新潟駅単語

• 概要
• 歴史
• 周辺店舗・施設
• 所属路線
• のりば
• 関連項目
• 出典
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新潟駅とは、新潟県新潟市中央区に位置する東日本旅客鉄道（JR東日本）の鉄道駅である。

概要

新潟駅 にいがた - Niigata 基本情報 所在地 新潟県新潟市中央区花園1-1-1 所属事業者 東日本旅客鉄道 所属路線 ■上越新幹線 ■信越本線   ■(磐越西線) ■白新線   ■(羽越本線) ■越後線 ホーム 4面6線(在来線) 3面4線(新幹線) 乗車人員 37,345人/日 （2016年度） 開業年月日 1904年5月3日 備考 直営駅(管理駅) みどりの窓口 有 駅レンタカー 有 連続立体交差化工事実施中 駅テンプレート

新潟県および新潟市を代表する鉄道駅で、現代の建物は3代目。

しかし、当駅には私鉄も地下鉄も乗り入れていない。というか、そもそも新潟市内にJR以外の鉄道が存在しない。政令指定都市でJRしか通っていないのは新潟市のみである。（「新潟市」参照）

在来線は発着ホームがランダムであるため、注意が必要である。

現在、新潟市主導による新潟駅周辺整備事業(2002年度着手)の一環として、在来線高架化工事が実施されており、在来線「4面7線」から「3面5線」に減る予定。新幹線と特急列車との接続が改善されるほか、高架化により駅南北の交通の利便性改善が期待される。

工事は第1期（2007-2009）、第2期（2009-2021）、第3期（2021-）と分かれており、第1期工事の終わった2009年からは南口ペデストリアンデッキの使用が開始された。また、白山駅のホームを2倍にする工事などは、2013年に竣工した。

2018年4月15日、いよいよ高架駅ホームの一部（2-5番線）が運用開始となり、移転以来の地上ホーム1-7番線はついに全て使用停止となった。現在地下道は封鎖され、万代口改札からは乗り場としての機能を失った1番線にそびえ立つ白い壁を見ることが出来る。

前日の14日には切り替え工事のため、白山駅から当駅までの区間をはじめ当駅の隣駅やさらにその隣の駅までを巻き込んで行先変更や代行輸送が行われた。高架化第一期開業のニュースもさることながら、特急列車の「いなほ」や「しらゆき」が快速、普通列車として運用されたり、東新潟駅を通らず普段は旅客列車が通らない貨物線で大形駅から新潟駅まで向かうことになったり、市街地を走る電化路線なのにディーゼルカーが天下を取ったりと、鉄道マニアにはたまらぬ一日となったに違いない。

歴史

一番最初の駅は、1904年に北越鉄道（後に国有化されて信越本線）が開業したものである。信濃川への架橋が難しかったため、当時は沼垂町であった萬代橋の東詰に駅が開業することとなったが、北越鉄道は計画を一方的に変更して1897年に沼垂駅を開業し、これを終着駅とした。新潟市側はこれに大きく反発し、最終的に沼垂駅から西に大きくカーブさせる形で当初の予定地にようやく駅が開業した。1914年に新潟市と沼垂町が合併して新潟駅が新潟市に所在する駅となるが、この2年前に越後鉄道（現在の越後線）が白山駅（初代）を開業させており、事実上この白山駅が初めて新潟市内に開業した鉄道駅と言える。

戦中戦後を通じて信越本線の貨物支線が整備され、1951年には越後線の新潟駅乗り入れも開始された。線形の悪さが輸送力向上のネックとなっていたため、新潟駅もこの貨物線上への移転の話が持ち上がり、1958年に移転開業した（3代目駅舎）。駅南には車両基地（新潟運転所）が建設されたため、これが後々南口開発の支障となってしまう。

1974年に電車・客車の車両基地機能が上沼垂運転区に移転するが、当時は越後線が非電化だったこともあって気動車の基地は移転の目途が立たず（1991年に新津運転所に移転）、1982年上越新幹線が開業したものの、利用者は不便を強いられる結果となった。1985年には南口にプラーカ新潟が開業するが、このような理由から駅から離れた場所に開業せざるを得なくなり、結局経営破綻に追い込まれてしまった。

周辺店舗・施設

駅構内

• ビックカメラ
• マツモトキヨシ
• ブックオフ
• CoCoLo新潟
• スターバックス
• ぽんしゅ館

駅周辺

• ヨドバシカメラ[万]
• 新潟市立中央図書館（ほんぽーと）[万]
• アニメイト／らしんばん／メロンブックス[万]
• ジュンク堂書店[南]
• ドン・キホーテ[南]

万：万代口側　南：南口側(駅南)

所属路線

上越新幹線　Jōetsu Shinkansen

当駅より東京駅までをおおむね1時間に1本の間隔で結ぶ。当駅発の東京行き最終列車は21時34分発の「MAXとき350」である。22時18分発の「MAXとき480」は越後湯沢行で、しかも、「たにがわ」との接続がない。8・9番線ホームから新幹線ホームまでが異様に遠いこともあわせて、乗車に遅れないよう注意が必要である。

時刻表

(※1) 長岡駅の時刻にある太字は特急「しらゆき」号との最短接続列車。「しらゆき」の時刻表も参照。
(※2) 普通車全車自由席。但し、土曜日・休日は普通車一部指定席。
(※3) 1号車から4号車の自由席のみ乗車可能。グリーン席なし。

信越本線　Shin'etsu Line

磐越西線　Ban'etsu West Line

当駅より新津駅までを日中20分間隔で運行し、その先の長岡駅まではおよそ60分間隔での運行となる。さらに先の柏崎駅や新井駅とを結ぶ快速列車や特急列車も設定されている。直江津駅までの新潟県内全線が新潟近郊区間に含まれているが、長岡駅から直江津駅の区間は、駅によってSuicaが使えたり使えなかったりするので注意が必要である。

また、新津駅から当駅までは信越本線であって磐越西線ではないのだが、この区間は五泉駅や馬下駅、さらには会津若松駅とを結ぶ直通列車も走る。非電化路線である磐越西線へ入っていく車両には國鐵新潟昭和時代を彷彿とさせるような美しい造形美を持つものも多く、高架ホームで見ることのできる車両の変遷は壮観である。新津駅から五泉駅までは新潟近郊区間に含まれ、Suicaに対応。

快速列車時刻表【信越】

（※1）臨時快速「柳都Shu*Kura」は、柏崎駅を発車した後、青海川駅、潟町駅に停車し、直江津駅に停車する。以降、終点の上越妙高駅までの間は高田駅にしか停車しない。また、運転日にも注意が必要。
（※2）「らくらくトレイン信越」は、乗車整理券310円が別途必要。

特急列車時刻表【信越】

長岡駅、上越妙高駅でそれぞれ上越新幹線、北陸新幹線と接続する。上越新幹線時刻表も参照。

快速列車時刻表【信越・磐越】

（※3）新津駅上段までがSLリレー号。以降は「SLばんえつ物語号」の時刻。新潟駅が高架化したため「SLばんえつ物語号」は新津駅発着に変更された。代わりのリレー号がSL運転日のみ運行されている。

白新線　Hakushin Line

羽越本線　Uetsu Line

当駅より豊栄駅まで、日中20分間隔での運行。終点の新発田駅までは日中20～60分間隔での運行となる。その先、羽越本線を通って村上駅まで向かう直通列車も1～2時間間隔で運行している。秋田駅や酒田駅と新潟駅を結ぶ特急や快速は、夜行列車を除く全てがこちらを通っている。

全線が新潟近郊区間に含まれており、Suicaに対応している。

快速列車時刻表【白新・羽越】

(※1) 快速「べにばな」は、坂町駅から米坂線へ入り、米沢駅まで各駅に停まる。
(※2) 快速「きらきらうえつ」は運転日に注意が必要。
(※3) 快速「らくらくトレイン村上」は、乗車整理券310円が別途必要。

特急列車時刻表【白新・羽越】

越後線　Echigo Line

新潟駅～白山駅間に架かる信濃川橋梁は、新潟市民の冬恒例イベント『越後線遅延・運休』が発生する場所である。これまで多くの受験生たちを苦しめてきた高い実績を誇り、また今冬も遅延や運休が発生するだろう。当駅より内野駅まで、日中20分間隔での運行。その先、吉田駅までは日中60分間隔での運行となる。だが、当駅と柏崎駅を乗り換えなしで結ぶ列車は、朝夕の計2本しかない。

全線が新潟近郊区間に含まれているが、吉田駅～柏崎駅の区間は、一部Suica非対応駅がある。なお、吉田以北と以南で運行本数に凄まじい格差があるので、新潟駅から柏崎駅まで越後線で向かう際は注意する必要がある。

なお、快速列車は年末年始などの特別な期間を除いて一切通らない。

のりば

関連項目

• JR東日本
• 新潟県/新潟市
• 鉄道関連項目一覧
• 鉄道事業者・路線一覧
• 鉄道車両一覧
• 駅名一覧

出典

• 新潟駅時刻表(JR東日本 公式)

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