池を調べてコイを見つけたり、火の消えている囲炉裏に火をともしたりするだけでも人気度は上がる。逆に、仲間が力尽きたり敵から逃げ回っていたりすると人気度は落ちていく。
スタート時は50だが天の仙人との会話しだいでは最低値の状態から始めることもできる(縛りプレイならばともかく、スタート時からそれをするメリットは何もない)。早く話を進めたいがためにAボタンを連打しすぎて、人気度が1~2ほど下がった状態でスタートするはめになってしまうことはたぶん一度はあるはず。
(以下ネタバレ)人気度90を超えると北の果てにある神仙郷へ出入りすることが可能になり、人気度100に到達すると「崑崙の玉(使えば体力と技が全回復し、売れば2万両になるというチートアイテム)」を手に入れることができる。
城の建築
今作では自分専用の城を建築して所有することができる。城の内部には宿屋・茶店・医者など、町と同じ機能を入れることができ、それまでに仲間にしてきたキャラクターたちも住み着くので、随時パーティを再編成できる。
また、後半になると城そのものを浮遊させて移動手段として使ったり、潜水艦代わりに海へ潜ることもできるようになる。もはや、城というよりは空中要塞である。ただしセーブポイントとなる神社や菩薩だけは城にないため、旅をする際にはどうしても途中でセーブポイントに寄っていかなければならない。
登場人物
関連動画
プレイ動画
関連商品
ゲームと小説版では結末が異なっている。ちなみに、浜崎達人はゲーム内の台詞を書いていた。
関連項目
http://dic.nicomoba.jp/k/a/%E6%96%B0%E6%A1%83%E5%A4%AA%E9%83%8E%E4%BC%9D%E8%AA%AC


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読み:シンモモタロウデンセツ
初版作成日: 08/06/30 21:41 ◆ 最終更新日: 12/04/20 23:53
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