私……アッシュ・ローラー、です…
日下部綸とは、川原礫作のライトノベル「アクセル・ワールド」の登場人物である。
日下部綸、って、誰という、あなたの疑問に、答え……、ます
小柄で華奢な体つき、癖のあるショートヘアの、どこか少年っぽさのある涼やか美人の女子中学生。
常に瞳をうるうるさせている、作品中では珍しい「守ってあげたくなる」タイプの可愛らしい女の子。しかもドジっ娘。
(作中の女性陣は近寄りがたかったり、勝ち気だったり、暴力的だったり、Kとしか言わなかったり、小学生なのになぜか母性満載だったり、世紀末ライダーよりフリーダムだったりするので本当に貴重)
ただし若干ストーカーの気があるとかないとか。あと美的センスが兄に汚染されている模様。ついでにドM疑惑も。
そして世紀末ライダー、アッシュ・ローラーの大事な大事な妹であり、またご本人でもある。
私が、どうして、バーストリンカーに……なったのか……
六つ上の兄、輪太は才能のあるレーサーであったが、二年前にレース中の事故で意識不明の重体に陥った。
兄想いの彼女は夏休み中も見舞いに行くためにアルバイトをしていたが、そのドジッ娘属性が災いして、とある女性客に氷水をぶちまけてしまう。 その女性客こそ後の≪親≫倉崎楓子―スカイ・レイカーであった。
それがきっかけとなり綸と仲良くなった楓子は、綸の≪心の傷≫に気づき、彼女を≪子≫とすることを決意した。
だが、綸がニューロリンカーを購入したのは小学生になってからで、バーストリンカーとなるための「乳幼児期からニューロリンカーを使用している」という条件を満たしていなかった。
しかし、乳幼児期の兄のいたずらによって、兄のニューロリンカーのコアチップに綸と輪太、二人分の脳波データが記録されていたために、兄のニューロリンカーとの親和性が十分に高い状態だったため、晴れてバーストリンカーとなることができた。
このコアチップに二人分のデータが存在するというレアな状況がさらに奇妙な事態を巻き起こした。
生まれたアバター、アッシュ・ローラーはM型(男性型)アバター、その上明らかに兄輪太郎の夢そのままのアメリカンバイク野郎な姿である。
そして対戦中のアッシュ・ローラーの世紀末ライダー野郎な発言等は綸の≪ロールプレイ≫ではなく、兄、倫太らしき完全な別人格によるものであり、対戦中の記憶のほとんどを綸は曖昧にしか思い出せず、また≪アッシュ・ローラーを操る兄らしき人格≫も綸のすごす現実世界の出来事をほとんど認識できない。
この≪アッシュ・ローラーを操る兄らしき人格≫が日下部輪太自身なのか、それとも日下部綸の生み出したただの別人格なのか、それについては一切謎に包まれている。
日下部綸の存在はBrainBurst、そしてニューロリンカーの謎を解く鍵となる事は間違いない。
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