映画 かみさまみならい ヒミツのここたま -奇跡をおこせ♪テップルとドキドキここたま界-とは、アニメーション映画作品である。
概要
2017年4月28日に公開。奇しくも本作の主人公である四葉こころにちなんだ日付(428=よつば)での公開となった。キャッチコピーは、『みんなのこころがつなぐ奇跡のハッピー魔法!』。
舞台は、一人前のここたましか入ることのできない「ここたま界」。テレビアニメではセリフにこそ出てきたものの、実際にその様子が描写されるのは本作が初である。また、ここたま界では人間である四葉こころや見習いここたまであるラキたまたちの容姿が変化する。その姿については、ぜひ劇場へ見に行って確かめていただきたい。
本作は『かみさまみならい ヒミツのここたま』の原点である、「モノを大切にするこころ」を題材にしている。大切に扱われることで生まれる「ここたま」がいる一方で、大切に扱われずそのまま捨てられることで生まれる「カナシイダケ・サミシイダケ」もいる。テレビアニメではあまり触れられない、そうした負の側面も本作は大きく取り上げている。
また同時上映短編として、『映画 たまごっち ヒミツのおとどけ大作戦!』が公開されている。たまごっち20周年を記念したもので、映画化されたのは2008年以来のこと。
あらすじ
ある日、一人前になったここたましか行くことができない
“ここたま界”へ招待されることになったこころとラキたまたち。見習いのここたまたちにとって憧れの世界“ここたま界”に大興奮のラキたまたちだが、
その直後、ここたま界のいちばん大事な場所である
ハッピースターの集まる場所「ハッピーツリー」の鍵が何者かの手によって盗まれてしまう!更には、ハッピーツリーに穴が開いてしまい、
大切に集められていたハッピースターが流れ出てしまった……!その頃、こころたちは新しい仲間のここたま“テップル”と出会う。
ダンスがとっても上手で明るいテップルはすぐにラキたまたちとも仲良しになったが、
みんなに隠しているヒミツがあった。
登場キャラクター
映画で初登場のキャラクターのみを掲載。レギュラー陣の詳細はこちらを参照のこと。
- テップル(CV:伊瀬茉莉也)
- ダンスシューズのかみさま。名前の由来がダンスの「ステップ」ということもあり、とてもダンスが上手。
普段は明るく元気に振る舞っているが、自身の出自の話になるとどうも煮え切らない。
本作で起きた異変について重要な鍵を握っている。 - 木ノ内まい(CV:上田麗奈)
- 四葉こころと同じ小学校に通っている女の子。青空町合同バザーのおたのしみ係をこころとともに務める。
おたのしみ係の企画が「ダンス」に決まるも、どこか浮かない表情をしている。 - ここせんにん(CV:中村大樹)
- ここたま界で活動している仙人。
たませんにんとそっくりな見た目だが、ここせんにんは緑のふんどしとあごひげが特徴である。 - ハピピナ(CV:木下優樹菜)
- 一人前のここたまとして、ここたま界で活動をしている。
2児の母である木下優樹菜がゲスト声優を務める。2人の子どもは双方ともに大のここたまファンらしい。 - クロックル / はりいさん / シャカみちゃん / ピーヤ / カサビン
- 左から順に、時計、裁縫道具、歯ブラシ、イヤリング、傘のかみさま。
『おともだち』『たのしい幼稚園』で開催された『オリジナルここたま イラストコンテスト』で入賞したここたまたち。
映画では一人前のここたまとして、ここたま界で様々な活動に励んでいる。
スタッフ
- 原案:バンダイ
- 監督:新田典生
- 脚本:土屋理敬
- キャラクターデザイン:大河しのぶ、佐藤陵
- 美術監督:工藤ただし
- 色彩設計:大関たつ枝
- 撮影監督:柚木脇達己
- 編集:後田良樹
- 音響監督:中嶋聡彦
- 音楽:中西亮輔
- アニメーションプロデューサー:吉岡大輔
- アニメーション制作:OLM TEAM YOSHIOKA
- 製作:2017映画ここたま製作委員会(バンダイ、テレビ東京、ADK、OLM、東宝、ランティス、KADOKAWA、講談社)
- 配給:東宝映像事業部
主題歌
- オープニングテーマ「ころころここたま!2017」
作詞:畑亜貴 / 作曲:山口朗彦 / 編曲:中西亮輔 / 歌:ERIKA&ここたま9 - エンディングテーマ「たいせつなもの」
作詞:shilo / 作曲:shilo / 編曲:伊藤賢 / 歌:四葉こころ(CV:本渡楓)
関連チャンネル
関連動画
関連項目
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