月の賢者たちのケルディオン冒険録単語


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ツキノケンジャタチノケルディオンボウケンロク
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祈れ、手を取り合えると。

祈れ、このはきっと明けると。

 賢者ケルディオン冒険録とはeagle88氏が投稿している東方卓遊戯動画である。
卓を囲む場所がドレミーの中のため「卓」とも呼ばれている。

本作は、「グループSNE」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する
ソード・ワールド2.0/2.5』の、二次創作です。(C)GroupSNE (C)KADOKAWA

※以降、ネタバレとなる部分は隠してあります。読みたい方は反転させてお読みください。

ある日の下がりに永琳永遠亭へと呼び出された綿月姉妹サグメ紺珠伝における対応の不備を責められるとともに、自らの引継ぎ不足を悔いる永琳から純狐達を宥める賢者の秘儀を提示される。

その秘儀とはTRPGのひとつ"ソード・ワールド2.5"を純狐と遊んで彼女嫦娥への憎しみを昇させることだった。最初は訝しんでいた依姫達だったが、永琳の話を聞いているうちにやる気を見せ始める。

サグメ力を考慮して、の管理者ドレミー・スイートの協力(兼参加)を得て
睡眠中にセッションを行うことに。

こうしての住人達による冒険譚が幕を上げたのだった。

~月の賢者たちのケルディオン冒険録 プロローグ

使用システムは「ソード・ワールド2.5」。ルールブックは2.5のⅠ・サプリメントは『ET』,『ML』,『OPB』,『MA』、セッション3以降は『GR』,『戦』、セッション4以降は『BM魔物データのみ)』、セッション5以降は『NHB(魔物データのみ)』を使用する。

冒険の舞台は"帰らずの大地"「ケルディオ大陸」。その北東にある豊かな大地フェルティリス地方」の海洋アルヴェド王」より始まる。

また本編とは別に幕間ショヲトコント」が不定期投稿されている。こちらではPC達の冒険の合間の日常が見られる。

登場人物 ~PLサド~

パーティ名

ぼうげつりょだん

月旅

 セッション1の依頼解決後にパーティーを組むことにしたPC一行が決めた名前
 命名者はユーリ依姫)。

ラクシアでは互いに対する不信感や思い遣りの欠如による事件が多発している。それらの事件を解決していく自分達はの帳に隠されたを優しく照らす月光でありたい。

は日が昇ればその役を終えて地の裏に帰る。自分達も問題を解決しアルヴェドの地に「日が昇りが来る」まで照らして後を託せるようになれば、潔く身を引いて去る集団になりたい。

という願いが込められている。
エイリスく「とてもバランス良くお互いを引き立てることが出来るパーティー」とのこと。

ちなみにセッション4終了時点でリーダーや渉外の窓口役は決まっていない。









名前ユーリ・エーデルシュタイン/ユーリ
PL:綿月依姫
年齢18歳 性別:女性
種族:人間
生まれ:戦士
初期戦闘ファイター3
         レンジャー2
         エンハンサー1
一般技コーチマン5
              ノーブル3
              オーサー2
「おお酒!でっかいけ話!
いつか兄貴よりもビッグオンナに
なるのがよ!」

経歴

とある都市国家の名門、エーデルシュタイの長女。

女には隔世遺伝でティエンスに生まれ、品行方正かつ文武両という5歳上のがいる。
エーデルシュタイケルディオ大陸における奈落攻略を任せられており、凡人だった彼女と肩を並べることが出来ずにいた。

からの情は受けていたが、のように武勇で名を残したかった彼女は成人を機に冒険者として独立し、生計を立てることにした。現在は自分の価値を自分で残せる自由な生き方をし、趣味で見聞録を書きながら気楽に各を旅をしている。

人物

名門貴族の出自だがそのことを気取らず、普段の口調や行動からはあまり貴族とは感じさせない元気溢れる女剣士。所謂イケイケ気質な主人公系でフレンドリーな性格。細かいことは気にしないタイプだが、セッション1では住処を追われた蛮族にも一分の同情の余地や理があると見たり、結果的に戦いで決着を着ける形になったことに割り切れない思いを抱いたりと決して単純な性格ではない。好奇心旺盛でオフの日には進んで勉強もこなし、見聞録にはフィールドワークで見つけた動植物情報を詳しく執筆していたりと教養面も優れている。また自分のことだけではなく周囲にも気を配っており、セッション1では戦闘後の疲労や蛮族達の命を奪ったことで重苦しくなった空気を変えようと、元気ながらも仲間励する言葉をかけている。

冒険者稼業のないオフの日には見聞録の作成、に送る手紙の執筆、読書、動植物勉強[1]イベント散策、アルヴェド王やその周囲での探索フィールドワーク[1]などインドア系・アウトドア系の両方を多にこなす。またかなりの早起き

セッション2ラストではアンバーズラックから琥珀色の宝珠「秘められし瞳」を手に入れた。だがこの宝珠をユーリが手にした間、心臓に発作が起きたような衝撃を起こしている。また一度手放したはずなのに、いつの間にかユーリの持ち物に戻っていたりと何かと不穏な空気を漂わせる。
セッション3では宝珠のなのか揺すっても起きないくらいの酷い悪夢を見るなど、不穏な予兆が見られるようになる。さらにラストにて「秘められし瞳」の効果が開され魔神に近しい存在になってしまっていることが判明し、さらに利岩で出会った化け物からも興味を持たれるなど魔神関連の厄介事に巻き込まれるようになった。

セッション4では自分の変化に気付けるよう日記をつけることにして、自分がラクシアなす存在になった場合は自決するという悲壮な覚悟を秘めるようになった。さらに自分の体に矢が刺さった際もほとんど痛みを感じなくなるという症状が出ており、身体の変異を示唆するような描写が見られ始めている。また冒険終了後に風邪をひいてしまっている。

アンジェから貰った受益者のシンボルにはクマが描かれている[2]






名前アンジェラ・ジスカール/アンジェ
PL:綿月豊姫
年齢:22歳 性別:女性
種族:メリア
生まれ:魔導師
初期戦闘フェアリーテイマー2
         ドルイド1
                    セージ3
一般技スカラー2
              コック4
              ウェイトレス4
方達が踏みにじってきた命たちと!
私達が屠ってしまった命たちと
それらすべての念をきっとらすと、
そう約束したから!!」
 

経歴

フルネリウスのの集落で、人間夫婦に種から育てられたメリア

成人を迎えた年のオーガの群れに集落を襲われて故郷と両を一挙に失うこととなる。

襲われる直前の母親の「逃げて!」という悲鳴を聞いた後、必死に走ることで命からがら逃げだした彼女いつしかアルヴェド王に辿り着いていた。

現在は冒険者の店で保護され、オーガたちへの復讐を胸に秘めている。

人物

可憐なメリア少女

上記の事件は彼女に深いトラウマを残しており、再びオーガに出会った時には戦えるかどうか不安を持っている。また当時逃げることしかできなかった自分の弱さが許せず、オーガへの復讐のために強くなろうとしている。セッション1では戦闘中MPが切れかけて消耗していた状態でも仲間の役に立とうと理して魔法を行使したり、精霊達やウルフ達の念をらすべく蛮族達に戦いの啖呵を切るなど、強くなろうとする心や責任感は強い。

割と気な所があり、セッション2では奈落の魔域の中でも護衛対のランとおしゃべりして、ソニアに内心呆れられている。

メリアでかつ導師であるため自然精霊に対する慈しみは非常に深い。セッション1では蛮族によりが荒らされて傷付いた精霊達や討伐したウルフ達のを「鎮の舞い」により慰撫し、輪廻へと委ねた。 セッション3では生まれる前に死んでしまったサンダーバードヒナを弔っている。

冒険者稼業のないオフの日には「叡智の方舟亭」の手伝いをしたり、仲間イベントに参加したりしている。また睡眠不要なメリアのため、皆が寝静まる中は読書等の時間に充てている。

なおPLの方はかなり健啖で、依姫から食事制限するよう注意されていた[3]
また料理上手で玉毎日差し入れを作っており、サグメ彼女料理で初めてを食べたという経験がある。ただしその依姫サグメからは毎日暇してると思われている。










名前メグイブライム/メグ     
PL:稀神サグメ
年齢14歳 性別:女性
種族:ウィークリングガルーダ
生まれ:斥
初期戦闘フェンサー3
         コンジャラー1  
                    スカウト2
                    エンハンサー1
一般技ミュージシャン3        
       レイバー4   
               べガー3
は…"冒険者"なんです。依頼を受けて、
ここに立ってる。でも、もっと力があったなら…
…彼も救うことが出来たのでしょうか?」
 

経歴

山脈のガルーダの里の出身。里ではイセンと呼ばれていた。

生まれつき穢れが少なく、力が弱かったため虐待され続けながら育つ。
両足で立ち、簡単な言葉が理解できるようになると、山脈越えをする人族を襲撃するための斥役や他のヒナ達の狩り練習台として扱われるなど悲惨な日々を送る。

それでもいずれ力をつけて自分を虐待してきた連中を屈させられれば群れの一員として認められると信じ生き続けてきた。だがある日狩り練習台として執拗に攻撃されて崖から転落してしまう。もはやこれまで絶望したが、偶然通りかかった人族の女性に助けられる。

今は彼女の元で恩義を返すべく用心棒をしながら、最強の存在になり一人立ち出来るように腕を磨いている。

人物

普段は控えめで気弱な性格。特にアンデッド過去に悲惨なに遭ったのか相当苦手としており、セッション2では霊体化したランに初見ではかなりビビり、アンデッドモンスターとの戦闘でも相当取り乱していた[4]

一方で幼い頃から虐待を受けても決して折れない反精神の持ちでもある。強さが是とされる蛮族の生まれなこともあり、精神・体問わず「強さ」に対しては摯でストイック。
同時に弱い立場の地を知っているが故に村人リンチされているゴブリンに心を痛めたり、明らかに偽りの降をしてきたゴブリン遇に同情しつつもその手で命を奪ったことに負いを感じるなど、蛮族でありながら優しい性格を持っているためそのに苦しんでいる。

良くも悪くも世慣れせず純セッション2ではそれが災いし、ケルベロス相手にともすれば逆鱗に触れかねない行動をとっている(ただしそのすぐ後にPLによる純さを装った心理的駆け引きが炸裂した)。

後述するソニアに助けられて以来、彼女と二人旅をしている。その際、女性二人だと何かと危険なため、歳の割に身長が高いことを利用し、更には一人称を「」とすることで男性と思われるようにしている。

また蛮族であるため、蛮族の特徴や習性を熟知しており、仲間にもその知識を共有している(一度ユーリ蛮族に詳しいことを言及されて危うくボロが出そうになったが、ソニアフォローもあり難を逃れた)。

セッション2終了時点ではソニア以外には自分が蛮族であることを隠しており、幕間の温泉回でもソニア共々温泉には浸からなかった。

非常に健啖セッション1では2人分の定食をあっさりらげ、セッション2では催眠にかかた際「一生に一度でいいのでお腹いっぱいご飯が食べたい」と漏らしている。(ただしその直後に行われたガーゴイル食事会では(半ば強制だが)気分が悪くなるまで食べ過ぎたため一応願いはっている。

ライアーという小さな琴を持っており、セッション1ではアンジェ精霊たちを慰撫する舞いを踊る際に楽曲を提供した。 また豊漁祭で行われた音楽コンテストでは決勝まで進出している(惜しくも優勝は逃している)。

冒険者稼業のないオフの日には建築工事のアルバイトや言語の勉強イベント参加などを行っている。なお読み書きがまだ不十分なためか、冒険日常を表した日記では難しい漢字は使われずひらがなが多用される。

アンジェから貰った受益者のシンボルにはワタリガラスが描かれている[5]






名前:ソムニアルネスタ/ソニア
PL:ドレミー・スイート
年齢:25歳 性別:女性
種族:ナイトメア人間
生まれ:神官
初期戦闘プリーストシーン)2
         ファイター1
                    セージ3
一般技:クレリック4
               リンギスト3
              ハウスキーパー3
「義を見て為さざるは勇なきなり。
行きましょうか。」

人物

山脈の北にある神ムスタ帝国出身のシーン神官。

かつて神殿前に捨てられていた孤児であり、神殿で育てられた。神殿では周囲の環境恵まれていたため気付かなかったが、神殿外ではナイトメアということで冷たい視線と言葉にされる。

このことで次第に神殿の中で引き籠るようになっていったが、幼馴染キルヒア神官であるイオン巡礼の旅へと連れ出される。彼と諸を旅するうちに、彼の口である「君が思っているほど世界は冷たくない」という言葉を実感し、人々の温かさを知ることとなる。

次のであるアルヴェドをして狭山脈を越えていた時、崖でウィークリング子供が倒れているのを見つける。何だか他人事ではない気がしたため、イオンとともに彼女の手当てをしてその晩岩陰で野営をすることに。先にイオンが寝て、交代で彼を起こしまで寝ていたが、起きるとイオンの姿は何処にもなかった。

今はウィークリング子供メグとともに、イオンが最後にしていたアルヴェド王で助け出した彼を探している。

人物 

他者に情深く面倒見が良いナイトメア女性。また心配症で用心深く、またセッション1では依頼解決後に蛮族の残党による襲撃を警したり、セッション2では初対面の先輩達が本物かどうかをかけて確かめている。ただし心配性が行きすぎて時々小言が多くなるという欠点がある。

過去に行われた王によるハドリー蛮族掃討の規模について、村人の話や周囲の状況から的確に判断するなど洞察力・分析力にも優れている。

自身が過去に冷遇された経験があるため、保護者としてメグに対しては特に世話を焼いている。
また彼女蛮族社会から引き離し、人族社会生活させることが本当にメグのためになるのかについては日々煩している。

山脈を徒歩で越えてきた女性ということで"奇跡の山脈越え"という二つ名を付けられ一部の人々の間では有名になっており、ウニアッシュソニア名前を知っていた。

対峙したゴブリンく、ムチムチな体系なようで執拗に狙われていた。
羊符「ナイトメア・オブ・キメラ」?何のことかな? 

セッション4終了時点でナイトメアであることは隠しており、幕間の温泉回でもメグ共々温泉には浸からなかった。

冒険者稼業のないオフの日にはユーリメグの付き添い、シーン殿依頼の週末講談や現地布教をして過ごしている。

なおPLのドレミー一のTRPG経験者であり、その経験からセッション4では咄嗟のアドリブにも対応したRPを見せている(本人的には渋々だったが)


登場人物 ~GMサド~

GM八意永琳

 

"元"賢者。隠居後も都の動向を見守っており、東方紺珠伝では事態の収拾のため子の優曇華派遣させていた(東方紺珠伝の詳細は該当項目を参照のこと)。

この時の都側の対応を責めるとともに自らの引継ぎ&教育不足を顧みて、純狐を宥める方法としてTRPGを提示した。謂わば本卓の発起人。

GMとしては常に然とした態度で物語を進める。卓を立ち上げた理由が上述のように都組の教育であるためか、卓中でも仲間同士で助け合うなどのRPや良い判断をした場合には称讃の言葉を掛けたり、所々で試練のような展開をPC達に課したりしている。

素知らぬ顔で豊姫[6]サグメに雉を食べさせて[7]、後になって何を食べたのかを当人達に教えるなど腹黒い面も見せる。

ちなみにこの卓は適度な時間、明晰夢を見られるようになる彼女の新「胡丸リベレーション」を使用しての中で行われているのだが、何とこの、飲んだ間から強な眠気に襲われて数歩も歩けない内に寝てしまう&使った翌日は強な疲れが出て丸一日動けなくなるというとんでもない代物。ただし自分でも用し続けるのが辛かったようでセッション4ラストでは改良版である次世代胡丸リベレーションを作った様子。



物語舞台ケルディオ大陸

 "帰らずの大地"の二つ名を持つ、アルフレイム大陸の南東に位置する大陸

"混沌"と呼ばれるアルフレイム大陸と隔たれており、奇妙な流の関係で、一度ケルディオ大陸に流されると、アルフレイム大陸には戻れないとされている。
<大破局>以前はアルフレイム大陸と地続きで、様々な国家も存在していたが、現在は交流もなく、現状がどうなっているかは判然としない。

ハウスルール
NPC
エイリス(アバター:八意永琳)

 食事処兼冒険者の宿「叡智の方舟亭マインドアーク[8]店長を務めているエルフの女性。
優しく淑やかな女性だが、冒険者に成りたてのPC達にさらっとデスシナリオ[9]を渡そうとするなど腹黒な一面も見せる。

オーガの襲撃から逃げてきたアンジェを保護した人物であり、彼女が冒険者として強くなる的も知っている。なお導師としての師匠でもある。

アンジェく、過去ぎっくり腰やらかした際は山間の温泉癒していたらしい。
年齢は不明だが、アバター元の年齢年齢だし多分このキャラ年齢(ry

クロシェット(アバター:鈴仙・優曇華院・イナバ)

「幸運の」の所属の女性。種族はルーンフォークパーティー内での手先担当。同じパーティーに所属しているランは彼女人で、彼女に対する情は深い

口が軽く、思ったことをすぐ口に出してしまうため同僚のシドにはその軽口をよく叱られている。またパーティー同士が初遭遇した際のソニアシドの遣り取りの意を理解しかねるなど、あまり頭は回らない様子。NPCを演じている永琳が自分の子のことをどう思っているのか気になるところである

セッション2でランが魔域にまれた際には自分達だけで助けようとしており、シドが他者に助けをめる方針を取った際には"意気地なし"と不満げに吐き捨てている。だが最終的にはシドの方針に従い、不安の表情を浮かべながらもPC達にランの事を託した。PC達が事ランを救出し奈落の魔域から脱出した直後にに乗って駆け付ける。レイス化したランに終始ぽかんとしてしまい、シドに引き摺られる形でに乗り込み王へと引き返している。

セッション3では本人は登場しないが、メグに対してスカウトの技術を教えているようでセッション5では彼女を「子」と呼んでいる。

シド・ルイユ(アバター:鈴瑚)

 「幸運の」の所属の青年。種族はレプラカーンパーティー内での頭担当。

 頭担当だけあって聡明且つ冷静沈着。作中では本物の救助対かどうかを確かめようとするソニアの意図を即座にみ取ったり、仲間のランが魔域にまれる事態になっても今の自分達では救助は難しいと判断して救援を要請しに戻る方針を採っている。その性格上、あまり深く考えずに行動するクロシェットとは相性が良くないらしく、彼女からは憎まれ口をかれたり、逆に彼女の軽口に説教している。

セッション2では救援に来たPC達にランの救助と魔域の力化を要請し、自分達は「叡智の方舟亭」に応援を要請しに向かった。PC達が事ランを救出し奈落の魔域から脱出した直後にに乗って駆け付ける。レイス化したランに若干惑いつつもPC達に礼を言い、急いでアルヴェド王へと引き返した。ランが元気を取り戻した際にはPC達に改めて礼を言い、今後遺跡調をする際は一緒に仕事をしないかと申し出ている。

ラン(アバター:清蘭)

 「幸運の」の所属の少女。種族は人間パーティー内での担当は不明。
から見たらと見間違うような、頭に着けたい大きなリボントレードマーク
当初は臆病で泣きな性格だと思われていたがこれは孤立援の状態に追い込まれていたからで、本来の性格は快活で朗らか。見る者の心を自然と温めるような笑顔が特徴。
食福神ミィルズの神官であり、立ち絵の装備や劇中での行動から判断するにグラップラーも持っていると考えられる。

セッション2では奈落の魔域の成長から逃げる際、足を滑らせて魔域にまれてしまう。仲間は考えなしに助けに来ないと考え、独力で何とかしようと調したところでレイスフォームのを踏み霊体化→身体はワープで飛ばされる→身体を探そうとしたら部屋が消滅という連鎖トラップにより、「自力で脱出不可能かつ孤立援」という状態に追い込まれてしまう。流石に自分一人ではどうしようもなくなり、すすり泣いていた所で月旅団と出会い、以降は行動を共にする。救助対の非戦闘要員だったが、幻覚PC達が正気を失った際には殴って意識を取り戻させたり、戦闘後に魔法回復するなど随所で活躍を見せた。魔域攻略後にアルヴェド王シーン祭にリームブ・カースをかけてもらい復活。3日後には元気を取り戻し、PC達に感謝の言葉を述べ、お礼が遅くなったことを詫びている。またお礼の品として通辞の飾りを渡した。

ウニ・ルゥ・ルサン(アバター:蓬莱山輝夜)

パロ小神殿下コバ新聞[10]所属の女性。種族は人間で、年齢は21。
退色のを着ており、見た学者体。"永遠に駆け出し記者"の二つ名を持っている。

エイリスとは叔母と姪の関係(ただしエイリスエルフウニ祖母人間であり、複雑な血縁関係にある)。また彼女祖父名前コウリョウ)はかつてガナウに流れ着いたアルヴェド建の祖の一人であり、マーマン族とは交があった。

セッション3でアルヴェド王の大通りにてソニアとぶつかったことがキッカケで知り合う。その際は急いでいたので少し会話を交わした後、名刺を手渡してアッシュと共に去っていった。ガナウ港町へ向かう「豊漁ガナウ・デザウ号」にもコンタクトポータル用のの様子を見に行くために乗している。

セッション4では炊き出しに参加したり、漁師からウィリをったりと随所で登場。またそのウィリの救助願いを聞いて即依頼を作成してカイネに申請している。更に自らもその依頼を達成するべく同行することに(扱いとしてはフェロー戦闘スタイルウィザードセージと言った典的な後方)。ガナウの開拓者である祖父から体験談を聞いており、マーマン達との縁故もあって交渉役を務めた(ただし人族とマーマン達の交流の歴史マーマンにまつわる建造物についても精通していることから、縁故だけではない何か特別な繋がりがあるのではないかと考えられている。また魔神語の会話を習得していることが判明した)。

アッシュ・セニシエンタ(アバター:藤原妹紅)

アルヴェドのの自営団第二隊隊長補佐[11]を務める男性。種族はナイトメアドワーフ生まれ)。
年齢は32。"より出る"の二つ名を持っている。
性格はかなり仕事も忠実にこなす好人物。い長が特徴的。は右のこめかみ辺りから短く生えている。

ソニアとはウニ彼女とぶつかったことがキッカケで出会う[12]

セッション3ではランの救出から10日経過した後、PC達が次の仕事を探しているときに「豊漁ガナウ・デザウ号」の護衛の依頼を携えて叡智の方舟亭へとやって来る。エイリス推薦で「月旅団」を紹介され、彼女らのを見て仕事が出来ると判断し、依頼を頼むことに。

航行には彼も祭事補佐長として同乗し、戦闘にもフェローとして参加した。
なお戦闘スタイルマギテック先行のファイター魔法戦士)。武器ロングアックスを使用する。

イオン(アバター:宇佐見菫子)

ソニア幼馴染キルヒア神官。性別は男性。種族は今のところ不明。
優しく静かで、を見透かすような瞳が特徴。

種族故に冷遇されていたソニア巡礼の旅に連れ出し、彼女に人々の温かさを教えてくれた恩人。だがその旅の途中でメグを保護した翌日に突如姿を消してしまう。

「豊漁ガナウ・テザウ号」での航行で「見の着き場」で一泊した際に、ソニアの中に登場。ソニアが近付くと彼女を拒絶するかのように後ずさりをしたため、これについてソニアは自分がいたことでイオンも傷付けられたことや、自分の儘でメグを保護したことにイオンが付き合いきれなくなったのだと推察し、彼に告解している。しかしイオンソニアを見捨てたわけではないこと、メグを保護したことは関係ないこと、何も言わずに突然消えた理由が自分の臆病さや未練にあるという告解、自分達は近いうちに出会えること、そして辛くても世界を呪わずに生きていくことをソニアに進言する。直後にソニアからを覚ましたため、多くのを残したまま去ることとなった。

カイネ(アバター:上白沢慧音)

ガナウ港町にある冒険者ギルド支部〈太古鱗亭〉の支部長を務める女性。種族はリルドラケン生まれのナイトメアで、大きなが特徴。ギルドの長だけあって泰然とした男勝りな人物。立ち絵では煙管を持っており、魔香をふかしている。

アルヴェドの出身ではなくリルドラケンの生まれ。このの者は呪物の扱いに慣れており、また「黄金歌」という大陸に隠された宝のありかを謡う伝承も持っていた。このため呪物や伝承に関しては有識者と言えるほど詳しい。

ギルドに務める以前は隊商の一員で、その時のリーダーと共に三位一体の宝玉の伝説を追っていた。そして跡を辿りながらフェルティリス地方まで辿り着くが、的の宝玉は見つからずに終わる。その後紆余曲折あって隊商は解散している。

セッション4ではアッシュ依頼されてコーダの保護も行っていた。だが彼女言や言動については内容があまりに支離滅裂だったため信用しておらず、彼女への対応には苦慮していた。そのため面会を持ちかけてきたPC達には解決の糸口になることを期待して、また事前アッシュエイリスから話を聞いて初対面の段階から信用していたこともあって快く面会を許可している。

面会後にエイリスから手紙で打診されていた"秘められし瞳"について鑑定を実施し、鑑定後にアイテムの出自や取り扱いについて見解を示し、そしてユーリ魔神と接するときは十分に用心するよう警告している。

その後に海岸にてウィリ[13]漁師が揉事を起こした際には調停役として騒ぎを沈めた。そしてウィリの話を聞いたウニからその場で出された依頼について即依頼書を作成・受注し、依頼として月旅団に持ち掛けている。

コーダ(アバター:レイセン)

ローレライによって利岩近くの洞監禁されていた身元不明少女ローレライの遺言を受けた月旅団によって保護された。立ち絵では修のような衣服を身に着けている。

発見当時はの熱病(後に魔神に呪われたサンダーバードから溢れるマナを浴びたことによるものと判明)によって衰弱した状態で眠っており話が出来ない状態にあったが、ギルド支部<太古鱗亭>で保護されて意識を取り戻す。

人懐っこい性格で感情豊か。細かいことはあまり気にしないなど、子供っぽさを感じさせる人物。相手のことは名前に氏を付けて呼ぶ(例:ユーリ氏)独特な話し方をする。

そしてその言動はあまりに支離滅裂[14]で、カイネや彼女の様子を見に来た月旅団のメンバーも困惑してしまっている。

外観上は人間だが種族は不明(記憶を失くしているため本人も知らない)。当初は本人の口から参照データという単語が出たことからルーンフォークと思われたが、本人はルーンフォークのことを"人隷属機械"と呼んでおり、自分は別種族であると明言している。時折心の中で機械の様にプログラム読み上げる行動が見られる。

本人く正式名称はProject トリヴィア=コードαなのだが長くて呼びにくいためユーリコーダ渾名を付けられ、以降はその名称を使うように。

記憶器官を損傷して本人自身が詳細を覚えていないこともあり、現時点では不明な点が多く情報同士の繋がりも少ない。セッション4終了時点で判明している情報を挙げると

  • 歴史をつなぐ者、ヒトに作られたヒトしもべ」であり、人造物[15]であること。
  • 名前の"コードα"とは外界と接触するための端末であること。
  • 別の場所にいる[16]の元へ〈大破局〉の先に生きる人々を連れていくという使命がある。
  • 条件がったら最低限のデータだけ積んで人族と接触する手はずになっていたが、記憶器官が故障しており洞窟までの記憶はなく、自分がどこから来たか、どこへ行くのかは不明。
  • 当面の標については自分を完成形態にすること(ただし具体的な内容については秘匿している)
  • 体からのメッセージは受信できる。現在は"大きな都市に向かえ"という命を受けている。
  • ローレライとは大きなで出会い、溺れていたところを助けられる。なおローレライからは何度説明しても人間だと勘違いされていたとのこと。乱暴にされず体も急かさなかったので少しの間一緒に居たが、儀式を施されそうになったために逃げようとする。だがとともにやってきた魔神によって呪われたサンダーバードから溢れるマナが原因で熱病を発生してしまい、そこから先の記憶はほとんどなく、気付いたら<太古鱗亭>にいたとのこと。
  • 自らを攫ったローレライのことはキレイ蛮族と呼んでおり、彼女らの死を知らされた際には悲しみを感じていた[17]

カイネを説得して自分をここから出してほしいとユーリ達に持ち掛け、自らの身の上について説明する。その結果、言っていることは理解できない彼女に邪気ももないと判断したユーリ達とともにアルヴェドまで一緒に行くことに。だが任務が了しアルヴェドに戻るまでは引き続き<太古鱗亭>にて保護される。次回のセッション5ではメグエイリスの描写を見る限り、事にアルヴェドに到着したようである。

ウィリ(アバター:チルノ)

辺に現れる人間代の少女の姿をした妖精カテゴリ上はれっきとした魔物である。
ウィリは種族名であり、個体名は不明。

見た通り子供っぽくおてんばな性格。面も同様に子供っぽく、自分が陸地にやってきた経緯の説明も色々情報が欠けて要領が掴めなかったり、ユーリが簡潔に全員名前について紹介しても全く覚えておらず自分がつけた渾名で呼んでいる。

タンノズに使役されてマーマンとの戦争に駆り出されている現状から自分達を開放してもらうべく、妖精契約を行える人物に救助をめてに来所した。だが運悪くマーマン、ひいては魔物に敵愾心を抱いている近隣の漁師から暴行を受けてしまったところを、ウニ達に助けられる。

での中ではPC達にボトムウォーキングをかけて水中での移動を可にし、案内役を務めた。また密猟者との戦闘ではハードウォーターをかけて援護した。依頼解決後は 通しが良く太陽が浴びられる場所に設置するとご利益があるという、ウィリの姿を模した小さな人形プレゼントした。

冒険の軌跡

ネタバレ防止のためセッション導入部のあらすじのみ記述しています。

意図せずアルヴェド王の冒険者の宿「叡智の方舟亭」に集まったPC達。和気藹々と話している時にハドリーから退治の依頼が入ってくる。手持ち金が少ないPC達はその場でパーティーを結成し、その依頼を引き受ける。しかしこ依頼の裏には依頼者も気付いていない相が隠されていた…

 パーティー月旅団」を結成してから思い思いに過ごすPC一行。そんなある日、エイリスから同じ「叡智の方舟亭」に所属するパーティー「幸運の」が未開拓の遺跡調開始から3日ほど戻ってこないことを聞かされる。3日経っても戻らない場合は援軍を送って欲しいという話を受けていたため、エイリスは「月旅団」に様子を見に行くことを依頼する。名を受けて速現地に向かった彼女達が見たものとは…?

ランの救出から10日後。十分に休暇を楽しんで、そろそろ仕事を探すも見合う依頼が見つからないPC達。そこへアルヴェド王の自営団第二隊隊長補佐であるアッシュから「豊漁ガナウ・テザウ号」の護衛依頼を提案され…

途中いくつかの障害がありながらも事にガナウ港町に到着したユーリ達。炊き出し
救助した子供の様子を見に行くなどして収穫祭の最終日を過ごす。そんなとき辺にて漁師とウィリが騒動を起こしているのを発見する。騒動を沈めた後、ウィリから話を聞くと…?

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脚注
  1. *これらはレンジャーの向上も兼ねていると考えられる。
  2. *導師達の間では精神・体共なる強者、自然界の薬師、良き友人を意味するシンボルデザインは猛々しいものではなくが丸くて可らしい感じ。
  3. *東方儚月抄でも依姫に桃を食べすぎていることを指摘されているが、聞き流している。
  4. *戦闘に関してはPCのサグメが昔から重度の潔癖症であることも影響している。
  5. *魔法を使って魂の源を大地に撒いた霊鳥で、"獲物を多くの種と分け合う鳥"でもある。自由な世界の創造主の象徴。
  6. *豊姫の元ネタが海神の娘「豊玉姫」で、その正体は現代でいう鮫。つまり半ば共食いさせられていた。なおこの時、白目で口から液体を吹き出す豊姫の立ち絵がわざわざ用意されている。
  7. *サグメのイメージが鳥の「鷺」であるためこちらも半ば共食い。またサグメの元ネタの天探女にとって雉は因縁の存在である。
  8. *宿のエムブレムは方舟が彫られたもの
  9. *仮に受けたら間違いなく全滅必至の依頼の通称。依頼内容は大抵が高レベルモンスターの退治。
  10. *国内広く流通している新聞社で、ソニアも読んだことがある。
  11. *サグメは彼がこの役職に置かれているのもナイトメアという被差別民かつ積極的に使い潰せるポジションであるためと考察している。
  12. *ただしそれ以前から神殿の警備担当時間が彼女の週末講談の時間と重なっているためソニアとは顔馴染みだった
  13. *この時ウィリの正体を一で見抜いているほか、戦闘を有していることをめかす発言がある。
  14. *スラングで言うところの電波系。おそらく玉力である特殊な波動による通信→電波電波系という連想から来ている。
  15. *人造物の種族というとルーンフォーク以外ではホムンクルスが当てはまるが、ホムンクルスは一般的に感情がないとされておりコーダの特徴とは合致しない。〈大破局〉について言及していることから魔動機文明アル・メナスに作られた魔動機の一種(ソードワールド2.0公式リプレイに人魔動機が登場しているものがある)とも考えられるが、現状では不明。
  16. *メグは「ボタイ」という人物と勘違いしている節がある。
  17. *ただし蛮族という種族全体に対しては敵対者である自覚はある模様。

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月の賢者たちのケルディオン冒険録

1 アルカ
2022/07/22(金) 22:22:09 ID: OvAzGK62cA
新規投稿しました。
誤字脱字やおかしな点等あればご意見等頂けると幸いです。感想もお待ちしています。

これからも応援してます!
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2 ななしのよっしん
2022/07/22(金) 23:25:46 ID: wD7LJZ4x2t
記事作成お疲れ様です!
細やかなところも書いてくださっており、豆知識の補足もありとても読みごたえがある記事ですね。綺麗にまとめてくださってるので大変助かります。
👍
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3 レベラー
2022/07/30(土) 11:16:53 ID: MTO1Z/ZYmy
デザインも含めて、めっちゃ凝った記事。
すごい
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