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日本遺産とは、地域の歴史的魅力や特色を通じて文化・伝統を語るストーリーを「日本遺産」として文化庁が認定したものである。
概要
点在する有形･無形の文化財をパッケージ化したストーリー（物語）を遺産とするのが特徴。
パッケージ化した遺産を地域全体として整備・活用し、国内外への積極的な発信を行なう。
世界遺産はその価値を認められた遺産を保護することを目的とするが、日本遺産は地域に点在する遺産を「面」として活用し発信することで地域活性化を図ることを目的とする。
日本遺産のロゴマークの、日の丸の下にある繊細な線の集合はJAPAN HERITAGEの文字で、線の集合がひとつの「面」を形づくっている。
これまでに認定された日本遺産には、以下のようなものがあり、それぞれ「認定ストーリー」として番号が振られている。
岐阜：「信長公のおもてなし」が息づく戦国城下町・岐阜（ストーリー6）
奈良：日本国創成のとき～飛鳥を翔（かけ）た女性たち～（ストーリー11）
島根：津和野今昔～百景図を歩く～（ストーリー13）
福岡 佐賀：古代日本の「西の都」～東アジアとの交流拠点～（ストーリー16）
宮城：政宗が育んだ”伊達”な文化（ストーリー19）
神奈川：「いざ、鎌倉」～歴史と文化が描くモザイク画のまちへ～（ストーリー25）
長野 岐阜：木曽路はすべて山の中～山を守り、山に生きる～（ストーリー28）
神奈川 広島 長崎 京都：鎮守府 横須賀・呉・佐世保・舞鶴～日本近代化の躍動を体感できるまち～（ストーリー35）
戦国武将の名前が出てきたり、有名な小説の書き出しが引用されていたりと、発信する為にタイトルにも気を使っていることが伺える。
関連動画
関連項目
- 2月13日（日本遺産の日）
関連リンク
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