概要
飴をギリギリまで引き伸ばして作られる。
一見すると、絹糸が重なったような外見を持つただの大きな飴だが、内部は薄く延ばされた飴がハニカム(3次元空間充填)構造状の層を形成しており、飴でありながらウエハースのようにさくさくとした食感が得られるのが特徴。
タダでさえ熱や衝撃に弱い飴を引き伸ばして作られるため、非常に脆く溶けやすい。そのため夏には作れず、9月後半から5月まで限定で製造されている。
また、容器である缶の中には、湿気と衝撃の対策のための「らくがん粉」が充填されている。このらくがん粉は落雁の主原料の一つ。米から作られており、当たり前ながら食べることが可能。
元は、仙台藩祖伊達政宗公家臣、臥牛城主石川公の御用菓子司が、殿様から「何か珍しい菓子を作れ」と無茶振りされ生み出された、ヨシ飴が起源。植物の葦の別名、葭(ヨシ)にあやかってつけられた名前であり、改良が重ねられた過程で漂白された布を意味する「晒」の字を冠するようになった。決してよしが晒されてる訳ではない。
現在はお土産としての実地での購入のほか、通販でも販売が行われている。予約待ちの状態になることも多い人気商品。
また、晒よし飴より一回り小さく、味もやや異なる類似商品「霜ばしら」という商品も存在する。食べ比べなどしてみるのも面白いだろう。
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