「木下昌直」(きのした・まさなお ? ~ 1610)とは、龍造寺四天王の一人に数えられる勇将であり、沖田畷の戦いで龍造寺隆信戦死の報に敵陣へと突撃していった忠臣であり、信長の野望Onlineオリジナルキャラ「晶」の元ネタの人である。
龍造寺四天王 |
成松信勝 |
百武賢兼 |
木下昌直 |
江里口信常/円城寺信胤 |
概要
元は京都出身で、木下覚順の養子となって鍋島信生(鍋島直茂)に仕えて佐嘉城での大友宗麟の8万vs龍造寺隆信の5千での戦いの際に、奇襲によって大友軍を撤退させた今山の戦い等に従軍して戦功を挙げ、龍造寺隆信の直臣に取り立てられて、龍造寺四天王の一人に数えられた。
※成松信勝・百武賢兼・木下昌直の三人は、史書において必ず龍造寺四天王に名を連ねているが、最後の一人は江里口信常か円城寺信胤のパターンに分かれており、このことが「五人揃って龍造寺四天王」の元ネタとなっている。
沖田畷の戦いでは、龍造寺家当主・龍造寺政家(※龍造寺隆信は隠居済)や鍋島信生(鍋島直茂)の旗下で戦い、島津家久の釣り野伏により中軍の龍造寺隆信本隊が崩壊するのにあわせて龍造寺政家や鍋島信生(鍋島直茂)の部隊も総崩れになる際に、龍造寺隆信戦死の報を聞いた木下昌直は、
- 混乱する本隊へと突入して龍造寺隆信の戦死を確認。
- 撤退中の龍造寺政家や鍋島信生(鍋島直茂)ら別働隊の元へ戻り、戦況を報告。
- だが、また戦場に舞い戻りしんがりとして奮戦。
- 鍋島が部下を守備兵として残していた、戦場にほど近い大野城へ赴き、守備兵らに鍋島が無事である事と戦況を報告。
- 大野城の守備兵らと戦場を脱出してようやく帰還。
という壮絶な戦闘を掻い潜っている。このあたりは『九州治乱記』という軍記に詳しい。
※その他「木下昌直」の詳細についてはWikipediaの該当記事参照の事。
龍造寺四天王では唯一、龍造寺隆信の直臣ではなく鍋島直茂の配下であった為か、四天王に含みたくないとする場合が多く、「信長の野望Online」では、木下昌直をモチーフにした「晶」と言う上目遣いに定評のあるボスキャラが登場する。
戦極姫シリーズでも無理矢理に四天王になろうとしている武将として登場。
戦極姫2のコンシュマー版における龍造寺家シナリオでは主人公と同じ時期に仕官という設定になっていて、お調子者のバカキャラとして視聴者から人気がある。また隆信が戦死した後も戦い続け直茂、主人公を逃がした後で他の四天王たちとともに負傷はしているが無事生還し、四天王に見合う人物という評価を得ることができた。
天下統一2では知将系のキャラだったのに。戦極姫3では女の子になってしまっており、良くも悪くも成り行きを期待するところではある。
関連動画
▼木下昌直がモデルの信長の野望Onlineのキャラ「晶」
補足
軍事能力 | 内政能力 | |||||||||||||
戦国群雄伝(S1) | 戦闘 | - | 政治 | - | 魅力 | - | 野望 | - | ||||||
武将風雲録(S1) | 戦闘 | - | 政治 | - | 魅力 | - | 野望 | - | 教養 | - | ||||
覇王伝 | 采配 | 69 | 戦闘 | 78 | 智謀 | 40 | 政治 | 28 | 野望 | 33 | ||||
天翔記 | 戦才 | 146(A) | 智才 | 80(B) | 政才 | 52(C) | 魅力 | 54 | 野望 | 40 | ||||
将星録 | 戦闘 | - | 智謀 | - | 政治 | - | ||||||||
烈風伝 | 采配 | - | 戦闘 | - | 智謀 | - | 政治 | - | ||||||
嵐世記 | 采配 | 63 | 智謀 | 42 | 政治 | 17 | 野望 | 32 | ||||||
蒼天録 | 統率 | 67 | 知略 | 43 | 政治 | 17 | ||||||||
天下創世 | 統率 | 72 | 知略 | 45 | 政治 | 16 | 教養 | 56 | ||||||
革新 | 統率 | 81 | 武勇 | 76 | 知略 | 48 | 政治 | 18 | ||||||
天道 | 統率 | 81 | 武勇 | 76 | 知略 | 48 | 政治 | 18 | ||||||
創造 | 統率 | 77 | 武勇 | 71 | 知略 | 50 | 政治 | 31 |
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関連項目
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