概要
大河ドラマとしては第43作目に当たる。脚本は三谷幸喜。
主人公である近藤勇役には香取慎吾、副主人公の土方歳三役には山本耕史が演じた。
大河ドラマとして新選組を取り扱うのはこれが初めてである。
毎回のテーマとして“近藤勇の人生にとって重要な49日”を取り上げ
その一日を一話に当てはめて物語が進められている。
たとえば第一話は黒船や坂本龍馬らとの出会いに始まり、
最終話では、近藤勇の処刑で終わった。
作品全体としては青春群像劇が得意な三谷幸喜独特のコントが非常に多い。
また「主演の香取が、それまでの近藤勇像とかけ離れ過ぎている」
「コントシーンが多すぎる」などと悪評がつき、平均視聴率は低かった。
しかし物語後半を中心としたシリアスなシーンとのメリハリや、
それまで若者が敬遠していた大河ドラマに新たな風を吹き込んだ、
という一面も大きく賛否両論である。
新選組の隊士や、敵対する薩長勢力などでは、
二十代から三十代の舞台俳優が多く選出された。
その多さから、2010年現在まで出演者数は歴代最多記録を維持している。
しかしながら出演者の数を問わず、新選組隊士個人個人の性格や心情、
人間関係を三谷氏が細かく書いていることも特徴のひとつである。
番組終了後
最終回「愛しき友よ」は、主人公・近藤勇の処刑で締め括られた。
しかし、流山で出頭した近藤と別行動をとり新政府軍と戦った
近藤の盟友、土方歳三の最期については描かれず
本編では宇都宮城の戦いでの奮闘シーンで締め括られた。
このことから本編放送終了後に視聴者から、
土方の最期を描いた続編を作ってほしいとの要望が多数寄せられた。
そして本編放送終了から13ヵ月後の2006年1月1日に正月時代劇として
「新選組!! 土方歳三 最期の一日」が放送された。
大河ドラマの続編というのは異例であり、現在まで唯一である。
物語は、土方の回想と函館戦争における土方歳三の最期の奮戦
そして戦死に至るまでを描いている。
主要メンバーである試衛館を中心とした九人は時代設定でほとんどが
鬼籍に入っている、もしくは土方とは別行動をとっているが
回想シーンとして山南・沖田・井上・藤堂・永倉・原田・斎藤が登場した。
近藤も最後のシーンで出てくるが、
香取がフジテレビのドラマ「西遊記」のロケに出かけていたので
最終話の処刑間近に「トシ…」と語りかけるシーンだけが放送された。
主なキャスト(新選組隊士)
- 近藤勇:香取慎吾
- 土方歳三:山本耕史
- 沖田総司:藤原竜也
- 藤堂平助:中村勘太郎
- 山南敬助:堺雅人
- 原田左之助:山本太郎
- 永倉新八:山口智充
- 斎藤一:オダギリジョー
- 井上源三郎:小林隆
- 芹沢鴨:佐藤浩市
- 新見錦:相島一之
- 島田魁:照英
- 武田観柳斎:八嶋智人
- 尾関雅次郎:熊面鯉
- 河合耆三郎:大倉孝二
- 山崎烝:桂吉弥
- 伊東甲子太郎:谷原章介
- 谷周平:浅利陽介
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読み:シンセングミ
初版作成日: 10/01/09 14:20 ◆ 最終更新日: 12/04/27 06:25
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