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祈れ、手を取り合えると。 祈れ、この夜はきっと明けると。 月の賢者のケルディオン冒険録とはeagle88氏が投稿している東方卓遊戯動画である。 本作は、「グループSNE」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する ※以降、ネタバレとなる部分は隠してあります。読みたい方は反転させてお読みください。 あらすじ
概要使用システムは「ソード・ワールド2.5」。ルールブックは2.5のⅠ・Ⅱ・Ⅲ。サプリメントは『ET』,『ML』,『OPB』,『MA』、セッション3以降は『GR』,『幻戦』、セッション4以降は『BM(魔物データのみ)』、セッション5以降は『NHB(魔物データのみ)』を使用する。 冒険の舞台は"帰らずの大地"「ケルディオン大陸」。その北東にある緑豊かな大地「フェルティリス地方」の海洋大国「アルヴェド王国」より始まる。 登場人物 ~PLサイド~パーティ名ぼうげつりょだん セッション1の依頼解決後にパーティーを組むことにしたPC一行が決めた名前。命名者はユーリ(依姫)。 ・ラクシアでは互いに対する不信感や思い遣りの欠如による事件が多発している。それらの事件を解決していく自分達は夜の帳に隠された道を優しく照らす月光でありたい。 ・月は日が昇ればその役目を終えて地平の裏に帰る。自分達も問題を解決しアルヴェドの地に「日が昇り朝が来る」まで照らして後を託せるようになれば、潔く身を引いて去る集団になりたい。 という願いが込められている。 ちなみにセッション4終了時点でリーダーや渉外の窓口役は決まっていない。
物語の舞台「ケルディオン大陸」"帰らずの大地"の二つ名を持つ、アルフレイム大陸の南東に位置する大陸。 "混沌海"と呼ばれる海でアルフレイム大陸と隔たれており、奇妙な海流の関係で、一度ケルディオン大陸に流されると、アルフレイム大陸には戻れないとされている。 ハウスルール
NPCエイリス(アバター:八意永琳) 食事処兼冒険者の宿「叡智の方舟亭」[8]の店長を務めているエルフの女性。 オーガの襲撃から逃げてきたアンジェを保護した人物であり、彼女が冒険者として強くなる目的も知っている。なお森羅導師としての師匠でもある。 アンジェ曰く、過去にぎっくり腰をやらかした際は山間の温泉で癒していたらしい。 クロシェット(アバター:鈴仙・優曇華院・イナバ)「幸運の耳」の所属の女性。種族はルーンフォーク。パーティー内での手先担当。同じパーティーに所属しているランは彼女の主人で、彼女に対する愛情は深い。 口が軽く、思ったことをすぐ口に出してしまうため同僚のシドにはその軽口をよく叱られている。またパーティー同士が初遭遇した際のソニアとシドの遣り取りの真意を理解しかねるなど、あまり頭は回らない様子。NPCを演じている永琳が自分の弟子のことをどう思っているのか気になるところである セッション2でランが魔域に呑まれた際には自分達だけで助けようとしており、シドが他者に助けを求める方針を取った際には"意気地なし"と不満げに吐き捨てている。だが最終的にはシドの方針に従い、不安の表情を浮かべながらもPC達にランの無事を託した。PC達が無事ランを救出し奈落の魔域から脱出した直後に馬車に乗って駆け付ける。レイス化したランに終始ぽかんとしてしまい、シドに引き摺られる形で馬車に乗り込み王国へと引き返している。 セッション3では本人は登場しないが、メグに対してスカウトの技術を教えているようでセッション5では彼女を「愛弟子」と呼んでいる。 シド・ルイユ(アバター:鈴瑚)「幸運の耳」の所属の青年。種族はレプラカーン。パーティー内での頭脳担当。 頭脳担当だけあって聡明且つ冷静沈着。作中では本物の救助対象かどうかを確かめようとするソニアの意図を即座に汲み取ったり、仲間のランが魔域に呑まれる事態になっても今の自分達では救助は難しいと判断して救援を要請しに戻る方針を採っている。その性格上、あまり深く考えずに行動するクロシェットとは相性が良くないらしく、彼女からは憎まれ口を叩かれたり、逆に彼女の軽口に説教している。 セッション2では救援に来たPC達にランの救助と魔域の無力化を要請し、自分達は「叡智の方舟亭」に応援を要請しに向かった。PC達が無事ランを救出し奈落の魔域から脱出した直後に馬車に乗って駆け付ける。レイス化したランに若干惑いつつもPC達に礼を言い、急いでアルヴェド王国へと引き返した。ランが元気を取り戻した際にはPC達に改めて礼を言い、今後遺跡調査をする際は一緒に仕事をしないかと申し出ている。 ラン(アバター:清蘭) 「幸運の耳」の所属の少女。種族は人間。パーティー内での担当は不明。 セッション2では奈落の魔域の成長から逃げる際、足を滑らせて魔域に呑まれてしまう。仲間は考えなしに助けに来ないと考え、独力で何とかしようと調査したところでレイス・フォームの罠を踏み霊体化→身体はワープで飛ばされる→身体を探そうとしたら部屋が消滅という連鎖トラップにより、「自力で脱出不可能かつ孤立無援」という状態に追い込まれてしまう。流石に自分一人ではどうしようもなくなり、すすり泣いていた所で儚月旅団と出会い、以降は行動を共にする。救助対象の非戦闘要員だったが、幻覚でPC達が正気を失った際には殴って意識を取り戻させたり、戦闘後に魔法で回復するなど随所で活躍を見せた。魔域攻略後にアルヴェド王国のシーン司祭にリームブ・カースをかけてもらい復活。3日後には元気を取り戻し、PC達に感謝の言葉を述べ、お礼が遅くなったことを詫びている。またお礼の品として通辞の耳飾りを渡した。 ウニ・ルゥ・ルサン(アバター:蓬莱山輝夜)パロ小神殿下コバト新聞社[10]所属の女性。種族は人間で、年齢は21。 エイリスとは叔母と姪の関係(ただしエイリスの母はエルフ、ウニの祖母は人間であり、複雑な血縁関係にある)。また彼女の祖父(名前はコウリョウ)はかつてガナウに流れ着いたアルヴェド建国の祖の一人であり、マーマン族とは親交があった。 セッション3でアルヴェド王国の大通りにてソニアとぶつかったことがキッカケで知り合う。その際は急いでいたので少し会話を交わした後、名刺を手渡してアッシュと共に去っていった。ガナウ港町へ向かう「豊漁船ガナウ・デザウ号」にもコンタクト・ポータル用の祠の様子を見に行くために乗船している。 セッション4では炊き出しに参加したり、漁師からウィリを庇ったりと随所で登場。またそのウィリの救助願いを聞いて即興で依頼を作成してカイネに申請している。更に自らもその依頼を達成するべく同行することに(扱いとしてはフェロー。戦闘スタイルはウィザード+セージと言った典型的な後方型)。ガナウの開拓者である祖父から体験談を聞いており、マーマン達との縁故もあって交渉役を務めた(ただし人族とマーマン達の交流の歴史やマーマンにまつわる建造物についても精通していることから、縁故だけではない何か特別な繋がりがあるのではないかと考えられている。また魔神語の会話を習得していることが判明した)。 アッシュ・セニシエンタ(アバター:藤原妹紅)アルヴェドの街の自営団第二隊隊長補佐[11]を務める男性。種族はナイトメア(ドワーフ生まれ)。 ソニアとはウニが彼女とぶつかったことがキッカケで出会う[12]。 セッション3ではランの救出から10日経過した後、PC達が次の仕事を探しているときに「豊漁船ガナウ・デザウ号」の護衛の依頼を携えて叡智の方舟亭へとやって来る。エイリスの推薦で「儚月旅団」を紹介され、彼女らの目を見て仕事が出来ると判断し、依頼を頼むことに。 航行には彼も祭事補佐長として同乗し、戦闘にもフェローとして参加した。 イオン(アバター:宇佐見菫子)ソニアの幼馴染のキルヒア神官。性別は男性。種族は今のところ不明。 種族故に冷遇されていたソニアを巡礼の旅に連れ出し、彼女に人々の温かさを教えてくれた恩人。だがその旅の途中でメグを保護した翌日に突如姿を消してしまう。 「豊漁船ガナウ・テザウ号」での航行で「星見の船着き場」で一泊した際に、ソニアの夢の中に登場。ソニアが近付くと彼女を拒絶するかのように後ずさりをしたため、これについてソニアは自分がいたことでイオンも傷付けられたことや、自分の我儘でメグを保護したことにイオンが付き合いきれなくなったのだと推察し、彼に告解している。しかしイオンはソニアを見捨てたわけではないこと、メグを保護したことは関係ないこと、何も言わずに突然消えた理由が自分の臆病さや未練にあるという告解、自分達は近いうちに出会えること、そして辛くても世界を呪わずに生きていくことをソニアに進言する。直後にソニアが夢から目を覚ましたため、多くの謎を残したまま去ることとなった。 カイネ(アバター:上白沢慧音)ガナウ港町にある冒険者ギルド支部〈太古の竜鱗亭〉の支部長を務める女性。種族はリルドラケン生まれのナイトメアで、大きな角が特徴。ギルドの長だけあって泰然とした男勝りな人物。立ち絵では煙管を持っており、魔香草をふかしている。 アルヴェドの出身ではなくリルドラケンの谷の生まれ。この谷の者は呪物の扱いに慣れており、また「黄金歌」という大陸に隠された宝のありかを謡う伝承も持っていた。このため呪物や伝承に関しては有識者と言えるほど詳しい。 ギルドに務める以前は隊商の一員で、その時のリーダーと共に三位一体の宝玉の伝説を追っていた。そして痕跡を辿りながらフェルティリス地方まで辿り着くが、目的の宝玉は見つからずに終わる。その後紆余曲折あって隊商は解散している。 セッション4ではアッシュに依頼されてコーダの保護も行っていた。だが彼女の証言や言動については内容があまりに支離滅裂だったため信用しておらず、彼女への対応には苦慮していた。そのため面会を持ちかけてきたPC達には解決の糸口になることを期待して、また事前にアッシュやエイリスから話を聞いて初対面の段階から信用していたこともあって快く面会を許可している。 面会後にエイリスから手紙で打診されていた"秘められし瞳"について鑑定を実施し、鑑定後にアイテムの出自や取り扱いについて見解を示し、そしてユーリに魔神と接するときは十分に用心するよう警告している。 その後に海岸にてウィリ[13]と漁師が揉事を起こした際には調停役として騒ぎを沈めた。そしてウィリの話を聞いたウニからその場で出された依頼について即興で依頼書を作成・受注し、指名依頼として儚月旅団に持ち掛けている。 コーダ(アバター:レイセン)ローレライによって犀利岩近くの洞穴で監禁されていた身元不明の少女。ローレライの遺言を受けた儚月旅団によって保護された。立ち絵では修道服のような衣服を身に着けている。 発見当時は謎の熱病(後に魔神に呪われたサンダーバードから溢れるマナを浴びたことによるものと判明)によって衰弱した状態で眠っており話が出来ない状態にあったが、ギルド支部<太古の竜鱗亭>で保護されて意識を取り戻す。 人懐っこい性格で感情豊か。細かいことはあまり気にしないなど、子供っぽさを感じさせる人物。相手のことは名前に氏を付けて呼ぶ(例:ユーリ氏)独特な話し方をする。 そしてその言動はあまりに支離滅裂[14]で、カイネや彼女の様子を見に来た儚月旅団のメンバーも困惑してしまっている。 外観上は人間だが種族は不明(記憶を失くしているため本人も知らない)。当初は本人の口から参照データという単語が出たことからルーンフォークと思われたが、本人はルーンフォークのことを"人型隷属機械"と呼んでおり、自分は別種族であると明言している。時折心の中で機械の様にプログラムを読み上げる行動が見られる。 本人曰く正式名称はProject トリヴィア=コードαなのだが長くて呼びにくいためユーリにコーダと渾名を付けられ、以降はその名称を使うように。 記憶器官を損傷して本人自身が詳細を覚えていないこともあり、現時点では不明な点が多く情報同士の繋がりも少ない。セッション4終了時点で判明している情報を挙げると
カイネを説得して自分をここから出してほしいとユーリ達に持ち掛け、自らの身の上について説明する。その結果、言っていることは理解できないが彼女に邪気も嘘もないと判断したユーリ達とともにアルヴェドまで一緒に行くことに。だが任務が完了しアルヴェドに戻るまでは引き続き<太古の竜鱗亭>にて保護される。次回のセッション5ではメグやエイリスの描写を見る限り、無事にアルヴェドに到着したようである。 ウィリ(アバター:チルノ)水辺に現れる人間代の少女の姿をした妖精。カテゴリ上はれっきとした魔物である。 見た目通り子供っぽくおてんばな性格。頭脳面も同様に子供っぽく、自分が陸地にやってきた経緯の説明も色々情報が欠けて要領が掴めなかったり、ユーリが簡潔に全員の名前について紹介しても全く覚えておらず自分がつけた渾名で呼んでいる。 タンノズに使役されてマーマンとの戦争に駆り出されている現状から自分達を開放してもらうべく、妖精と契約を行える人物に救助を求めて街に来所した。だが運悪くマーマン、ひいては魔物に敵愾心を抱いている近隣の漁師から暴行を受けてしまったところを、ウニ達に助けられる。 海での道中ではPC達にボトムウォーキングをかけて水中での移動を可能にし、案内役を務めた。また密猟者との戦闘ではハードウォーターをかけて援護した。依頼解決後は 風通しが良く太陽の光が浴びられる場所に設置するとご利益があるという、ウィリの姿を模した小さな人形をプレゼントした。 冒険の軌跡ネタバレ防止のためセッション導入部のあらすじのみ記述しています。 意図せずアルヴェド王国の冒険者の宿「叡智の方舟亭」に集まったPC達。和気藹々と話している時にハドリー村から狼退治の依頼が入ってくる。手持ち金が少ないPC達はその場でパーティーを結成し、その依頼を引き受ける。しかしこの依頼の裏には依頼者も気付いていない真相が隠されていた…
パーティー「儚月旅団」を結成してから思い思いに過ごすPC一行。そんなある日、エイリスから同じ「叡智の方舟亭」に所属するパーティー「幸運の耳」が未開拓の遺跡調査開始から3日ほど戻ってこないことを聞かされる。3日経っても戻らない場合は援軍を送って欲しいという話を受けていたため、エイリスは「儚月旅団」に様子を見に行くことを依頼する。指名を受けて早速現地に向かった彼女達が見たものとは…?
ランの救出から10日後。十分に休暇を楽しんで、そろそろ仕事を探すも見合う依頼が見つからないPC達。そこへアルヴェド王国の自営団第二隊隊長補佐であるアッシュから「豊漁船ガナウ・テザウ号」の護衛依頼を提案され… 途中いくつかの障害がありながらも無事にガナウ港町に到着したユーリ達。炊き出しや 脚注
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